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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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内助の功…北斗市

2006年09月15日 18時42分09秒 | Weblog
私達のような地域密着の小規模工務店経営は何と言っても、妻の役割が極めて大きくなります。
財布を預かる財務の仕事を行なっている奥さんの居る所が工務店を上手に経営している確率が高いと言う現実もあります。NHKの日曜ドラマ「功名が辻」では、山内一豊の妻が、その賢明な活躍で夫を偉大な大名に仕上げて行きます。
工務店経営も社長は前面に出て演ずる役回りですが、その舞台装置を創り上げるのが妻の役割りと言う事になると思われます。我々は工務店経営者は設えられたステージで演ずるだけなのかも知れません。

写真は以前家づくりはアートなのかでご紹介した「翔ぶ」と言う絵画です。
展示会が終了して私の執務室に納まりましたが、私のために何ヶ月もの時間を費やして描いてくれた絵画です。
写真の向かって右側が前上磯教育長の田中則夫さん、そして隣が絵画の作者で奥さんの田中恵美子さんです。

私は娘の通う上磯中学校のPTA会長を努めた時があり田中さんがその時の校長先生でした。上磯中学校は現在でもそうですが管内有数のモデル校で生徒の品格、学力、体力などが常に注目される学校です。田中校長が赴任された時期には、そのプレッシャーなどで問題の多い生徒がけっこう多くおりました。
新校舎落成祝賀会に全員生徒の参加が危ぶまれる状況でしたが、田中校長は小さな身体で生徒の中に溶け込み、先生と生徒の信頼を得て立派にイベントを成功させたのです。

ところがその無理がたたり翌年、大病に侵され、一時は再起不能とまで言われたものでした。しかし、その逆境を乗り越える力を授けたのが奥さまの恵美子さんです。寝食を忘れて看病をし、数ヶ月で10kgも痩せながらご主人の身の回りの世話に奔走しました。
恵美子さんの内助の功で見事に病気を克服した田中さんは、その後、上磯町の教育長に赴任され地域教育に大きな貢献をされました。まさに内助の功なしではこの偉業を生し得なかったと思われます。

田中恵美子さんは、ご主人が立派な仕事の出来たのも、我々のような周りの人々の支えによるものだと言う思いから、この絵画を描いてくれたのです。
「翔ぶ」は、混乱した住宅業界を光り輝く業界にするために、力強く翔び上がって行く姿を我々ファース・グループに重ね合わせたと言います。田中さんご夫妻の期待に添えるよう、ファース・グループ全社で大いに飛躍して参りましょう。
絵画に描かれた白鳥のように…見ていると本当に勇気が湧き出てきます。
私の執務室にありますので来社し、この絵画から勇気と希望を得て下さい。

今日はスカッと晴れ上がった本当に爽やかな北斗市でしたが明日は広島です。
 ファースの家内容を更新しておりますのでご覧下さい。
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