必要に迫られて、図書館で落語のCDを借りてきました。
これまで落語というものにはほとんど縁がなく、何年か前に、夫に大阪の天満繁盛亭に連れて行ってもらったのが、唯一の落語体験です。
今回は、「金明竹(きんめいちく)」という話が聞いてみたくて、図書館で探し、この十代目小柳家小三治のCDを見つけることができました。
ただ、第一印象では、この図書館には落語のCDは少ないですね。
この「金明竹」という話はご存知の方も多いかもしれませんが、私のような(『初めて聞く』という)例もありますので、ここに書かれているあらすじを下にご紹介します。
家事をしながら聞いていますが、面白いです。
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松公(まつこう)が店番をしているといろいろな人が訪ねてくる。松公はその都度とんちんかんな対応をする。猫を借りに来た人には傘を貸すのを断る文句を言い、伯父を呼びに来た人には猫を貸すのを断る文句を言う。続いて使いの者がやってくる。用件を大阪弁で早口でまくしたてるのでさっぱり内容が分からない。松公は節まわしがおもしろいので何度もやらせる。伯母さんも聞いてみるが、やはり分からない。使いが帰った後に伯父さんが帰って来て話を聞くが伯母さんは松公同様、とんちんかんな説明をする。