中国・新疆の暴動、死者129人・負傷者816人 新華社報道
【北京=尾崎実】中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで5日夜に発生した暴動で、国営の新華社は6日、住民ら129人が死亡、816人が負傷したと報じた。暴動は同市中心部で発生しており、多数の商店や車両が放火、破壊されるなどの被害が出た。
新華社は、亡命ウイグル人で組織する「世界ウイグル会議」(本部・ミュンヘン)がインターネットなどを使って「勇気を持て」などと暴動を扇動したと指摘した。 中国当局は国外からの指揮を受け、国内の組織が実行した暴力犯罪と判断。中国は10月に建国60周年の記念式典を控えており、事態を重視した中国指導部は今後、同自治区を中心に国内の引き締めを一層強化するとみられる。
同自治区のヌル・ベクリ主席は6日朝に発表した談話で、6月下旬に広東省の玩具工場で起きた漢民族とウイグル族の衝突に言及。事件ではウイグル族2人が死亡したが、「分裂勢力などが騒ぎを拡大させ、党と政府を悪意を持って攻撃した」と指摘した。(14:24)
死者が129人にもなったと言う事は、大変な事態になっているようである。
お昼前のニュース(グーグル)死者2人となっていたが、急に暴動が大きくなったのだろうか?
それとも事態が落ち着いて、見つける事ができる状態になったと言う事なのだろうか?
ミュンヘンに有る亡命ウイグル人の組織が呼びかけて起こされた暴動だそうだけれど、
裏には亡命ウイグル人だけではなくて、外国の意志も働いているのだろうか?
ウイグルはロシアとの国境に近いそうであるけれど、
中国は中東やヨーロッパとも又近隣関係にあるのだと、改めて思い出させられた。