マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

文才とはこういう事だと思う瞬間

2009年03月06日 | 車以外の話題
最近はメガCDショップ並みの品揃えです。リリースも早いし。

奥様がそろそろ春の歌プレイリストを作りたいと言っているので
手持ちライブラリの検索とiTuneStoreで目ぼしいものの物色をし始めました。
春の歌、桜色舞うころ、桜坂、さくら[独唱]、SAKURAドロップス、春風・・・・
そんな事をしていると松たか子さんのデビューシングルである(事を知ったのは今さっきですが)
明日春が来たら(の再録版)という曲に行き当たりました。
視聴してみると知っている曲、なかなか松さんらしい良い曲です。
(私が松たか子の何を知ってるんだという話は一先ず置いといて)

記憶と音楽というのは強力にリンクしますね。


最近聴かなくなったどころか今更言うと恥ずかしい事になってしまう言葉ですが、
Web2.0の最大の特徴は情報の受け手も情報発信出来るという事。
iTunesStoreのレビューも読んでいると感心したり面白かったりという物が沢山あります。
この曲にも比較的多めのコメントが載っていて基本的には絶賛なのですが、
その中に1つ、とても磁力の強いコメントがありました。
至って倉本聰的というか、いちいち重たい言葉を自らに語りかける様に
朴訥と語っている様で、とても心に染みます。
そう見てしまうと”はぶらし”という名前にまで深みが増してきて
ああ、きっと素敵な人なんだろうなと勝手に妄想したりしてしまいます。

コメントも素晴らしいのですが、何より感銘したのは、
きっとこの方の中で大切な曲の中の上位にあると勝手に推測する中、評価は星4つ。
その一つが過去を憂う心からなのか、曲を冷静に評価する心なのかは分かりませんが、
前者だとしたらとても良い話だなぁと思いました。

次回から通常営業に戻ります。
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