11月7日(月)
先週金曜日の羽鳥モーニングショーのひざ痛特集を見て、
「念のため整形外科でレントゲン診察を受けたほうがいいかな・・」と思ったボク。
▲ 早速、整形外科へ。
・10月12日に下山時に前方に転倒。右膝を強打。その後数日で歩行時の膝の痛みは取れたが、膝を曲げて膝立すると膝皿下部に痛みを感じる。それも弱まってきて、現在は痛みを感じる場合と感じない場合がある。しかし骨密度も低いし、膝がどこか破損していないか心配です。
と訴えて、床に右膝を付けてポーズをとった。(痛みは感じなかったが)
「それだけ曲がれば十分です。本当に痛い場合は曲げられません」と言いつつ、すぐ「レントゲンで診てましょう」。
レントゲン室へ回されて、右膝を数枚撮る。
診察室に呼ばれて、見せられた右膝の正面からの後ろからの2枚の写真を見せられる。
▲ これはネットからの写真だが、同じ写真を見せられた。
先生が指摘されたのは、外側の軟骨に比べて内側の軟骨が薄くなっていること。これは↑厚さが左右同じだが、ボクのは内側軟骨の厚さが外側比1/3 ぐらいになっていた。裏からみてもそう。
「ここが、転倒をきっかけに炎症を起こしているのでしょう」 冷湿布薬を処方しましょう。
確かに、上から圧を掛けて痛むのは内側だ。
「先生、痛みが取れたとして、また山歩きは大丈夫でしょうか?私の場合は10時間ほど歩き続けるのですが・・」 「分かりませんねえ。軟骨が薄い箇所がありますから」「じゃあ、ちょっと歩いてみて痛くなるような場合はすぐ止めるということで、自分で状況判断をして歩くということですね?」「そうでしょうね」
右膝の痛みは通常の歩行時、階段の上下でも自然に日にち薬で無くなってきたからあと一息で大丈夫だろう。関節ネズミが浮遊しているわけではなさそうで、安心した。
【骨密度】
「人間ドックで骨密度が低い結果が出たのですが、これはどうしたらいいのですか」と結果表を見せる。
判定D:要精検 骨密度が低下しているようです。医療機関へのご相談をお勧めします。
「薬を飲むことになります。ただ飲み始めると5年ほど飲み続けることになりますが」 それで結果は、低下が抑えられるかどうか程度らしい。「じゃ、やめときます」「カルシウムがいっぱい入っている牛乳を飲むと良いと聞きますが?・・」「いっぱい飲んでお腹をこわしてもねえ。要はバランスの取れた食事をすることです」 (要は低下は老化に伴うもので、これといった決定打は無いということだ)
なおも食い下がって、
「私は心臓バイパス手術後15年間、4種類の薬を毎日飲み続けていますがアレが骨密度低下に関係するということは?」
「ありません。ただステロイド系の薬は影響します」
良かったあ。安心。
ネットで調べると、
わたくし71歳に、緑線を下ろしてみると・・ 「骨折を起こしやすい範囲(黄色部分)」の上部辺りで、もちろん要警戒だ。スキーも山登りも20年以上やっているが、幸い骨折も捻挫もやったことはないが、いったん骨折をやれば・・ 寝たきりになるかも(苦笑)。
さて膝痛に戻って、
なぜ右脚の内側膝関節の軟骨がより減っているのか? 思い当たることが一つある。
スキーをしていて感じていたことだが、長く滑ると左脚の膝関節が先に痛くなることが多かった。そのことからボクの左膝関節は右より弱いのだろうとずっと前から思い込んでいた。その結果、山登りの下山時でも左足を着地するときはストックでよりかばったり、左足に荷重をかけずに右足をストンと落としたりして。体軸が右脚寄りになって、右脚寄りになるということは右脚の外側というより内側で体重を支えることになる。右足の内側を中心に荷重を長年続ける習性が偏った摩耗を招いたのではないか。 スキーで滑走する時も同じ。ターンする時は谷足の板の内側に力を乗せて回転する。内側荷重の連続だ。ボクの利き足は右脚だから、右脚回転の時は特に力を入れこんで(笑)。
右脚膝の偏ったすり減りの原因は、山下り、スキー回転時の右脚内側に力を入れる姿勢にあることに、ほぼ間違いない。
スキーの内側荷重は避けられないが、これからの山下り時は、左右バランスよく下りるようにすれば良い。
▲ 処方された冷湿布薬 9袋7枚入り。
63日分もあるよ。湿布薬がなくなる来年1月末に再度来なさいとなった。
入浴後に貼った。
▲ よしっ!
あとは並行して
▲ プロテオグリカンを増やすこと
そのためには
▲ 鶏むね肉、卵、白身魚を食べて
▲ ウオーキングを続けて
▲ ひざ皿のストレッチだ。
これがプロテオグリカンを増やしてくれる。減った軟骨はもう戻せないが、その炎症から守ってくれる。
モーニングショーで勉強して少しは賢くなったかな。
@御座山 2018