遥か彼方へ

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三連休にホントに上高地?

2024年10月14日 | 一般旅

10月11日(金)

 

1カ月ほど前、「熊本のMちゃんが上高地に一度行ってみたいと言ってるの、キャンピングカーで連れていって」と家内から言われた。

上高地? 昔、キャンカーを買って間もない時に一人で行ったが、良くないイメージを持っている(笑)。

 

 

▲ MYアルバムによれば、2008年の7月8日 に行ったのだが、梅雨時で雨降る中だった。大正池から明神池まで5時間かけて周遊してきた。梓川も池も濁っていて、山も見えずで何も面白くなかった。バスに乗らなければ行けない(マイカー規制)というのが、一番気に入らなくて、その後上高地に行く気は全く起こらず今まできた。

 

しかし、2010年の11月に民主党政権下で一時1000円で日本全国の高速に乗れた時、九州へ家内とキャンカー周遊に。熊本のMちゃん宅には泊めてもらった恩義がある。三連休に上高地へなんて、馬鹿げているとは思ったが、いまだに家業を継いで女だてらに(失礼)社長さんをやっているMちゃんは、そんな日にしか休みを取れないのだ。年金暮らしの極楽とんぼとは違う。(笑)

うまく行かなくても、家内ともう一人の今回引受人の安曇野のKちゃんの、責任だから。この三人は短大時代のご学友だ。

 

 

▲ 朝のライブカメラでは、上高地は快晴だね。人もいっぱいいて。

問題は、沢渡(さわんど)から上高地へ入るバス、そして帰る時のバスの込み具合だ。行ったことのある人からは、先ず沢渡の駐車場がいっぱい。バス待ちも1時間は待つという情報がぞろぞろ入っている。河童橋を見ただけで、帰りのバス停に並んだという人も。タクシーも似たようなものと。

それでも、上高地を一目見たいという熊本のMちゃんにほだされて、実行することになった。ボクは? 自分が立てた旅行計画が失敗するのは嫌だが、今回ボクはアッシー。運ぶだけ。キャンカーを運転するのは好きなので構わない。

上高地のホテルは? そんなもの1年以上前からフル予約。山で寝るのでなければ、上高地は、日帰りしかない

 

朝10時に出発。八王子から中央道に乗る。

▲ 双葉SAで昼食。

 

 

▲ ここではもちろん、「ほうとう」で。

 

 

午後4時前に、沢渡バスターミナルに隣接する第三駐車場ゲートに着いた。「満車」の看板が出ていたが、今からみなさん帰るはずだからすぐに「空き」が出るはずと並ぶ。

しかし、すぐに門番さんが近づいてきて、この高さのキャンピングカーは入れないと。料金ゲートの上に出ている「ひさし」に抵触するのだと。夜間にキャンカーが入ってきて「ひさし」を破壊していくのだと。この先の「茶嵐」の駐車場へ行って欲しいと。HPには何もそんなこと書いてなかったと言っても、せんなし。

 

▲ 右下の赤丸が、バスターミナルと隣接する第三駐車場。一番最後の左上の「茶嵐」駐車場のみキャンカーが停められるとのこと。

バスターミナルは始発だから、並べばバスに(いつかはW)乗れるはずだが。最後のバス停・茶嵐ではどうなるのだろうか?? しかし茶嵐Pに行くしかない(涙)。せっかく得意の前泊で来たのに。(泣き笑い)

 

 

▲ 15分ほどで、茶嵐駐車場に着いた。

「上高地最終駐車場」だとよ。

管理人のおじさんが来て、あそこに停めてくださいと。入口に一番近いスポットに。駐車料金は1日700円で、二日なので1400円を前払い。料金は他の駐車場と同じ。

家内は管理人さんとすぐ仲よくなり、色々情報を聞いてきた。

 

▲ ここは上高地への最終バス停だが、やはり行きは通常乗れない。タクシーで行くしかない。料金は4人ならバスと同じようなタクシー代になる。タクシーの依頼は、管理人さんに頼めば呼んでくれる。待ちは10分~40分、未定。

熊本から明日、ヒコーキで来るMちゃん。松本空港着は9時50分。安曇野のKちゃんのご主人の運転で、空港でピックアップ。そのまま、この茶嵐までMちゃん、Kちゃんを運んでくることになった。多分、11時~12時ぐらいに、ここに来るのでは?? 帰りのバスorタクシー、何時には、現地で状況をみて判断することに、Kちゃんと家内の電話相談でなった。

 

 

▲ 夕食は、来る前に近所のスーパーで買ってきたお弁当で。

 

さあ、明日はどうなるのだろうか。上高地へ行けるのだろうか、帰ってこれるのだろうか・・