昨日、新宿での仕事の帰りに蒼穹舍ギャラリーに寄る。久しぶりにOさんと雑談。額のサイズがかわいいので、サイズを聞いたり測ったりしている間に、なんとなく写真展をやる気になってきた。とはいえ、今すぐでは、ちょっと手持ちの写真に物足りない部分もあるし、少し撮って、焼いたり選んだりしているうちに、「５月までは予約埋まってるよ」の先あたりになんとかなるのではないか、という目論みである。今は昨日の今日でまだ、熱が冷めていないけれど、さあどうなることやら。森山大道さんが、復活させた「記録」誌の中で、氏にとって８０年代が今思えば、夢のようであったというような事をかかれていて、ああ、自分はそんな頃に会いにいったんだなぁと懐かしく思うと同時に、自分にとっても今がそんな時期なのかもしれないという感じがする。もっともあんな風にのちにまた、大ブレイクをするような人間ではないけれど。好きなだけ時間があって、お金がなくならない限りはとりあえず好きなだけフィルムが買えて、という境遇だ。俺の場合、ちょっとだけ釣りが邪魔をするけれど。
白黒フィルムは写真を始めたときから、これ。一時期、プラスXを使った事もあったけど、なくなっちゃったし。ビックやヨドバシに行って、トライXがなかったらその日はフィルムは買わずに帰る。出来る事なら死ぬまでに使う分をストックしておきたい。フィルムは「トライ」、ルアーは「ヘドン」。
