-写真の部屋-

奥野和彦

初心者になろう。今年こそ。

2016-01-25 22:01:21 | 写真


断捨離話のつづき。
生活を彩るものに囲まれていたいから、物が増えてしまうんだよね…
という気持ちがあるものの
だんだん歳をとってバイタリティーは低下するし
あれもこれも出来なくなる。
残りの寿命がどの程度あるかによって
もう使える時間もお小遣いもだいたい見えてくる。

与えれられた範囲で、
それでも何かをし続けていたいし
もちろん、ルーティンワークとしてのカメラマンを
もう来なくていいですよ、と言われるまではしているとして
あとは何をしていこうかなぁと考える。
仕事ではない部分の「写真」は、もうどうだろうか?
と考えるぐらい世の中において私の思うものとは変貌してしまい
現実の鏡として何かを訴えたり、見せたりするものではなく
個人において好きなように楽しんで完結するホビーになったのではないか。
ファッション的に目新しいものはデジタルでいくらでも
出てくるけれど、心を打たない。
自撮りが一番なんだろ。

じゃ、写真はやめてしまうかと思ってもそうはならない。
それはもう、昔に入門した時に死ぬまでやるって決めたから、それだけの話で。
オレはオレのやることだけは勝手にやる。あ、自撮りみたいなもんか。



今年に入って、一つやり始めた事がある。
すぐに飽きるかもしれないからまだ手探りだけれど
いつか写真の仕事も終わって、趣味で撮るのもしんどくなっても
ぼちぼち、やっていられそうなこと。

それにしてもなんて君たちのこれからは希望にあふれていることか。
体力と知恵と勇気と正義を備えて
時代は難しくなるだろうけれど果敢に立ち向かって行ってください。
カントクもお前たちみたいにヘッドスライディングしたいよ。
手、届いてねえじゃねーか。
危ないから、よせって言ってるのにやっちゃうなんてすごくカッコいいよ。
ずっとこの笑顔といたいけれど、もう数年だろうね。
それも断捨離?
そんな簡単な言葉ではすまないよ。