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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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僕と君、俺とお前、私とあなた…函館~北斗市

2007年09月03日 19時06分50秒 | Weblog
自分の事を言う一人称も、その使い方は話す相手によって異なるのだそうです。
確かに自分の事を「俺」と言える相手は、その相手も「お前」と言い合える対等の立場という事になるのでしょう。
「わたし」と言うのも相手が上司や、大事なお客様などの場合「わたくし」となります。
普段、使用する「僕」は、相手が「君」と、呼んでくる相手である事なのだそうです。

このような言葉は、普段、あまり意識する事なく言い馴れた言葉を使用しているようです。
かと言って、やたらと改まった言葉を多用すると、親しみが消えて心が通じなくなる場合もあると思います。つまり丁寧語に徹する事が必ずしも正しいとは言えないのでしょう。
言葉の使い方でその人の人格が解ると言いますが言葉は、意思伝達と同時に心情伝達の要素も伴っているのでしょうか。

政治家や有名人が、懸案が生きた場合に行う記者会見では、会見を行う課題や問題を抱えているだけに、その人の人格までが透けて見えます。
閣僚に抜擢されて行う記者会見では、気持ちが向上して興奮気味になり、普段、思っていない事、或いは言ってはいけない事などをついつい口走る事もあります。
鬼門閣僚人事と言われる農水相の就任記者会見で「遣りたくない大臣ポスト」との発言は、洒落のつもりのリップサービスだったのでしょうか…ところがやっぱり一週間大臣に…

プロスポーツで活躍する一流選手は、絶不調の時の会見も大衆に気持ちが伝わるような語り口が多いのです。勿論、そのような人が絶好調で気持ちが向上している時も、決してハイテンションにならないものです。
一流選手とは、厳しい日々の心身の鍛錬が、人格者としても形成されているのでしょう。
説明の難しい不愉快な事象を起こし、佛頂面で無言を決め込む角界横綱もいますが、人格形成に課題があったように思われます。

僕と君、俺とお前、私とあなたの呼び合いも、相手を思い遣る心情が通じ合える事で自然に成り立つ言葉なのでしょう。
政治家もプロ選手も人前での発言で人格までもが透けて見えるのですが、このようなブログを書く自分自身の人格もまた透けているのでしょうか…

今日は嵐が続いた一日でしたが家庭裁判所の調停室での調停業務も嵐のようでした。
一時はこよなく愛し合った二人でも、離婚調停を行う今は、あなた…君…お前…の呼び言葉が既に愛情が消えて憎悪になり空虚に思え、今日のブログテーマとなりました。
写真は今日のブログ内容と関係なく、先日の皆既月食をこの執務室から撮ったものです。
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