春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

狂った時代に節操を捨てた人、捨てずに身を潜める人

2009年05月19日 17時12分18秒 | 思想信条

日本郵政社長の続投認可、総務相「慎重に考えて行使」
 鳩山邦夫総務相は19日の閣議後の記者会見で、日本郵政が前日の指名委員会で西川善文社長の続投支持を決めたことについて「(総務相の)認可権限は非常に重い。慎重に考えて行使していく」と述べ、6月末の株主総会に向けて熟慮する考えを示した。

 障害者団体向け郵便料金割引制度を悪用した郵便法違反事件で郵便事業会社に家宅捜索が入ったことについては「国民におわびしようがないほどひどい話。強い憤りを感じる」と発言。日本郵政と取引がある博報堂の子会社が事件に絡んでいたことに触れて「(広告代理店との関係を)きちんとすべき」と述べ、代理店契約の見直しを検討する意向を示した。(15:04)


二月ごろのニュースには、西川社長はすぐにでも辞任させられるのかと思わせるようなものもありましたのに、
西川社長グループは、ほとぼりが冷めたと思ったのでしょうか、
西川社長を再任をさせようとの動きが出ているようです。
これを許したら、又去年と同じようにオリックスに、かんぽの宿を格安で払い下げる目論見も、生き返ってくるのかも知れません。(かんぽの宿、オリックスに譲渡される

始めは西川社長は、何をしても通ると思っておられたようでしたが、麻生政権の思いの外の強行姿勢に一時は恐れをなした感じでしたけれど、
麻生総理の腰砕けで、又しても社長に居座って、予定通りオリックスにぼろ儲けさせようと企んでいるのでしょうか。
西川社長が企んでいると言うよりは、オリックスが企んで、使い慣れた西川社長をもう一度利用しようと言うのかもしれませんが・・・・・
検察は郵便料金の誤魔化し事件にならすぐに動くのに、かんぽの宿をべら棒に安値で払い下げようとした、背任事件には全然動こうとはしませんでしたが、
検察も一味ということなのでしょうか?

しかしながら、国民の財産横領をもくろんで失敗しても、
尚居座ろうと言うのですから、
なんと呆れた鉄面皮ぞろいの財界人たちでしょう。

アメリカでも破綻した銀行の責任者たちが、国からの財政援助を受けながら、
高額のボーナス、それも日本人からしたら、信じられないくらいの高額のボーナスを、お手盛りで支給させていたと言うニュースには呆れたものでしたが、
今の政財界人の倫理観は、地の底深く埋もれてしまっているようです。

関西地方限定のバラエティー番組での事ですが、
その番組の作った「人間国宝さんに認定」というコーナーで、
昨日の朝紹介されていた人に面白い人がありました。
場所は何処だったのか見逃したのですが、
テニス用品店の70歳の女性店主の事で、吃驚するような事が紹介されていました。

この女性は15年越しの付き合いのあったアメリカ人男性と、2年前に結婚したのだそうです。
その男性は彼女より12歳も若い58歳の男性で、しかもハーバード大学出の、押し出しも立派な男性でした。
ハーバードを出た後、(聞いたけれど忘れてしまったのですが)某大学にも留学したのだそうです。
そんな経歴の持ち主なのに、今は可哀そうだから拾った数匹の猫に、餌をやるのが仕事だと、奥さんは笑って言っておられる様な境遇におられるのでした。

ハーバードを出た程の人なら、順調に出世したら政財界でも、目立った立場になられることになるでしょう。
そこが、や~さんや盗賊の溜まり場のようになっていたら、
その仲間に加わる気になれないようなまともな人は、就職しても長続きしないでしょうし、
大学に残っても、その意見が政財界の意向とかけ離れていると、居場所がないことになることでしょう。
多分そういう事情から、その男性は結局何処にも居つけないで、日本人の女性と結婚して、ひっそりと暮らす道を選ばれたのだろうなと想像しました。

アメリカにはきっとこの人と同じように、有能でまともな人も大勢有ったけれど、皆立ち枯れにされてしまわれたのではないだろうかと想像させられました。
日本でも東大出で、居場所を見つけられないで、立ち枯れになりかかっている人が、大勢有ると聞いた事があります。

社会が狂っている時には、まともな人は排除され、ますますゆがんだ社会となってしまうということなのでしょうか。
まともな人が、ひっそりと逼塞していないで、行動を起こしてくださったら、
この社会もだんだんと良くなっていくのではないかと思うのですが、
悪い人たちというのは、強欲なだけに、やる事が凄まじい場合が多いので、
巻き込まれたらどんな目に合わされるかわからないというので、
抗うよりはひっそりとということになるのかもしれません。

オバマ大統領は、アフガニスタン戦争にものすごい将軍を起用したそうですね。
「マスコミに載らない海外記事」さんによると、
アメリカとNATO軍司令官に昇進させたのだ。マクリスタルの昇進は、裁判なしの暗殺、体系的拷問、一般市民社会への爆撃、そして、索敵殲滅作戦を遂行する特殊作戦チームを指揮する上で、彼が果たした重要な役割によって特徴づけられる。
というような、拷問もお手の物というような人が、新しいNATO軍の司令官に昇格されたのだそうです。
アフガニスタン、パキスタンの人々の苦労は、まだ足りないというのでしょうか?
本当に痛ましい事です。