天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

七草

2020年01月07日 | 冬はつとめて
君がため 春の野に出でて 若菜つむ
わが衣手に 雪は降りつつ

古今和歌集・光孝天皇

 七草の行事は「子(ね)の日の遊び」とも呼ばれ、正月最初の子の日に野原に出て若菜を摘んでいました。枕草子には、「七日の若菜を人の六日にもて騒ぎ……」とあります。七種とは「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」河海抄(かかいしょう、1362年頃)

明日よりは 春菜採まむと 標めし野に
昨日も今日も 雪は降りつつ

万葉集・山部赤人


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