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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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教育とは…札幌~旭川~網走

2007年10月16日 23時30分51秒 | Weblog
希望のある次世代を引き継ぐためには、優秀な社員の教育が必須である…
希望のある未来を構築するには、若い人々に対し、しっかりとした教育が必要である…
いずれも最な事であろう。然るに教育とは何かを考えると様々な課題が見えてきます。

教育制度改革には教員の資質の問題が問われています。
生徒を教える前に教員を教える…その教員を誰が教育するのでしょう。
生徒、教師、教師の先生はだれなのでしょうか。ここで誰もが考えてしまいます。
学校の先生の再教育と再評価、教師免許の更新制度などが注目されています。
しかし、誰が再教育するのか、誰が再評価するのか…課題は尽きません。

企業内での社員教育は、徹底した実践指導で技術的なノウハウを身に付ける事が可能です。しかし、ノウハウだけで会社の業績に貢献できる訳ではありません。
社員の能力は、指導で得たノウハウに加え、人間的な魅力を加味する必要が伴います。
企業人にも、一般人にもこの人間教育こそが重要なのでしょう。

学校で知識を教えるだけならビデオでも教科書でも教えられますが、その教える内容に魂が込められなければ、現場に出て機能しないのです。
私は、学校の受験勉強をした事がありませんが、免許取得の受験勉強の経験があります。
受験勉強が社会に出て役立つのは、そのプロセスが貴重なのであって、勉強内容など、点数をとるためにしか存在しないのだと思われてなりません。

受験のプロセスとは、一心に合格に向けて邁進する持久力、集中力などです。
受験勉強の辛さ、厳しさ、屈辱感、達成感…このプロセスを経る事で人は、知識やノウハウより、もっと大切な人間性を身につけるのでしょう。

少年犯罪、相撲社会での事件、企業不祥事などが起きますと、誰もがいっせいに「教育」の在り方を問うのです。
この教育とは、我々の一人ひとりが、子供から学び、後輩から学び、先輩から学び、自然から学び、歴史や文化から学び得る自覚こそが教育と思われるのですが…

写真は入社12年目で始めて同行出張となった当社研究開発室の検査員、久保田公明君と、道東、網走市の市境を越えたところで撮りました。
機器の組み込み作業には誰よりも正確で几帳面さが評価されている久保田君ですが、社長同行の緊張さが、写真に現れています。
もっと早い機会に彼に同行出張を促すのであったと反省を…

彼との同行で教育とは何なのかを強く感じ、今日のブログテーマとなりました。
明日は北見市、大空町、美幌を訪問して札幌に戻ります。
今日の道東は天気に恵まれましたが、明日は…
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