-写真の部屋-

奥野和彦

ゲームフィッシング

2007-05-18 23:55:38 | 写真
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間隙をついて、ちょっと遠くの池まで。まずは、どこにいそうかを見極めて心静かに構えて投げる。なるべく静かに着水させる。波紋が消えるまで少し待つ。2~3回竿をあおると、ルアーのプロペラが回り、音を立て水しぶきをあげる。魚がすーっと寄って来て反転しながらのしかかるようにルアーを押さえ込む。あわせる。首を激しく振りながら抵抗する。ジャンプをする。竿のためをきかせる。次第に力が弱くなり足元に寄って来る。上げる。眺める。きれいな体、目。天然、自然。嫌われ者の魚かも知れないが、自然はやはり美しい。なるべく魚体に触る事なくフックをはずし、静かに水につけてから、放す。命がけの魚を相手にゲームと呼ぶのには何か抵抗があるけれど、こうして自然と対峙してその造形やらしくみやらを見せてもらっている。



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