今日の大津市は、朝は良く晴れて梅の土用干しも出来るのではないかと思えるほどのお天気だったのに、天気予報どおり午後になると雨が降り出し、しとしとと梅雨らしい雨が降り続いている。
近畿地方の梅雨明けは、8月になるだろうと天気予報のお姉さんが言っていた。
新潟県中越沖地震(07年7月)で被災し、起動試験(試運転)中の東京電力柏崎刈羽原発7号機について、泉田裕彦新潟県知事は21日、営業運転への移行を容認する考えを示した。これを受け、柏崎市と刈羽村も容認の意向を表明し、7月中にも営業運転が再開される見通しとなっていたが、
又新たな問題が発生したらしい。
柏崎刈羽原発:7号機の営業運転、月内困難に 燃料棒被覆管に穴 /新潟
昨年11月には7号機建屋、12月には6号機建屋、今年3月には1号機建屋と柏崎刈羽では、地震被災後度々火災に見舞われている。
柏崎原発では、これまでに7件もの火災が続いている上に、昨年12月には漏れた大量の放射性廃棄物が14年間も放置されていたことが発覚したばかりだそうである。
それでも東京電力は、何とかして運転再開を模索してきていたようだが、
試運転したら途端に放射能漏れが起こり、燃料棒被覆管に穴があいていた事が分かったと言う事のようである。
この穴を塞いだら、又運転を再開しようと言うのだろうか?
今回の事で、地震によりどのようなダメージを受けていたかと言う事が、
全然分かっていなかったと言う事が、明らかになっていると言うのに!
今回のトラブルは、穴を通じて放射性物質が原子炉水に漏れ出たと言う程度の事だったから良いようなものの、もし爆発事故でも起きたりしたら、目も当てられないことになってしまうだろう。
柏崎市で電気自動車のタクシーを営業運転することになったとニュースで報道していたけれど、
柏崎市の場合は自動車の排気ガスを減らす取り組みも結構ではあるが、
その前に放射能を絶対に出さない為に、刈羽原発は閉鎖する決心をするべきなのではないだろうか?
北朝鮮の核爆弾が飛来する危険性よりも、国内に五十数基も有る原発の危険性の方が、どれだけ危険性が高いか考えたなら、
政府も原発の廃止を、もっと本気で考えるべきではないだろうか。