マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

母、頷く仕草をする

2022-04-30 | 母のこと
本日の朝食



今朝は、少しお高めの紅茶を淹れてからの朝食でした。
KALDIで現在販売している、ウィッタードの不思議の国のアリスがプリントされた紅茶缶です。
デザイン料も加わってか、通常の紅茶よりもお値段が高かったですが、かわいいので3種類買ってしまいました。
今朝は、イングリッシュ・ブレックファーストです。
昼食と夕食は、画像を撮りませんでした。

午後、母に面会してきたのですが、今回は割と眼が開いていることが多くて、私からの声掛けにも何度か反応してくれました。
というより、コミュニケーションが取れてるかもしれない、と思った瞬間がありました。
それは、間もなく祖母(母の母親)の命日なのですが、ゴールデンウィークになると母は毎年、墓参りを気にします。
まとまった休みがあるからだとは思いますが、祖母の命日というのもきっと関係しているかと思います。
ですので、連休中に私が代わりに墓参りに行ってくるね、と眼が割としっかり開いている際に言ったところ、僅かに頷いたのです。
最初は、偶然かな?と思いましたが、もう一度こちらの声に反応しそうなタイミングで、また墓参りの話をしたら、やはり頷きましたので偶然ではないと思われます。
墓参りのことが、ずっと気になっていたのかもしれないですね。

母にとっては、祖父母の墓参りが一番気になるようで、父と兄の墓参りよりも気にかけます。
子どもの私から見ても、母は親(私の祖父母)に対する依存が強いように思います。
何かあれば、いつも「おじいちゃんはこうだった、おばあちゃんはこう言ってた」と言っていましたから。
そのため、墓参りも祖父母のお墓参りが優先でした。
今年は、我が家ではもう私しか行けないので、無理に行かなくてもいいかな、と思いつつ、母の代わりにこの連休中に行って、次の面会で報告できるようにしておきます(苦笑)
なにせ、いつもは頷くことなんてないのに、本日は頷きましたからね。
そこまでされたら、行ってこないと(笑)

ちなみに、身体的な変化はほとんどないようなのですが、どうしても床ずれによる褥そうが酷くなってしまうので、それは本人も痛さや気持ち悪さがあるのか、身体を動かそうとしていましたね。
足なども、皮膚の壊死が徐々に広がりつつあるので(栄養不足、糖尿病、血流の悪さなどが原因)看護師や看護助手が身体を動かす際(着替えやシーツ交換時)には、なるべく触らないようにしていると言っていました。
自力で身体を動かす仕草をしているときに「痛いの?寝心地が悪いの?」と声をかけると声を出すことからも、本当に寝心地が悪いのでしょうね。

そういえば、眼を閉じている際に(おそらく浅い眠りに入っている状態)なぜか本日はしかめっ面をしていました。
夢でも見ていたのでしょうか?
眼を開けた際に「夢でも見たの?夢だから気にしなくていいよ」と言うと、ちょっと表情が落ち着きました(笑)
やはり、こちらの言うことは理解できているようです。

次回は、また1週間後に面会する予定にしていますが、新しい反応があるかもしれないと思うだけでも、会うのが結構楽しみだったりします。
看護師の皆さんは、私にいろいろと気づかいしてくれますが、私自身は割と冷静というか客観的な感情も湧いたりしているので、そんなに気遣いしてくれなくても大丈夫ですよ、と言いたいです。

でも、1つだけ言いたいことがあります。
何と言いますか、本日も私と看護師とで会話がかみ合わないというか、こちらが言ったことに対して「その返答は求めていないんだけど」というような返答をされたので、ちょっと困っていることのひとつではあります。
なんでしょうね、特に男性看護師の皆さんと会話がかみ合わないことが多くて(苦笑)
私が言っていることって、そんなにとんちんかんかな?と思いますが、女性看護師はそんなことないので、やはり何か男性には理解できないことを私が言っているのでしょうね。
一番かみ合わないのは、身の回りのことについてかな?
やはり、男性と女性だと気づく視点が違うのだろうな、と最近は特に感じているところです。
でも、知りたいことは身の回りのことなので(病状については医師に確認するのが一番確実なので、看護師には質問しないです)さて、どうやって男性看護師に私の言いたいことを理解してもらおうか、と頭を悩ませているところです(笑)

1週間ぶり、相変わらず

2022-04-23 | 母のこと
本日の朝食


本日の昼食


本日のティータイム


今朝は、パンもベイクドケーキも底をつき、シリアルもないので久々に和朝食です。
といっても、おにぎりとみそ汁(笑)
昼は、煮込みハンバーグと付け合わせのにんじん、ほうれん草入りコンソメスープ、ごはん。
ごはんは、茶碗に盛り付けるのが面倒くさかったので、ハンバーグを煮込んだフライパンの方に入れました(笑)
こういうことをするたびに、器兼用のフライパンを買うべきか悩みます(苦笑)
午後のティータイムは、母に面会した後に行ってきました。
今回は、行きつけのカフェではなく、少し単価がお高いお店に。
でも、普段気軽に立ち寄りたいのは、行きつけのカフェですね。
オシャレでお高そうなケーキは、たまにでいいです(笑)

