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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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日本の報道の在り方を考えよう…北斗市

2007年10月30日 21時53分00秒 | Weblog
政権政党などの権力の横暴をマスコミが声高に報道するのはその使命でもあります。
権力者を戒めるのもまたマスコミに与えられた権利でもあるのでしょう。
ところがそのマスコミが、報道の自由、表現の自由と言うマスコミ権力の横暴とも言える状況を作り出す場合もあります。

新興企業の起業経営者を時代の寵児と持て囃し、毎日、新聞やテレビに登場させます。
有頂天にさせられるその本人ですらが本当の自分を見失ってしまいます。
マスコミに乗せられたあげく、発言の語句を捉えて面白可笑しく報道します。
少し、問題が生じますと、こんどは鬼の首を取ったような加熱報道となります。

表現の自由、知る権利、報道の不当規制などなど、様々な権限を行使する報道機関です。
政治家をつくるのも、壊すのも、ヒーローをつくるのも捨て去るのも、姿の見せない報道機関によるものが多いのではないかと思われます。
捨て去るのはまだ良い方で報道は、当事者の生きるため人間関係まで断ち切る罪を犯す事があります。

報道とは視聴率を稼ぐものであり、一紙(誌)でも多く売れればいいのでしょうか。
報道関係も企業と考えれば頷けない事も無いのですが…
しかし視聴料を取る民法と公共放送の番組構成に違いなど感じません。もっと本気で国民に伝える方法を工夫してみる必要があるのではないでしょうか。

野党がスキャンダルを取り上げて与党を追求するのも、政治手法のひとつです。
しかし、そのスキャンダル追求で国民のためになる政策決定など出来ないはずです。
このスキャンダルは視聴率がとれるから各報道機関が延々と放送するのでしょうか。
マスコミの捉え方で、報道される当事者本人は、国民全体からヒーローと称えられたり、極悪人と蔑まされたり…
報道が人ひとりの人生を左右してしまう現実もあります。

テレビCMの全国放送は15秒間で何百万円もお金がかかります。
有名な高視聴率男と言われるタレントが行なう低価格住宅のテレビCMがありますが、この全国版でのテレビCMを見る度に、気の遠くなるような高額な費用を試算できます。
この費用は廻り回ってすべて家づくりを行なう建主さんが支払っているのです。

事件報道、政治報道、海外報道、そしてCMなど、報道の功罪を思慮すべきでしょう。
写真は、今日、夜になって晴れ上がった北斗市の東の夜空に浮かぶ半月ですが、何故か侘しさを感じさせる月光でした。
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