2月22日(水)
八方尾根・リーゼングラートの第一ケルンから
~ ~ ~
先ず朝食を食べて
▲ 今朝はベーグルだ
外に出てみると
▲ Harmonyは三台の・・キッチンカーに挟まれていた
これらが昨晩、ガラガラと音を立てながら入ってきたのだ。
折角入口に停めたら、これだ。が、ボクは遊び、彼らはお仕事。文句を言うわけにはいかない。
▲ 9時頃に、名木山ゲレンデへ出た。
第三駐車場からスキーを担いで歩いて10分ぐらい。いつもこれで準備体操は終えたことにしている。
予想どおり、晴れ。
▲ ハ~イ!!
▲ 兎平ゲレンデを見やって、昇り続ける
▲ 三回、リフトを乗り継いで
最後のリーゼングラートコースを見上げる処まで来た。
左端に見えるグラートクワッドが、乗り継ぎ最後のリフトだ。
▲ グラートクワッドで昇る
ここは展望コース。
先ず、左側にごっつい山が見えるね。正面には、唐松岳に至るお椀状の稜線がきれいに。
▲ 五竜岳、鹿島槍ヶ岳
日帰りに難があり(笑)、どっちも登れずにいる。
▲ 正面をズームアップすれば
きょうも皆さん、唐松岳を目指して登っている。
以前、スキー靴でボクも歩き始めたが、靴が重くて無理。スノーシューか、登山靴にチェーンアイゼンを付けて登るか。一番やりたいのはスキーを担いで登って、滑り降りてくることだが、ヨーキ君じゃないからな。
第二ケルンが白く見えてる。
▲ さあ、頂上に到着。
八方池山荘の前を通り過ぎて、頂上ゲレンデに出る。
▲ ここから滑り降りる前に、たいていの方はスキーを外して
山と自分の撮影会に入るのが普通だ(笑)。多分ここは日本一の撮影スポットだろう。
▲ 左手にはワイドで、この山並み
▲ ズームアップすれば、白馬三山が。
▲ 前方のワイドでは
雲がたなびいているが、この時間には雲海になっていることも多い。
▲ 前方を境界線にそって進むと
第一ケルンが出てくる。冒頭の写真は、このケルンを撮った。
ケルンを過ぎると、急斜面に入る。
▲ 下に見えるは、
左へ降りれば、黒菱ゲレンデへ。正面にはピラールのレストラン。右へ降りれば、兎平ゲレンデだ。
よしっ、いくぞ。
▲ だいぶ下りた。
このあと、黒菱ゲレンデを何回か滑って。
次のコースへ。
▲ オリンピック滑走スタート小屋の後ろを回って、
▲ 黒菱の左端の不整地へ
大分前に、この右手の不整地でこけて、眼鏡を無くした。そのあとからヘルメットをしている。
今回、ちと色気を出したのは、もっと左端のスキー場の境界線上の稜線(北尾根)コースだ。
もちろん整地はしてないが、稜線なので障害物もなさそうだし。何より新雪で雪が柔らかいから行けるだろう。
▲ この境界線上から見る白馬三山は、一番近く見える。
▲ 大分下りてきたよ。
▲ もう少し
咲花ゲレンデまで、無事下りた。
▲ スノープラザ咲花
ほんとは、上まで戻ってピラールで昼食としたかったが、もう脚が疲れて・・
ここで、昼食・休憩とすることに。
▲ ゴーグル等を外したスキー客を見るに、半分は外人だね。
ここは欧米か?
▲ メニューはカレーものが中心で、1200円~1300円。
ゲレ食の定番、ラーメン等のズルズル麺類はなかったような。
ここは、欧米か?
▲ 海老フライがカリカリで旨かった。
昼食後、また上まで昇る。
▲ 途中の北尾根ゲレンデからの、景色は絶景。
左から、唐松岳、不帰峰、毛勝三山、天狗岳、白馬三山が一望できる。
▲ アップすれば。
こんな景色を眺めながら滑るのは、贅沢だ。
更に上がって
▲ スカイラインコース
広いねえ。スキーヤーが見えるかい?
ほんと、贅沢なコース。
下のコースを左から右へ滑って行くのが正道だが。ここから滑り降りて下で合流してもかまわない。これが、八方の自由な広さだ。
パノラマコースも滑って、いい加減疲れた。
下山しよう。
しかし、下山用のリーゼンスラロームコースが閉鎖されていた。そういえば午後からはロープを張るとかアナウンスが流れていたな。
▲ 右手のコースが綺麗に整地されてロープが張られている。明日に競技会コースになるのだろう。
で、名木山ゲレンデへ下りるには、規制コースの横の3mほどの細い通路を下りていかねばならなかった。汗、汗、涙、涙。
▲ 第三駐車場に戻ったのは3時ごろ。
3台のキッチンカーはお仕事に行ったのだろう、もう出払っていた。
少しだけ休んで、何はともあれ温泉に入ってこよう、と歩いて5分ほどの「郷の湯」の前に立つと。
源泉が故障とかなんとかで「臨時休業中」。あちゃー。
ということで、八方第二駐車場へ移動した。
▲ 第二駐車場と「八方の湯」
クルマは車中泊するつもりなので、奥のほうに停めた。
温泉に浸かると、体が冷えているからだろう。じ~ん、と温かさが体を駆け巡った。
南アジア系のガイジンの声高の私語が気になった。まだ黙浴順守だよ、きみたち。
▲ 白馬三山が良く見えるここでお泊りだ。
▲ 夕食は塩ラーメン。
かき揚げと玉子を加えて。
明日も、他の白馬スキー場に行く気は・・さすがにもうない(笑)。現役中は、当然ハシゴだったが。
2月23日(木)
▲ Breakfast
今朝は、ウインナーを添えた。
どうしようかと考えたが、今日は曇り。それに祭日なのだ。祭日なら高速が3割引きになるので、今日中に帰ることにした。
第二駐車場のすぐ近くの
▲ スノーピーク白馬店 に寄る
相変らずの隈研吾の木枠が目を引く。
左下の女性が・・なんかやってる
▲ 二人の子供に(一人は寝てるが)、一生懸命小さい雪ダルマをつくって
May I take a picture ?
