マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

(かなり前に)もののついでにプリウスPHVにも乗ってきました。

2012年05月04日 | 試乗記
プラグインとは充電が出来るという意味です。

86を試乗したついでにプリウスPHVにも試乗しました。
コースは同じくメガウェブのライドワン。
プリウスPHVは外部充電出来る様になっていて
電池がリチウムイオンに替わっているプリウスです。
電池の容量が少ないので純電気自動車に比べて軽く
安く出来るというメリットと、
電池切れでパニックに陥る事がなく済みます。

ちょっと見た目が豪華になった様です。

見た目はプリウスと大体一緒です。
割愛しますが、内装、インパネまわりも殆ど一緒。
ここに100万円以上の差を払う人が
どれだけいるかなという気がしなくもないですが、
燃費はプリウスが38km/Lなのに対してPHVは脅威の60km/L。
カブより燃費が良い車というのが、とうとう出たんですね。
PHVを買ったからには当然ながら充電をしますから
(しないとただのプリウスです。ちなみに)
スタンドへ行く機会は殆ど無くなるかもしれないですね。
ところで少し話が逸れますが、
比較に使っている車はわざと赤を選んでいます。
エコカーには何故か青いアクセントが必ず付きます。
プリウスも確かに歯磨き粉の様な水色の車には
青いバッジが似合うのかもしれませんが、
赤を選ぶとこんな酷い事になるという事を
作っている人はちゃんと考えているんでしょうか。
明らかに合わないボディーカラーを選んだ時は
パーツを差し替えるくらいの配慮は欲しいものです。

色々探しても違いはこのくらいですね。

細かく見れば違いはあるのですが、
大きな違いは荷室の下の小物入れくらい。
荷室自体も床の高さは一緒ですし、
アクアの時に感動したのと同じく
トヨタはハイブリッドのレイアウト方法を
会得しているんだなと思いました。
ちなみにワゴンタイプのプリウスαは
大分室内の雰囲気が違います。

相変わらず見辛い後方視界も一緒。

プリウスはPHVが出たタイミングでマイチェンをしています。
何処が変わったのかは良く分からないのですが、
少なくともマイチェン前のプリウスと比べた時、
乗り心地が劇的に良くなっています。
マイチェン前の車に試乗した時に強く感じた
エコカー特有のペナペナ感と
タイヤがプラスチックで出来ているのかと思う
ゴツゴツ/ツルツル感が全く無くなっています。
試乗したGというグレードでプリウスと比較すると
70kg重たいので印象は大分違うと思いますが、
こんな車を買う人は物の価値が分かっていない
と思っていたプリウス、
PHVを乗る限りですが買いだと思います。
試乗車はバッテリーの残量が半分になっていたので
PHVで強化されたEVモードは試す事が出来ず。
諦めてパワーモードを試したところ、
マイチェン前の車はドカーンとトルクが出た
印象があったのですが
スルスルと加速していく様な印象に変わっていました。
ただ、ホンダのハイブリッドと違って
加速時に明らかにモーターで走っているなと感じる
電動自転車の様な感覚はそのまま残っています。
トヨタハイブリッドの味なんでしょうか。
ライドワンが平坦路なので正確な評価は出来ませんが、
電気回生を積極的にするBモードの時の
ブレーキを引きずる感じは殆ど無くなったと思います。

趣味のエコカーとしては、一番良い選択なのではないかと思います。

この日は86を乗りにやってきた訳ですが、
印象に残ったのは間違いなくこちらでした。
エコカーとよばれる車達は実際環境性能も良いのですが、
一般の車も十分に環境性能が良くなっているので、
エコカーという車趣味のジャンルが増えた
という風に解釈した方が良いと、私は思っています。
例えばEVやPHVは電気を充電して走れる
という遊び要素が追加されたといった感じです。
ただ、実用上の話で考えた時、走行距離が短くて
電池切れをしたら本当に走れなくなるEVを選ぶよりは
何も無理をする事もなく場合によってはEVより性能が上な
プリウスPHVを選んだ方が私は正解だと思います。
問題は下手をすると信号待ちの列の半分を占めている事もある
普通のプリウスと殆ど同じ格好をしている事でしょうか。
何かオーナーが優越感に浸れるものがあればいいんですけどね。

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