JR東海からJR貨物までのグループ全社は本日、来る3月16日(土曜日)実施のダイヤ改正の概略を公表しました。
なお、時刻表3月号は2月24日に発売されるそうです。
JR東海では中央西線名古屋口のローカル列車すべてを315系化。最高運転時速もこれまでの110キロから何と130キロに!! しかしながら、踏切が多い名鉄では、あまり真似をしないで欲しいね。今の120キロで沢山だわ。(苦笑)
また敦賀止まりになる特急“しらさぎ”は全席指定になります。
JR西日本では特急“やくも”サンダーバード“”の全席指定化のほか、4月6日からは順次、“やくも”を273系化。また227系500番代が新見まで乗り入れます。なお、6月には381系を全廃するそうです。
また“南紀”は新宮〜紀伊勝浦にてワンマン化とか。しかしながら、どういうシステムを取り入れるのかな? 特に乗降方法に変更はないとのことですが。
JR東日本では房総特急からE255系を事実上引退させ、E257系のほかに一部はE259系に置き換えられます。
また上越特急も651系をやめて、E257系に。
JR貨物ではEF210を8両投入。もしかしたら、あの伯備線にも本格進出かな?
九州地区にはEF510(300番代)が7両投入されます。
取り急ぎ報告まで。
なお、これに合わせて、東武鉄道や東京メトロ、肥薩おれんじ鉄道とか、えちごトキめき鉄道など整備新幹線並行在来線各社でも同日にダイヤ改正。名鉄でも、その可能性が極めて濃厚なので、ご注意ください。
中央西線は最高速度向上ですか。
時短の効果のほどは東北新幹線の都心部140キロ化のようなところと思います。
合間を縫って走る貨物列車には、ゆとりが出るものと思います。それに、特急列車も走ります。
130km/h運転が出来るのは定光寺~古虎渓間の愛岐トンネル内だけじゃないでしょうか。各駅停車になる名古屋~高蔵寺間では130km/hが出せるのはほんの一瞬でしょう。
ですがそれは、JR西日本の新快速や、一部の快速
そして在来線の特急列車でも、何十年も前から、日常茶飯事の光景になってますけど。
1988年の時刻表を見ると名古屋~高蔵寺間の所要時間は30分くらいで、最高速度は100km/hでした。
一方現在は最高速度が110km/hですが、名古屋~高蔵寺間の所要時間は変わってないんですよ。
これは、乗降時の事故防止で神経質なくらい扉扱いをしていて、以前は国鉄時代の慣習で扉閉じめ後は運転士が一呼吸置いて発車してましたが、今は扉閉め後は車掌がホーム上で扉が確実に閉まってるか、扉に挟まれてるお客様はいないかを確認して運転士にブザーで発車合図を送り、その合図を受けて運転士は列車を発車させるので、扉閉めから発車まで数十秒かかってます。
この様に徹底した安全確認で駅での停車時分が伸びる分を最高速度引き上げで補い、所要時間の短縮を図るのではないかと。
それでも名古屋~多治見間での時間短縮は平均1分だそうです。