-写真の部屋-

奥野和彦

薬とコーヒーとクルクルと 2

2025-01-25 22:47:56 | 光の籠


洗濯物を干して
ダークバックに手を突っ込んで
ステンレスの現像タンクにフイルムを巻き始める。
タンクは2個あって現像スタートの時間を3~4分ずらして2個同時に作業をする。
ミクロファインを1:1に希釈して20℃ 11分現像。
最初の1分は連続撹拌、あとは1分に一度タンクを上下に4回撹拌。
停止液は使ったほうが定着液の疲労が少なくて済むので使うようになった。
定着は最初1分連続撹拌、あとは10分静かに置いておく。

洗面所というかお風呂の脱衣所、ここを昔から暗室にしていて
引伸し機があった時にはお風呂の蓋の上にバットが並ぶ。
今はフイルム現像しかしないので暗室である必要が無いから
そう呼ばない。だから現像室、かな。
午前中に現像は5本済ませてしまって
午後からスキャニングと思っていたけれど
そういう訳で、スタートが遅れてしまったので
途中に昼食を挟むことになる。
集中して一気にやってしまいたい気もするけれど
まあ、趣味の写真なのだから、のんびり
コーヒーでも飲みながら、おやつでも食べながら
ご飯も食べながらやる方が楽しい。

現像時間が終わって、定着の時間になって
台所に行って鍋でお湯を沸かし始める。
お昼は蕎麦を食べるのだ。
現像タンク2個を気にしながら蕎麦を茹でて
薬味のネギも刻み始める。
フィルムの方は定着が終わって、水洗工程へ。
蕎麦はスーパーの乾麺で特にどうって事もない商品だが
ちょっと前にもらった信州善光寺の門前生蕎麦を
大変美味しく頂いてそれについていたおつゆが
まだ冷蔵庫に残してあって、古くなるのを気にしながらも
今日もそれでいただく。もちろん笊でである。
フイルムの水洗と蕎麦の水洗を脱衣所と台所で並行してやって
あー、やはり蕎麦つゆが美味しい。

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