遥か彼方へ

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秋冬悪化のひざ痛 の治し方

2022年11月05日 | 日々の思い

11月05日(土)

昨日のテレ朝の羽鳥慎一モーニングショーで、関心のある特集をやっていた。

「最新対策 ひざ痛の予防&改善法」だ、とよ。

もちろん録画し、熟視聴した。

要点を今後の振り返りのためにも残そう。

 

 

 

▲ 説明者は、このかた。千葉大学の専門家。

 

 

▲ 寒くなると、ひざ痛を訴える人が多くなる。

寒いと痛くなるのでは、スキーなんぞできなくなるのだろうが、幸いボクは、今の所関係ない。

それはともかく、

 

▲ 寒いと血流が細り、老廃物がたまるのが原因だ。

 

この後は季節要因を離れて、ひざ痛の一般的な原因と予防法に話は進んだ。

 

▲ 9割が「変形性ひざ関節症」が原因だ。

経年ですり減った軟骨の破片が骨膜の炎症を引き起こす。これだ。

 

 

▲ 軟骨成分のプロテオグリカンが減少 ⇒ 軟骨減少。

 

 

▲ 軟骨はもう再生できないが、衝撃吸収をするプロテオグリカンは増やせる。

 

「変形性ひざ関節症」になりやすいタイプは

▲ 遺伝が関係するとは初耳だ。

肥満はひざへの負担を増すのは当たり前だが、一茂がBMIでは?と質問。先生は米国のリサーチではBMI30以上は負担大。BMI25以上から要注意とか。ボクはBMI23。しかし2年前は22。

階段を上るときより階段を下るときにひざ痛を訴える人が多い理由は;

下りる時には体重の5倍の負荷が膝にかかるからだそうだ。登山でも下山のほうが膝が痛くなるのも同じ道理だろう。なぜ5倍なのかの説明は無かったが、①上から下へ落ちる時の重力が膝圧に加算される ②上りは上の足と下の足に体重が二分散されるが下りでは下の足だけに体重+重力の負荷が全部掛る からだと思う。(軽減するためには、下山時には特に2本ストックで体重・重力を分散させるのが有効と思う

 

変形性ひざ関節症予防のために、何を食べたら良いか。

▲ プロテオグリカンを増やすためには、鶏むね肉、卵。一茂がフカヒレは一般的じゃないという嘆きに対し、先生は白身の魚、レス脂肪の肉でも良い。

 

 

「ひざ痛 あなたは大丈夫?予備軍?」のチェック項目としては

 

 

▲ 先生によれば、6項目のうち特に重要なのは、ぽきっと音が鳴る、O脚、体重増の三つ。

ぽきっと音が鳴るのは、軟骨が減っていて皿と擦れる音だそうだ。

ボクは6項目中、ぽきっと鳴ることもあるが稀、正座は苦手だが痛むわけではない。体重は増えてはいるが今は止まっている。

 

そして、Q&A。正解はAかBか?

▲ ひざを動かしたほうが、プロテグリオン造成が刺激されるため。

ちと意外。

 

▲ 週に1回のような、急なランニングはひざに炎症をおこしてプロテオグリカンが減ってしまう。

 

 

 

▲ ひざが痛いときは炎症が生じているのでアイシングが正解。

温泉であっても、ひざ痛には長風呂はダメということ。

 

 

▲ 足の筋肉をつけろ、ということ。

歩き過ぎはひざ関節に炎症を起こすだけ。(痛くならなければかまわない、ということだが)

 

 

 

▲ 男性平均は6793歩で案外多そうだが、勤めていれば案外歩いているということのようだ。

ボクのように年金生活者はウオーキングに外へ出なければ、ほぼ歩いていない。毎日のウオーキング目標は7000歩だったが、8000歩に少し上げるか。

 

▲ 速く歩く必要がある。(これはひざ痛予防というより健康増進のためだろう)

 

 

▲ ここでの「翌朝に痛みが出たらやめる」という、痛みはあくまでひざ痛だろう。脚の筋肉痛ではない。

 

 

最後に一番ボクの目を引いたのは、次の「ひざ皿ストレッチ」だ。

 

▲ 「変形性ひざ関節症になると、ひざのお皿の回りにある脂肪のクッションが固くなる。これをゆっくり柔らかくすることがひざ痛を減らし、予防にもなる」

 

 

▲ これは早速開始だ。

 

10月12日の岩手山下山途中に、前のめり転倒した。そのあと膝が少し痛いまま下りてきた。いまは平常の歩行時、階段の上下時も膝は痛くない。しかし、膝立ちして皿に圧をかけると膝の皿の下部に痛みを感じることがある。皿を上から押しても痛みを感じないのだが、屈伸ひざの時にだ。転倒で軟骨に小さい損傷が生じその破片が皿の下部にとどまっている?? つまり「関節ねずみ」の可能性がある?? なんせ、骨密度が下がっているからな。念のため整形外科でレントゲン診察を受けたほうがいいかな・・ その気になってきた。やれやれ。

 

 

歩く、歩く、どこまでも (8000歩目標)