Sure.
ということで。
▲ 店内
洗練されたアウトドアグッズが売られている。
見ていると、欲しくなるので、そこそこにして出た。それに、ボクはモノから入るより、行動を先ず優先する主義なので。
さあ、帰ろう。
31号のオリンピック街道を通って
▲ 長野市内へ入った。
行く先の前方に、白い山が目に入って来る。志賀高原だ。
来月になったら、おまえのとこへ滑りに行くからな。待っていてくれ。
午後4時半ごろに無事帰宅。
二泊三日スキー旅 総走行距離 475km
【無断転載自由】
私はスキーの経験も登山の経験もないので、心から感動しました。
ニュースで外国人の来日客が「日本の雪が素晴らしい」「世界一だ」と言っているのを見ました。
この景色を見たら、そしてスキー場のカレーの美味しさを知ったら、またお客さんが増えるのでは、なーんて思いました😊
いやいやお若い。健脚は今年も健在ですね。
それにしても良い読みで、素晴らしいお天気ですね。
八方池山荘からの眺めがすごいです。
五竜の向こう側は鹿島槍ですね。
特に白馬側、戸隠山から火打までの雲海に浮かぶ眺望が良いですね。
これを楽しみながら滑るとは、何と贅沢なんでしょう。
白馬のペンションのオーナーは、7割方オーストラリアの人だと
白馬のタクシーの運ちゃんに聞きました。
今の季節、滑りに来ているのは上級クラスの人たち、そのうちに中級になって
温かくなってゲレンデがガチガチになってくると、学生たちがやってくると云ってました。
私が唐松岳に登るのもこの頃です(笑)
久しぶりに白馬の素晴らしい山景を見せて頂きました。
往復500km以下でこんな絶景をみれるのは羨ましい。
もっとも私は雪とは全く縁がなくてスキーは出来ませんから指をくわえて見ているだけ。
こんな景色を見ると雪のない地方に育ったことがとても残念です。
ううう・・・悔しいなあ。 (笑)
楽しんでいただいてうれしいです。特に晴れていると、私もジ~ンときますよ。
>来日客が「日本の雪が素晴らしい」「世界一だ」と言っているのを・・~
米国東海岸はたいてい、コロラド・アスペン、加・ウイスラーのスキー場で滑っていますが、みんな極寒になりますから雪が硬い。日本の雪はちょうどいいからだと思います。山景色は海外の方が雄大ですが、白馬八方は、山が迫ってくるのが魅力でしょう。
はい、カレーと温泉これを体験すれば、外人さんもっと来ると思います(笑)。
白馬はかなり前からの予報が当たります。はい今回も、どピーカン天気でした。
>八方池山荘からの眺めがすごいです~
すごいですねえ。唐松岳へのこのルートは信さんも何度か歩いたはずですが、信さんアイゼン付けていかがですが。踏み固められているはずですし、日帰り十分できますよ。
>五竜の向こう側は鹿島槍ですね~
休憩所に貼ってあった山同定写真から、剣岳としたのですが変ですよね。もう一度調べて鹿島槍に訂正します。
温かくなってゲレンデがガチガチになってくると、学生たちがやってくると云ってました。
>私が唐松岳に登るのもこの頃です(笑)~
雪があるときのレポ、期待しています(笑)。
ぎりぎりカムロードは、給油無しで帰ってこれましたからねえ(笑)。
>雪のない地方に育ったことがとても残念です~
そのお気持ち、よーく分かります。寒さだけは本州とたいして変わらないのにね。四駆でしたら、冬の北海道どうですか。タイヤを履き替えるだけですよ。他の装備はもう充分ですから。私のカムロードはガソリン車で4駆が無かったので、冬の北海道までは走る自信が無くて。これが一生の心残りになるかもしれません(笑)。
いやいや、最高ですね!
雪も良さそうだし、景色も最高!
やっぱり晴天の山はいいですね。白馬でスキーすると山を滑ってるんだと強く思う景色が広がってて、気持ちがいいですよね。
平日は人も少なくて最高ですねー!
素晴らしすぎます。
GALA湯沢にて。
おっ、今日はGALA湯沢ですか。はまってますね。天気はピーカンだったでしょう。私もアウトドアですが(笑)、明日も晴れで。 あ、けーごさんは明日からはお仕事で。申し訳ありません。老い先が限られてますので(笑)。