-写真の部屋-

奥野和彦

船着き場

2009-03-09 23:16:05 | 写真
090309一周忌。土日で行って来た。少しの間、載せる写真に困らないか。法事で集まる近所の人たちの話題は飲むうちに自然と町や、島や、の話題に。末席に座り、話に混ぜてもらうが、改めて感心させられる。という言い方が、そもそも高い位置からの物言いなのだが、自分たちの生活、暮らしのことは自分たちで考え、整え、作り上げていく。という僕らの生活圏ではなかなかなし得ないことをしているということである。本来、共同体というものはそのように生きているものなのでしょう。また、そうせざるを得ない地域であるということでもある。
また、スーパーで売ってるどこ産のみかんよりもここのみかんが美味いのはなぜかと言った話から出て来た話で「いいみかんを作り上げようと思ったら均一なものが出来る。(勝手に)出来上がったもんにはそうでないものが出来る。」これにはまた、ズドン、と胸を打たれた気がした。

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