マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

これはどうなんでしょう・・・

2008年07月10日 | シトロエンの話
何だか突拍子も無い様な気がしないでもないですが、
C3ピカソという車が(確か7月にある)パリサロンでデビューするそうです。
名前の通りでシトロエンのミニバンシリーズであるピカソ群の最小モデルの様で、
(私はモノフォルムのユーティリティーカ-という意味だと思っていましたが)
大きさは大体キューブとかフリード辺りと同じみたいですね。

C3ピカソだそうです


正直、C3には全然見えないですし、歴代ピカソのエッセンスも見られないし、
”空力を考えてアッパーグリルは大きく開けない”といったシトロエンの鉄則にも外れています。
(実際、グリルの大きさと空力の良さはそんなに関係が無いですが)

鉄則を守ったPicasso達(クサーラピカソ、C4ピカソ、日本でいうところのC4ピカソ)


ぱっと見て分かるのは去年出た全くのコンセプトカー・カクタスとの連動性ですが、
これがシトロエンが向かう未来だとしたら、ちょっとついて行けないかもしれません。
でも、2009年の序盤に売るって書いてあるしなぁ・・・(ホイール以外は確定でしょう)
何よりデザインの為にデザインをした様なこれみよがしのフォルムが少々気になります。
前途のフリードはメルセデスのバネオとAクラスを足して2で割って
途中でこのままじゃ訴えられると気がついたのか
ちょっと格好悪くした様な(膨れ過ぎだろう・・・)余りにやっつけな格好をしていますが、
それでも理に叶った格好をしているので納得出来る物を持っていると思います。
逆にそうである必要が感じられない要素で構成されたキューブなどの様なデザインは、
例えそれが良いデザインであっても、恐らくそれでお終いなデザインなんだと思います。
まぁ、”レガシーにやりたい事を詰め込んで出来上がったらこうでした”みたいな
デザインにもなっていない様な車よりはキューブの方が1万倍志は高いと思いますが。
話が逸れてしまいましたが、デザインそのものもさる事ながら、
見た目の印象とHPに書いている事からは
シトロエンはこの車で何がしたいのかが、今ひとつ分からないというのが印象です。
(それにしても鏡に向かって喋っている様な、味気の無い文面です)
この第一印象の悪さを復す、何かビックリドッキリメカが隠されているのか、
はたまた見たまんまの車なのか、今はお楽しみにしておきます。

C3ピカソとカクタスのおしりです。

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