くつろぎの隠れ家風古民家【丹波篠山まつかぜ屋】

名古屋コーチン・丹波篠山牛・猪肉料理など。完全予約制。駐車場有り。駅弁「新デカンショ弁当」の予約販売も。

6)食品は安全なの?

2011年06月01日 | 日記
福島第一原子力発電所の事故は、大規模な環境汚染や汚染食品の出荷禁止・摂取禁止など、スリーマイル島原子力発電所や広島原爆などの過去の原発事故事例と比較しても、危険度の高い事故となってしまいました。

状況は、未だ予断を許さず、この事故が収束したとしても、その後の処理も大きな問題です。

私達は、情報を正しく判断して、行動していかなければなりませんが、講師の方が最後に寺田寅彦の「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることは なかなかむつかしい。」という言葉を引用されているように
、その判断は、難しいものがあります。

13:00~15:00と、2時間の講演は、長いのではと思っていましたが、スライドの変化にあわせ、資料を忙しくめくりながら、お話をうかがっていると、過ぎてみると、むしろ短いと感じるほどでした。

まだまだ、私には理解出来ていない部分も多いのですが、それでも、丹波篠山から神戸元町まで出かけて行った甲斐のある、有益なお話を聴かせていただくことができました。

福島原発事故そのものの収束は重要なことですが、同時に、日本は、今後のエネルギー政策をどのようにしていくのかという、とても大きな課題をかかえています。

原発を全否定して、それに代わる方法が、可能なのか?

その場合、原発の後処理はどうすればいいのか?

もちろん、専門家の方々の知識などをお借りしなければなりませんが、私達ひとりひとりも、もっと、真剣に考えてみなければいけないと、感じさせられました。

講師の唐木英明氏(東京大学名誉教授)は、ダンディな風貌で、お話も、聴きやすいものでした。

こういう学びの機会をつくっていただいたコープこうべと、講師の先生に感謝いたします。

ありがとうございました。

(※紙代の節約かと思いますが、資料がかなり縮小されていて、見にくいのが残念な点でした。)

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