両院議員総会を開く事を求めて中川秀直氏等が呼びかけて、集めた署名の数が規定の128以上の133票になったそうである。
それで麻生下ろし派の鼻息が荒くなっているらしいけれど、
今度の自民党の凋落の原因は、麻生総理一人の責任としたいのだろうけれど、それでは余りに反省がなさ過ぎる。
ニュースの中で、小泉元総理が講演しているシーンが映されていたけれど、その中で小泉元総理は「・・・・もう何も有りません。有るのは鈍感力だけです。」と言っていた。
悪の親玉だっただけあって、小泉元総理は自分が何を遣ってきたか位の事は、分かっているようである。
現在その心が平気でないからこそ「自分に残っているのは鈍感力です。」
(その鈍感力で、自分は厚かましく今も生きて、大勢の前で偉そうに演説などぶっています。)
と言わなければ恥ずかしくて居たたまれなかったという事なのではないだろうか。
それに引き換え小泉売国元総理の子分達は、未だに自分たちが犯してきた数々の、
国と国民に対する裏切り行為を、悪かったとは微塵も思っていないということなのではないだろうか。
郵政民営化が売国的法案であると知っていながら、反対したら自民党公認をしてもらえないからと言って、賛成票を投じた無責任政治屋の集まりの、自民党代議士達なのに、その反省等した事はないのだろうか?
今自民党が国民から支持されなくなった責任は、
只、麻生総理一人に有ると信じ込んでいるのだとしたら、
自民党代議士連は、全員信じられない位の白痴か、鉄面皮しかいないと言う事になる。
そもそも麻生総理を選んだのは、彼ら自民党の代議士達で、
その無能無責任な政治によって、国民にどれだけ迷惑をかけたかについて、
いくらかでも反省していたならば、野党が提出するのを待っていないで、
もっと早くに麻生総理の不信任案を自分たちで出して、総理の座から追い出してくれるべきだったのである。
その位の事をするような責任感のある面々が、自民党に数人でもあったならば、
今日の自民党も、此処までの頽勢を憂れうる事には、ならなかったのではないだろうか。
そんな事は夢にも思うこともない面々が、
衆議院と言う国民の代表として国政を審議する大事な議会において、
野党の提出した麻生総理不信任案を、
与党の総意と思われる多数で否決しておきながら、
その議決が済んで日も置かないうちに、
直前に国民の代表として示した意志と真反対の事を目論み、
議員多数が呼応する等、国民無視も甚だしいと、
国民が怒るとは想像するも出来ないのだろうか?
彼等は国民の代表として、国と国民の為に政治をした事など、
いまだかつて一度もなかったので、
そんな事思いもよらないと言う事なのだろうか?
辞めたくない麻生総理を、無理やり辞任に追い込んで、
国民受けの良い(と彼等が思い違いしている)人物を新しい総裁にしたら、
自民党が挽回できると思っているとしたら、
それは読みが甘すぎるというものであろう。
国民は自民党代議士達の、反省心皆無の姿をはっきりと見せ付けられた気がして、
その心は益々離れていく事になるのではないだろうか?
自分達の、長年の無責任な政治姿勢の所為として、
これが「年貢の納め時」と諦めて、幾らかでも謙虚な姿勢を示すようだったら、
自民党も多少は挽回できるかもしれないのに・・・・・