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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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御見舞い御礼とは

2019年06月05日 07時48分31秒 | Weblog

今朝は鹿児島のホテルで朝を迎えました。

昨日は北海道北斗市本社に弊社ハウジング事業部(フクチホーム)の大工さんが退院の挨拶に見えられました。車椅子に乗って…

会社の全員が彼を出迎えました。

副社長がその時の様子をFacebookに綴っていましたので原文のまま添付します。

 

【御見舞御礼】
長文ですが、見て下さい。

午後から、長期入院していたスタッフが、元気に会社を訪ねてくれました。
来客に、ちょっとお待ち頂いて、
私はもちろん、
社長、
会長
本社スタッフ(珍しく全員)が、
一階の事務所に入れ替わり立ち替わり、顔を見にきました。

明るい声と態度で、「27日に退院した」と、今の自分の元気さをアッピールする彼。

それを取り囲んで、優しく見守るスタッフ。

「裏の工場も見てくるといいよ」と言われ、さっさと会社の裏作業場へ。
作業場の天井には、今年も、ツバメが新しい巣を作り、チュチュと鳴きながら出入りしている。

そんないつもの作業場に入ると
走ってついて行った私に顔を背けて
歯を食いしばって泣いている彼。

「声を出して泣いてもいいよ、我慢しなくていいからね」と私。

あんなに元気で、身軽で、明るい
笑顔の彼は、今は、車椅子の人!

昨年、9月末、日曜日に、知人に頼まれて現場の応援に行き、足場から落ち、頭蓋骨骨折、脊髄損傷!
命があったのが不思議なくらい。

休みで、弊社の現場でないので、相手方の労災なので、手出しもできず見守るのみ。
退院するまで8ヶ月。

明日が保証されている人は、誰もいないとはいえ、神は、いろんな形で
試練を与え給う。
でも、超えられらない試練は与えない。

車椅子とともに、新しい人生を諦めず、生き抜いて行ってくれると信じている!

車椅子の生活が慣れるまで、自宅で静養してもらい。パソコンも練習し
会社内部もバリアフリー化し、車椅子の彼が復帰して働けるよう、新しい仕事もできるよう、着々と準備を続けています。

退院したら、本来は「快気祝い」
でも、「御見舞御礼」の熨斗紙。
この字の違いの持つ意味が、心に重くのしかかってくる。
でも、新しい人生、皆で助け合って生きて行きます。
ご縁のある仲間だから!

「お帰り!今度は作業場へ帰ってきてね。待っているよ!」(^-^)


 

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