かつては路面電車を持ち、地下鉄建設計画もあったという川崎市交通局。
今は市営バスだけの事業ですが、こちらも長らく方向幕はアンバー単色型のLEDを採用してきました。
しかしながら、昨春の新車からは白単色型に変更。昼間でも見やすくなったと好評らしい。
メーカーはレシップ製ですが、側面は名古屋市営バスと同じく“短冊形”の表示ながら、縦に5本も入りますね。
まだまだ全国的にはごく少数派ですが、なかなか斬新です。(微笑)
実は名古屋市交通局でも、毎年の入札の際は側面について縦は4ないし5本。矢印はテープでも、あるいはLEDで光らせても良いことになっていたような。
かつて、ツーマン全盛時代の名古屋市営バスでは60系統の名古屋駅前〜島田一ツ山、45系統の名古屋駅前〜荒池にしても、経由地は最高で3カ所までの表記だったか。
1972年当時、26系統の金山橋〜富田町新家は、経由地に篠原橋、烏森口、岩塚(恐らく旧・岩塚の意味かな?)を載せていたかと思います。
但し、あの名古屋市交通局のことだから、出来るだけ経費節約の意味合いもあり、今の形で2002年(NSF車など)から全く変わっていません。
但し、無理に5カ所にすれば、それだけ字が小さくなるのは至極当然。やはり今の4カ所が無難かもしれませんね。
特に有松町口無池だとか、藤田医科大学病院なんかは相当に読みにくくなるのかも。
やはり今後も4カ所表記が標準に??
しかしながら、5カ所可能にした場合は、星丘12ならば平成橋、植田11ならば伝治山、鳴子11ならば山根町も追記可能になり、かなり分かりやすくなる筈だが、複雑な心境です。
・追伸………ちなみに関東地方の関東バス。恐らくは京王系のバス会社で、基本的には前乗り後ろ降り。主に新宿区や練馬区、板橋区などを担当していますね。こちらも、まだアンバー型みたい。
東武系とみられる関東自動車。宇都宮地区で展開しており、こちらは整理券方式。まだアンバー型のようだ。
何だか紛らわしい……。