遥か彼方へ

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ホームマウンテン・棒ノ嶺に登る

2023年10月07日 | 山旅

10月2日(月)

 

▲ さわらびの湯 第三駐車場での朝

6時半に起きる。

ちょっと寝すぎたか。いや、いつも起きる時間だけども (笑)。

予定どおり、8時に出発。

 

▲ 有間ダムの淵を周回して

 

 

▲ 白谷沢登山口に到着 8:31AM

 

 

▲ 杉林の中を登っていく

左側のずっと下に白谷沢が流れる。

 

▲ 上に上がると、白谷沢そのものの渡渉になる

 

 

▲ この沢のハイライト、ゴルジュに到着

ゴルジュは岩が両側にそそり立つ箇所。

 

 

 

▲ ゴルジュの回廊を登っていく

 

 

▲ そして、沢を離れ岩肌を迂回して登る

 

 

▲ 杉林が高く林立するこの山では、地表には陽が届きにくく

育つ花は極めて少ない。

 

 

▲ トラバースするための山道へ

傾斜が緩やかで、ここにくるとホッとする。

 

 

▲ 根が表出した尾根伝いに出る。

歩きにくいが、頂上はもうすぐだ。

現役時代は、週明けからの仕事の段取りを考えながら、よく登っていたものだ。

今は? 考えるものが無い (笑)。

 

▲ 棒ノ嶺頂上 969m に。11:18AM

 

 

 

▲ ランチ

 

 

▲ 向こうの秩父の山は、もう残念ながら雑林に阻まれて見えないが。(数年前まで見えた)

 

 

▲ 今回は久しぶりに、珈琲を淹れてきた。

夏場は、さすがにホットコーヒーを飲む気にはなれなかったもので。

しかし、コップに注いで、ゆっくり口に流すと、なんとも豊かな気持ちになった。

山で飲む珈琲は味わい深い。

 

 

▲ 頂上には、格好よく枝を広げた山桜の樹が一本ある。

この桜が咲くのは4月の中頃だ。

次回はその時期に合わせて登ろうか。

頂上には、計44分いた。降りよう。12:07PM

 

ネットニュースを見ていると、南北アルプスでの滑落事故が相次いでいる。

一人レアなコースを歩いてというより、一般コースでのようだから、思いもよらずに足を滑らして、滑落したのだろう。

この、棒ノ嶺の白谷沢コースでも、あまり注目されない?が、危険なスポットはある。

▲ この右側は、谷底だ。

他は谷底につながる崖でも、傾斜が垂直でなくて木が生えていたりで滑り落ちても、引っ掛かる(負傷はするが)。

しかし、この前後1mの箇所は直立の崖で、30~40m下の谷底に直下するはずだ。

崖下が見えないから、ひょこひょこ同じ調子で歩いてくるが、グループで間なく歩いていて後ろの方が躓いて、前の方に接触。不意を突かれた前の登山者がはずみで足を踏み外したら、アウト。ここなら死ぬだろう。

このスポットでかどうかは知らないが、10年以上前にこの沢でも滑落死は報告されている。

 

 

▲ 白谷沢登山口に戻ってきた。13:56PM

良かった落ちなくて (笑)。

再び有間ダムを周回して戻ろう。

 

▲ ダム周回の出口に

はい、いつまでも大切にしよう。

 

 

▲ Harmony ちゃん、戻ったよ。14:19PM

 

いつもならクルマの中で、先ずは小休止、コーヒータイムにするのだが。体は汗でベトベト。すぐそこに温泉があるのだから

▲ クルマを少しだけ移動させて、さわらびの湯に、とにかく入ろう。

 

 

▲ さわらびの湯 HPより

 

入浴後さっぱりして、再度第三駐車場へ移って。

 

▲ 湯上り乾杯だ。

ツルヤのナッツと、コストコでの大量買いのブルーベリーマフィンも。

 

さて、検証登山の振り返り。

 

▲ 駐車場⇔頂上の 総時間は6時間18分。休憩時間が合計1時間と記録されているので、ネットの登山時間は5時間18分。このコースのCTは4時間53分なので、CT比では30分ほど多い、ということか。

YAMAPの上記の平均ベース比の評価は「やや早い110~130%」となっているが。これは駐車場から登山口への往復のCTが過大に計算されてのこと。駐車場⇔登山口への標高差は100m弱あるが、完全な舗装道路であり実際は片道30分ほどで行ける。CTは多分その2倍と見積もっているはず。

実際は、いつものボクのペース「ややゆっくり80~90%」だろう。前回3月の登山時をみても、総山行時間の6時間18分は、前回とほぼ同じだ。

山行時間も参考にはなるが、それよりも登山中の体調はどうだったか。動悸・息切れの気になる状況は無し。膝・背骨の痛みも無し大丈夫だろう。

 

 

 

 

夕食は

▲ 昨晩のと同様に、もう一つ鍋セット(豚豆乳)が買ってあるので

 

 

▲ 豆乳も更に足して

Budで、カンパーイ。

 

 

10月3日(火)

 

▲ 今日は見事な快晴だ。

きのうは後半に曇ったので、もう一度登ろうか (笑)。

 

 

▲ 朝食

サラダセットを詰め込んで、ホットサンドに。

 

昼前に、自宅に戻った。

 

2泊3日 走行距離70km

 

追記:

 

山岳遭難、コロナ禍で増加 今夏は過去最多 警察庁「余裕のある登山計画を」

3連休初日の7日、明らかになった遭難死亡事故。山岳遭難者数は今夏に過去最多を記録し、新型コロナウイルスの感染拡大以降、「三密」回避などで登山客が増加傾向にある…

産経ニュース

 

60代以上が遭難者全体の約5割を占めている。うmm。

 

 


2 コメント

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Unknown (けーご)
2023-10-07 12:59:09
こんにちは
山ってやっぱり怖いんですよね。僕はいつも山と言えば真っ白で、なんか凹凸も目立ちにくい状況で滑ってるんで、そう思ったことはないのですが、ほんと、すぐ近くに崖があったりで、危険がいっぱいなのですね。

とは言えやっぱり頂上からの景色や、そこで飲むコーヒー、あと達成感なんかも格別なのは想像できてしまうので、山登り、楽しいでしょうね🎵

ご安全にお楽しみ下さい
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◇けーごさん、こんばんは◇ (旅人)
2023-10-07 18:16:51
スキー場はコースを外れての滑走は、それなりのリスクを覚悟しなければなりませんが、山はコースどおりでも、滑落の危険は期せずしてつまずけば、現実になると思います。

とはいえ、下では見れない景色、達成感を求めて登りたいものですね。それに、コーヒーを交えた充足感でしたね。負傷しては何もならないので、はい、これからも気を付けて登ります。ありがとうございます。
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