Bar 探訪。
独り知らない店の扉を開けて、カウンターの片隅でジントニックを飲む。
せめてハートだけでも粋でありたい。
店構えは、寿司屋か割烹のような、純和風。
店名の漢字も、にわかには読めなかった。
「鯔(いな)」という漢字は、出世魚であるボラの若い時の呼び名だった、出世魚のように店の繁盛への願いが込められているのだろう。
又、「鯔背(いなせ)」は、江戸後期に流行した「鯔背銀杏」という髪型に由来するそうで、魚河岸などの江戸職人や侠客などの、粋で風情のある威勢のいい若者をこう呼んだといい、今でいうなら「イケてる男子」というところだろう。
@Bar 鯔背屋
<一口メモ>
「トニックウォーター」とは、イギリス発祥の清涼飲料水で、糖分をプラスした炭酸水にレモンなど柑橘類の皮やハーブのエキスを加えたもので、甘さだけでなく苦味があるのが特徴。
現在、海外のトニックウォーターの大半は、微量のキニーネやキナ抽出物、ニガキ(苦木)の苦み成分を使用しているとのこと。
キニーネはもともと植民地などでマラリア防止に飲まれたが、目のかすみ、難聴、吐き気、嘔吐、錯乱などの副作用があり、重症化することもある。
独り知らない店の扉を開けて、カウンターの片隅でジントニックを飲む。
せめてハートだけでも粋でありたい。
店構えは、寿司屋か割烹のような、純和風。
店名の漢字も、にわかには読めなかった。
「鯔(いな)」という漢字は、出世魚であるボラの若い時の呼び名だった、出世魚のように店の繁盛への願いが込められているのだろう。
又、「鯔背(いなせ)」は、江戸後期に流行した「鯔背銀杏」という髪型に由来するそうで、魚河岸などの江戸職人や侠客などの、粋で風情のある威勢のいい若者をこう呼んだといい、今でいうなら「イケてる男子」というところだろう。
@Bar 鯔背屋
<一口メモ>
「トニックウォーター」とは、イギリス発祥の清涼飲料水で、糖分をプラスした炭酸水にレモンなど柑橘類の皮やハーブのエキスを加えたもので、甘さだけでなく苦味があるのが特徴。
現在、海外のトニックウォーターの大半は、微量のキニーネやキナ抽出物、ニガキ(苦木)の苦み成分を使用しているとのこと。
キニーネはもともと植民地などでマラリア防止に飲まれたが、目のかすみ、難聴、吐き気、嘔吐、錯乱などの副作用があり、重症化することもある。