大空を見上げて

日頃感じていること

父の教訓

2016-02-25 | Weblog


  戦前、私の父は刑務官で刑務所長をしていて、父の弟の叔父は帝国大学法学部卒で裁判官だった。

 幼い時より人間として間違った事を絶対にしてはいけないと育てられた。

 子供の頃より「正しく、強く、朗らかに」生きろと良く言われた。

 正しくとは警察沙汰はもちろん、他人様から批判を浴びる様な事をしないこと。

 強くとは気持ちを強く持って自分自身に負けないよう。

 朗らかには物事をクヨクヨ考えないで、試練に会っても前向きに考え笑って乗り越えろ。


 私の人生を振り返るといろいろあって、亡父は出来の悪い私には不満かも知れない。

 でも自分では反省もあるが、何とか教訓を守れたように思っている。

 今、世間を騒がしているプロ野球界のスーパースターが覚せい剤の容疑者となった。

有名なお寺で修業したり四国八十八カ所のお遍路巡り等したが、自分自身に負け自暴自棄になって心の弱さを暴露した。

厳しいスポーツ界で頑張り、名を残した有名選手だけに、どんな挫折に又試練にあっても心強く乗り越えてほしかった。

若い頃、自衛隊(第一空挺)時代の教官で武道の先生でもあった恩師(故前田師)に、社会の荒波に負けない根性を叩き込まれた。

人生の師匠として今でも心から感謝している。

   (全国からお祝いに!先生方と共に)

「日本武道館内の正面玄関に永遠に刻まれた故前田政治先生(剣道教士八段、銃剣道範士九段、短剣道範士八段)」 
 
コメント (2)
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