さて、1週間ぶりに母と会ってきましたが、相変わらずの状態です。
敗血症が完治して以来、ずっと同じ容態のまま1ヶ月近く経ちますが、今のところ病状としての変化はない様子です。
ただ、私が面会している短い時間(10分程度)に関しては、私が話しかけたり身体を揺すたり触ったりして起こすと、眼を開けて声を出したりするときもあるので、全く何もわからない状態のまま眼を開けたり眠ったりを繰り返しているわけではなく、こちらの声や刺激(触られたり、身体を動かされたり)に関しては、ある程度自分が何かをされている状態だということは認識しているのではないか?と感じることも多いですね。
どこまで届いているのかはわかりませんが、こちらが言っていることも多少理解はしている気がします。
というのも、耳元で少し内緒話的なことをささやいた瞬間に眼を開けて私と眼を合わせたのですよね。
あれ、絶対理解している人の眼だと思うのです。
だとしたら、今の母の状況だと、身体が動かせないということや、話をしようとしても言葉が出ないこと、意思を伝えられないことは、結構つらいのかもしれないですね。
まあ、認知症状もあるので、そういったつらいことは次の瞬間には忘れているのでしょうけれど、きっと起き上がって身体を動かしたい、などと考えたりもするときがあるかもしれないです。

次は、また来週末に面会する予定ですが、このままの状態が更に続けば来月には入院期限がやってきます。
ただ、母の場合は看取りも視野に入っているので、転院は病院側も考えておらず、診療科病棟の移動になるだろうとのことです。
担当医師は、ゴールデンウィークまでもつかどうかわからないと仰っていましたが、母が思った以上に体力と生命力がある気がするので、まだまだお世話になるような気がしている今日この頃です。

外出ついでに外食、そして母の入院着を買う

2022-04-20 | 母のこと
本日の朝食


遅めの昼食


本日は、朝食の時間が遅くなったので昼食時間になってもお腹が空かず、何も食べない状態で昨日消費してしまったボールペンのインク(軸)を買いに、ショッピングモールへ行きました。
あちこちで買い物をしている最中にお腹が空いてきたので、モール内のフードエリアで遅めの昼食を摂ることにしたところ、夜はまたまたお腹が空かず、夕食を摂らずにブログを更新しています(笑)
おそらくこの後、小腹が空くはずです(苦笑)

モールなどのような、いろいろな店舗が入っているところへ行ったら、必ず衣料品関係のお店で母が着られそうな服を探すことにしています。
何度かブログでも綴っていますが、母はもともと肥満体型だったので、そもそも普通の女性向けパジャマや寝間着はサイズが全く合いません。
そのため、大型スーパーなどの衣料品コーナーの「大きなサイズ」や、しまむら、ユニクロなどでゆったりサイズやオーバーサイズ仕様の服を探す必要があります。
現在、母は寝たきりなので試着することができませんが、面会時に確認した母の身体のサイズを考えると、体重は減ったという報告は受けているものの、浮腫やもともとの脂肪の付き具合、皮膚のたるみ(運動せずに体重が減っているので皮膚のたるみが結構あります)を考慮すると、やはり普通の女性向け衣料はサイズが合わないと思われます。
おまけに、母が自分では身体を動かすことができないため、服は全て前開きの服を用意するように、病院側から言われているので、

 ・ゆったりサイズか3L、4Lサイズ
 ・袖ぐりは大きめ
 ・前開き
 ・「ヒモ」が付いていない(付いていたら外す)

という条件を満たす服となると、思った以上に取り扱いが少なく、かなり探し回ります。
以前は、とりあえず男性用のパジャマを購入して持って行きましたが、それだとズボンをはかせることができないので(現在は膀胱留置カテーテルを使用して尿を排出しているため)その後はゆったりサイズで半袖(袖ぐりも大きい)のワンピースを見つけたので、それを持って行きました。
ワンピースのサイズが合っていそうだったら、同じワンピースの色違いを購入しようと思っていましたが、どうも肩あたりが窮屈そうで、よく見ると肩あたりに少しタックが入ったデザインで、そこが突っ張ってしまっていました。
これでは同じワンピースは買えないので、さて、今度はどこに服を探しに行こうか、と悩んでいました。

先週、母に面会した際に看護師から「ゆかた」がいいと言われ探してみたのですが、よくよく考えたら今いる病棟では「ヒモ」が付いた服は禁止されています(ヒモそのものの持ち込みが禁止されています)
母は身体の自由が利かないですし、病状からしても「例外」が認められるのかもしれませんが、やはり「ゆかた」やそれに似たタイプの寝間着はどうしても「ヒモ」を使うので、今は持って行かない方がいいかな、と購入を悩みました。
となると、やはりゆったりサイズの前開きで袖ぐりの大きなワンピースしか、選択肢が見つかりませんでした。

