名古屋市交通局は一昨日昼頃から、令和5年度分の市バス新車総計107台のうち数台ずつを港明以外の全営業所に配属開始。令和5年8月式NF車だと説明しています。
なお、港明担当はカンツキこと幹築地1、東海11、東海12、高畑18、港巡回などで、こちらはまだ暫くは出現しないとみられます。
就役当時はノンステップ車両隠れ運用を多彩に演出してくれたNH車とNN車の淘汰も始まっていますね。
中でも思い出の多い車両としては鳴子11の前身、野並11で突然に現れたNH-78、それと就役当時は専ら八事12での隠れ運用を務めていたNH-154の辺りかな。
さらに、あのカンタカこと幹高畑1にて初めて私自身も遭遇したNH-147、148も印象的だ。当時のカンタカは“人気バス”とも呼ばれていたらしく、あの当知住宅の付近はこわごわと通過する大型ノンステップ車両に乗ろうとしたような若いファンもいたようだ。
かつては野並に配属されていたNN-58、59もカンタカにて大活躍。中川、稲西とも今季新車の配属台数が多いため、これからは白文字LED表示が特に目立つのでは。
浄心や緑も然りで、幹名駅1とか名駅14、幹原1、相生11、神宮11、八事11、原12、徳重13、徳重14、幹新瑞1、幹鳴子1、新瑞12などでは乗る機会も自ずと増えよう。また、あの最後のツーマンバス街道だった岩塚石橋とか松下付近の市バスも然りだ。今の中村11、中村12、名駅23のことです。当時は125、120、152を標榜。勿論、スマホとかインターネットも全くない時代で、残念ながらもその証拠画像はありません。残念だが。
まあ、フルカラー化については市交通局から明確な回答も出たため、今更、何も言うまい。
また後方幕での系統記号の併記についても単色型なため、まあ、無併記で良かろう。
但し、経由地の無闇矢鱈な省略だけは、どうも戴けないね。
例えば、栄12の安井町西発赤塚経由栄行き。赤塚停留所で見れば、今の表示では新栄町経由(栄12)か、高岳経由(栄14)か分からないよ!!
また、名駅13の名古屋駅発辻本通経由上飯田行き。辻本通ぐらいは容易に入る筈だが。うん。
評価したいのは星丘12。平成橋を入れただけで、かなり分かりやすく、特に系統記号まで入れる必要もなさそうだ。
特に栄行きは、いかなる路線系統であれ、経由地は1ないし2カ所は入る筈だ。今の栄だけの表示だけでは、何とも手抜きっぽい印象だ。
かつてのツーマン専用車両でも、余程の事情がない限り、当時の女性車掌たちも名古屋駅前とか栄町、御器所通、神宮東門、金山橋とかだけの後部表示は避けていたように思いますね。
確かに昔の19系統では赤萩町だけの表示、52系統での大曽根だけの表示をまま見受けましたが。
八事11での島田・平針住宅。音聞山・平針住宅にしたらどうか?
これからの名古屋市営バスの分かりやすい後部行き先表示は経由地の示し方が大きなカギになるのはほぼ間違いない!!
あのC-758系統。わざわざ系統記号なんて小さく併記する必要はなさそうだ。都心ループだけでも十分に分かるのではなかろうか??
私自身も、もし機会があれば、カラー表示云々よりも、むしろ経由地の表示での問題点をここで積極的に取り上げて、市交通局側に提案し、改善を強く要望したい気持ちだ。
ともあれ今般の白文字化で、名古屋市営バスもようやく豊鉄バスや三重交通、三岐鉄道バス、千葉中央バスなどのレベルに追い付いたとは思いますが。うん。
画像は、白文字表示が近々にも多くなりそうな徳重14の名鉄有松行きです。なぜかしら、アンバー文字でも比較的綺麗に撮れましたよ。