-写真の部屋-

奥野和彦

◯ードン危機一髪

2012-12-17 12:56:06 | 写真
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パ:「間違って側線の方に入って来たから
   ◯ードンの長さでは曲がりきれなかったんだ!」
 
保線夫:「ゲージ(線路幅)が開いてしもうて
     脱線したんじゃのう。◯ードンは本線しか
     走れんか。」

そこへ、チビSL協三型が、ちょこちょこと走って来て
本線の方へ向いて停まった。中から冷真くんが顔を出して
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冷:「◯ードンを本線のまっすぐな所まで
   引き上げるんだ。◯ーマス、◯ーシー手伝って!」

ト・パ:「OK!」

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工夫たちは◯ードンの車輪がしっかりレールに
戻るように、棒やらバールやらを持って構え、
いのししバケットのついたキハ2が後ろから
◯ードンを押した。
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「ほんだぁ よいさぁ!」

ハ:「これは何ですか?」

オーナー:「この島で、お祭りのだんじりを担ぐ時に
      かけるかけ声です。」

ハ:「なるほど。」

みんなの頑張りで◯ードンは本線上に戻され、一件落着。
広がってしまった線路も◯ドー島から来た技師たちと島の
社員たちとですぐに復旧させた。作業をしながら、
車輌整備のこと、運転技術、いろいろな情報交換を楽しそうに
していたようだ。
一つ、来てくれた技師が言うには
「車輌には車番を明記した方がいいですね。より彼らを覚えて
仲良く出来るし。◯ーマスは1、◯ーシーは6みたいにね。」

いつの間にか、冷真くんは◯ーシーに乗り込んで
ボイラーに石炭をくべたりしている。

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ハ:「それでは、今日はおいとま致します。
   クリスマスには、また他の仲間たちも連れて
   遊びに来ます。

オーナー:「楽しくやりましょう。ぜひお越し下さい。」

ト・パ:「楽しかったよ、また来るね。」
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島のキハたちがそろってファ~ンとタイフォン(警笛)を
鳴らすと3両の機関車が港のある下弓削に向かって出発した。
◯ードンは本線の緩いカーブでもきゅうくつそうに
車輪をきしませていたけれど。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
妄想がディープな感じになってるけど、私は結構楽... (みってぃ)
2012-12-26 21:58:25
妄想がディープな感じになってるけど、私は結構楽しんでますよ。
まさか○ーマスシリーズの皆さんがあの島にやって来るなんて・・・

次は誰が来るんだろう?
楽しみにしてます!
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