プレバトで俳句やってる。
俳句は一点での売り買いって無いね。
手に入れたいとするなら
その作家の粋を集めた句集ですよね。
でも、その作家がどこかを訪れて
親しくなったりお世話になったりした人に
短冊にひらひらと一句したためて揮毫して
プレゼントして来る、なんて事はある。
ふむふむ。
さて、
写真を買うのはかように値段と価値のバランスが
分からなくて中々買う事ができない。
買ってもらう事ができない。
多分それには時間がかかるのです。
最初のきっかけは通りすがりか、
ちょっとアートっぽい事味わってみようとか
人に誘われてとか
そんな感じでAさんの写真展を見たとする。
思ったよりも自分の心にAさんの写真たちが引っかかって
この写真展は良かったな、と思ったとする。
1番推しはあの「猫」の写真だったとする。
次回の案内をお送りしますと
芳名帳にあったので自分の住所と名前を書いて来た。
半年たって、Aさんの次の写真展の案内DMが届いて
そこにはあのAさんのタッチの写真がまた刷られていて
「さあ、見に来てくださいな」と自分を誘うので
もちろん見に行こうと決める。
Aさんの写真集とか図録とか無いんだろうか。
ここに、「写真」を所有したい気持ちが生まれて来る。