銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

川崎市営バス、昨春から白単色型LED方向幕を採用していた……

2023年08月03日 16時17分50秒 | 交通一般
かつては路面電車を持ち、地下鉄建設計画もあったという川崎市交通局。
今は市営バスだけの事業ですが、こちらも長らく方向幕はアンバー単色型のLEDを採用してきました。
しかしながら、昨春の新車からは白単色型に変更。昼間でも見やすくなったと好評らしい。
メーカーはレシップ製ですが、側面は名古屋市営バスと同じく“短冊形”の表示ながら、縦に5本も入りますね。
まだまだ全国的にはごく少数派ですが、なかなか斬新です。(微笑)
実は名古屋市交通局でも、毎年の入札の際は側面について縦は4ないし5本。矢印はテープでも、あるいはLEDで光らせても良いことになっていたような。
かつて、ツーマン全盛時代の名古屋市営バスでは60系統の名古屋駅前〜島田一ツ山、45系統の名古屋駅前〜荒池にしても、経由地は最高で3カ所までの表記だったか。
1972年当時、26系統の金山橋〜富田町新家は、経由地に篠原橋、烏森口、岩塚(恐らく旧・岩塚の意味かな?)を載せていたかと思います。
但し、あの名古屋市交通局のことだから、出来るだけ経費節約の意味合いもあり、今の形で2002年(NSF車など)から全く変わっていません。
但し、無理に5カ所にすれば、それだけ字が小さくなるのは至極当然。やはり今の4カ所が無難かもしれませんね。
特に有松町口無池だとか、藤田医科大学病院なんかは相当に読みにくくなるのかも。
やはり今後も4カ所表記が標準に??
しかしながら、5カ所可能にした場合は、星丘12ならば平成橋、植田11ならば伝治山、鳴子11ならば山根町も追記可能になり、かなり分かりやすくなる筈だが、複雑な心境です。
・追伸………ちなみに関東地方の関東バス。恐らくは京王系のバス会社で、基本的には前乗り後ろ降り。主に新宿区や練馬区、板橋区などを担当していますね。こちらも、まだアンバー型みたい。
東武系とみられる関東自動車。宇都宮地区で展開しており、こちらは整理券方式。まだアンバー型のようだ。
何だか紛らわしい……。

将来的には氷見線と城端線を、あいの風とやま鉄道に移管も??

2023年08月03日 14時40分47秒 | 鉄軌道
とあるサイトなどによれば、LRT化を断念し、電気式ディーゼルカーかハイブリッド車両で近代化を図ることに決まったJR城端線と氷見線について、富山県や沿線自治体などは将来的にこれらをJR西日本から地元のあいの風とやま鉄道に移管も視野に入れることを明らかにしたとか。
今後どうなるか、まだ定かではないが、在来線としては宙ぶらりん路線になった事例。
ほかには八戸線とか大湊線、七尾線なども挙げられますね。
また、大糸線北部もそう。この南小谷〜糸魚川は沿線人口は希薄だし、電化のための変電所も造れないほどの自然災害頻発区間です。
こちらも、バス化させるか、あるいはえちごトキめき鉄道に移管させるかが問われそうだ。仮にそうならば、あのET122形も非電化区間として初めて威力を発揮しそうだが。うん。


名鉄常滑線も開業110年とか………

2023年08月03日 12時55分00秒 | 鉄軌道
名鉄は公式サイトにて、このほど来る8月31日に常滑線開業110年を迎えるため、9月3日にイベントを開催すると発表しました。
その日は、久しぶりに1200系が中部国際空港駅に乗り入れるほか、6000系によるイベント列車も走らせるとか。
常滑線や河和線も開業当時は直流600ボルトだったとみられます。1948年5月までには昇圧されたか。
河和線、常滑線ともまだまだ単線区間が多かったらしいし、多屋〜常滑が複線化されたのは21世紀に入ってからですね。河和口〜河和は未だに単線。こちらも早期の複線化を望みたいが、地形上、難しいかしら?
また常滑線は1965年頃まで、特に太田川〜新舞子では伊勢湾沿いを涼しげに通過。
日長、長浦には海水浴場もありましたね。
もし、高度経済成長時代がさらに続いていたら、小鈴谷〜小野浦〜内海〜山海〜豊浜もコンビナート化されていたのかも。
中部国際空港には、JR線の乗り入れも今後も当面はなさそうだ。
これからの時代は2200系の増備として、展望の利いた新型特急車両の開発にも期待したい。
但し、今のところは車体は2200系並み、足回りは9500系並みの2500系?になる可能性が大きそうだが。うん。

路面電車の架線電圧は直流600ボルトが、やはり無難??

2023年08月03日 12時15分39秒 | 鉄軌道
日本の鉄道の架線電圧は最もポピュラーなものは直流ならば1500ボルト。交流は20キロボルト(50ヘルツ、60ヘルツ)。但し、第三軌条方式は直流750ボルトか同じく600ボルトが基本ですね。
新幹線では交流25キロボルト(同)です。
交流20キロボルトは日本だけのような。やはり25キロボルトは踏切の箇所で感電の危険がありか。
路面電車は日本の場合、すべて直流600ボルト。間もなく開業する宇都宮ライトレールだけは同750ボルトに。
宇都宮の場合、将来的には複電圧車を使い、東武鉄道宇都宮線とかJR東北本線への乗り入れの野心もあるためとか。どうか、トラブルが起こりませんように……。
また路面電車でも過去には例外的に直流1500ボルト電化が存在し、新潟交通軌道線がそう。もともと直流600ボルトでしたが、終戦直後に昇圧したらしい。
特に問題はなかったらしいが、何だか怖いね………。
さて、海外であれ、国内であれ、路面電車は直流600ボルトで、かの広島電鉄でさえそう。やはり、経済性や高速性よりも安全性を重視する表れか。
また、新潟トランシスなど車両メーカーも長らく生産ロットがその線で決められていたからだろうね。ただ、名鉄などは直流1500ボルトにも兼用出来る電車がいたのも忘れられない。美濃町線乗り入れ車両です。
また軌道線ではないが、名鉄モ3600形は複電圧車として活躍し、1965年頃までは直流600ボルトだった各務原線や小牧線、広見線、竹鼻線、西尾線、蒲郡線にも直通していました。
やはり路面電車は近代型であれ直流600ボルトが無難だろう。軌道線区間では時速40〜45キロも出せれば上等とか。
ちなみに直流750ボルト電化路線。日本では何と福塩線(福山〜府中)が最初だったらしい。今は、遠鉄西鹿島線や四日市あすなろう鉄道、三岐鉄道北勢線、箱根登山鉄道などが挙げられるが。うん。