遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

夫婦で 足利學校へ入学す~ また楽しからずや

2023年12月26日 | 一般旅

 

12月23日 (金)

 

道の駅どまんなかたぬま での朝

 

▲ 先日、道の駅川場田園プラザで買ったプレミアムヨーグルト@1800を、惜しげもなく降りそそいで。

 

 

▲ 朝食だ。

 

 

▲ 道の駅を出発する前に、

栃木ならいちごだ、と売り場を家内は覗きに行ったが、高いねえと手ぶらで戻ってきた。

よし、では出発。

 

~・~・~・~

昭和レトロな足利市内を走って

 

▲ 「古印もなか 高雲堂本店」へ

友だちからもらった最中が美味しかったということで、家内の希望。

 

 

▲ 古印最中

 

 

▲ どれがいいかなあ

オーソドックスな古印最中と季節限定の柚入最中を、大量に買っていたような。

~・~・~・~

 

ここに来るまでに「足利学校」の案内看板があちこちに。

あの教科書に出ていた「足利学校」? そりゃここ足利市だから、保存されていてもおかしかない。

と急遽「足利学校」へ行くことにした。

直ぐ近くに

▲ 駐車場は8台しかスペースがない狭き門だったが。

なんの と割り込んだ。

「史跡足利学校跡」へようこそ。

 

 

▲ 受付で、「入学証」を買う。420円で入学できるなら、安いもんだ。

 

 

 

▲ 学生証のバッジも付けなくちゃね。

よく目立つように、帽子の前に付けた。

うれしいなあ。

 

 

 

▲ 入学証・学生証を持って

晴れて「學校」の門を、夫婦ともどもにくぐる。

50年前も・・晴れがましかった、希望にあふれて・・思い出した。

 

 

▲ まずは、「孔子廟」に。

教える内容は当時は儒学だから、先生は孔子様だ。

 

 

▲ おう、よう、ていうかやっと来たか。

光陰矢の如し歳月人を待たず だぞ。

青年老い易く學なり難し なんだから。(これは私めの高校の講堂の額に掲げられていた言葉)

 

「はい、私めもだいぶ老いてしまいました。でも學なり難く、まだまだ迷い迷い歩んでおります。」

「もう一度、学ばせてください」

マイセカンドライフ・アオハル で。(なんのこっちゃぞ)

 

▲ あれが、学び舎(まなびや)ぞ。

「方丈(ほうじょう)」~学生の講義や学習、学校行事や接客のための座敷と使用された。

 

 

▲ では、その方丈に入らせてもらおう。

 

 

 

▲ 入口に柄杓とバケツが

バケツに水を汲み入れていくと、片がっていたバケツが水平になる。しかしなおも水を注ぐと、一気に片がって水は全部こぼれてしまう仕掛け。

何事も中庸が良い、という教え。

小生はいつもやり過ぎるなあ。

 

▲ ここが足利学校の教室

 

 

 

 

▲ 「漢字試験」~ 自由に挑戦してください だと?

家内は少しやり始めたが

「あとでやるワ」 だそうだ。

 

 

▲ ビデオ解説

子日いわく

学びて時に之を習う

また説ばしからずや

 

後になってまた勉強するのも良いことだ とよ。

 

 

▲ 方丈から孔子廟を見遣る

また美しからずや。

 

 

 

▲ 「衆寮(しゅりょう)」

学生が勉強したり、生活したところ だと。

 

 

▲ お、勉強机が二つ並んでいる

小生も学生時代には、キャンパス内にある学寮に住んでいたよ。5名ほどが同室で各自の机とベッドがあったな。遊びもしたが、勉強もそれなりにしたぞ。しかし、もう今はあんな学寮は有り得ない(笑)。

 

足利学校はなんぞや、はウイキペディアででも。この学校の精神は「自學自習」なるぞ。

フランシスコザビエルによれば「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学。学徒三千」と世界に紹介された(1549年)。

 

感慨にふけりつつ、足利学校を後にした。

~・~・~・~

 

足利から群馬・桐生に移動する。

 

▲ 桐生天満宮

ここはブロ友さんの紹介レポがあったから立ち寄り。

 

 

▲ 天満宮社殿 (群馬県指定重要文化財)

 

横に周ると

 

▲ 外壁には

極彩色の精巧かつ華麗な彫刻が施されている。

 

 

▲ 近づいてみると

おお、唐人風の人たちが、ここでも勉強している?

 

 

裏に回ってみて

▲ 上部にも

 

 

▲ 精巧な彫刻とカラフルな色彩が

 

境内には

▲ 御祭神の菅原道真公、天神さまの絵馬が奉納されている。

私らも、息子と孫のそれぞれの希望が善い方向にと、心の中で願った。(奉納はしないが)

 

 

 

▲ 天満宮の駐車場に戻って

ツレは水たまりを見て、氷を足で割ろうとしていた。

小さい時から、氷面を見ると割りたくなるのだと。

キミはいつまでも、老い難し。

 

~・~・~・~

更に西に走って

群馬県庁所在地の前橋市へ。

ここで先日、TVで紹介されていた道の駅・まえばし赤城へ。

この道の駅は今年の3月にできたての、ホヤホヤ。ナビには載っていないし、至る道も新設されたため未掲載で、グルグル周辺を回ってしまった。

 

▲ 道の駅まえばし赤城は、大きく広い。

これは最近新設される道の駅の特徴だ。温泉・「まえばし赤城の湯」も併設されている。

 

 

▲ 中心建物のフードコート

食事処は複数あるが、肉を食べたいということで、その一つのレストランへ。

 

 

▲ 赤城ソースカツ丼

どう赤城なのかは不明だったが、厚めの豚カツにも拘わらず、柔らかカツだった。

 

デザートは、まったく別腹で

▲ 自家製アップルパイとアイス

~ 爽やかな酸味の

 

 

▲ クリームチーズのカッサータ

~ドライフルーツを使ったチーズアイスケーキ

 

 

家内は食べきれないと思ったのか、自分の健康を考えたのか

▲ クリームチーズの半分を、ボクに寄越して

この二日で、体重がメチャ増えた。

 

 

▲ このランチを食べたのが遅かったこともあって、

3時半ごろにレストランを出た時には、他の客はいなかった。

皆さん、忙しいということもあるのだろう。

 

食事のあとに

▲ 野菜売り場にも寄ったが

ここのイチゴはもっと高いワ 

主婦感覚は益々研ぎ澄まされて、何も買わず。

 

 

▲ じゃあ、帰ろうか。

家(うち)に帰ろう。

出発!!

 

関越道を経て、出口が帰宅ラッシュでか超渋滞。午後6時半ごろに帰宅。

 

1泊2日の北関東旅:総走行距離 268km

 

現地での足どりは;

 

来年もよろしくお願いします。

 

 



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