今回もそうですが、母の現在の入院着を探すのは、大変困難で時間もかなりかかります。
いつもは寄らない店にも入ってみて、ワンピースのコーナーは隅から隅まで確認していますが、本日はたまに購入する店の前にセール品が並んでいて、その中に「これなら大丈夫なのでは?」というワンピースを見つけました。
(それでも、そのセール品にたどり着くまで1時間ほどかかっています)
セールということもあり、もし母が着ることができなかったとしても、私が部屋着にすることはできるので、とりあえず買うことにしました。
今週末に、母の面会の予約を入れているので、その時に持って行きます。

しかし、肥満体型であることが、ここまで影響するなど考えもしませんでした(苦笑)
今入院している病院の特性もあるのですが「ヒモ」禁止という規則さえなければ、もっと選択肢が広がり、さらに母が普通の体型でさえあってくれたなら、普通サイズの服が買えたのに、本当に肥満体型というのは健康に留まらずいろいろなところで支障が出るものだな、と実感しています(苦笑)

私も、まあ母ほどではないにせよ肥満体型ではあるので、将来のことを考えるとサボっている筋トレを早々に復活させた方がいいような気がしてきました。
散歩も復活させたいのですが、母の容態がいつ変化するかわからない今は「散歩」のように歩いて外出するのは控え、買い物も全て車を使っています。
これでは、身体はなまってしまうばかりですね。
ですから、先週くらいから「ラジオ体操」をできるだけ毎日するようにしました(笑)
いいですよ、「ラジオ体操」は(笑)
全身運動なので、終わった後にがちがちになっていた身体が少しリラックスしますし、わざわざトレーニングジムなどに行かなくてもいいので、引きこもり体質の私にはゆる筋トレと同じくらい向いていると思います(笑)

さて、母の面会は今週の土曜日に予定しています。
母の服も買えましたし、本日の外出で少し疲れたので、明日と明後日は思う存分引きこもろうと思います(笑)

容態が変化しないので面会規制再び(笑)

2022-04-15 | 母のこと
本日の昼食

 ・エッグチーズサンド

ハンバーガー用のバンズを消費すべく、ミートパテなしのエッグチーズサンドを作りました。
作ったというよりかは、食べるのも作るのも面倒くさかったので、簡単に済ませられるメニューにしました(笑)
バンズは、あと1個(1組?)残っていますが、もう1回ハンバーガーを作って終了する予定です。

さて、母の面会に本日も行ってきましたところ、私の声に数回反応を返してきました。
全ての声掛けに反応があったわけではないのですが、眼も結構しっかりと開けるし、反応を返してきた際は視線が割とはっきりとしているように見受けられました。
眼を開けていても反応しないときは、だいたい眼の焦点も合わないし、いわゆる「遠くを見るような目」をしていますが、本日は割としっかりと私の顔に視線を向けたので、視力はどの程度なのかはわかりませんが、声のする方を確実に向いていたように見えました。

その他の変化と言えば、意識不明になって以来ずっと右手は触っても反応がなかったのですが、本日は本当に僅かではありますが握り返してくるのではないか?と思えるような、指の動きがありました。
反射運動とは、少し違うような気がしました。
また、寝起きの人がよくする「伸び」をしようとしていたので(身体は動かないけれど首から上を動かしていました)もしかしたら、今の体制(寝たきり状態)がしんどいのかもしれないですね。

いつもは、短い眠りと覚醒を繰り返すような感じだったのですが、本日は何度か私の声に反応したり、身体を動かそうとしている感じがあったので、途中で眼をつむって眠りに入った状態になった際に、このまま寝かせた方がいいのかな、と思いつつ、私も面会時間が短いので、無理やり起こして話しかけていましたところ、途中からしかめっ面をされました。
多分、私の声がうるさかったのでしょうね(笑)
看護師からも、本日はシーツや紙おむつの交換など、身体を動かす必要があるときに、足や顔の表情が動いたりしていたというので、本日はいつもよりも覚醒していたのかもしれません。

ということで、母の状態はよくも悪くもならず平行線と言いますか、今月初めに担当医から言われた「1ヶ月もたない」をすでに超えてもなお、状態が変わらないことを受けて、おそらくすぐに容態が悪くなる可能性がなくなったのでしょう、これまで、私にだけ(というかいつ容態が変わるかわからない重体患者の家族に)許可されていた毎日の面会が、明日からまた週に1回の規制に戻されました(苦笑)
まあ、それでも好きな曜日を選べるという点では、他の患者の家族に比べると特別扱いなのですが、なんとなく母の意識が以前よりも多少はっきりしてきている気がしているので、1週間も顔を見せないと次回面会した際に文句を言われそうで(笑)
まあ、それくらい元気になってくれたらいいのですが、実際はあまり変わらないのだろうと思われます。

明日からは、また1週間後に予約を入れて母の面会に行くことになったので、少し身体を休めることが出来そうです。
実を言うと、前回の土日の叔母の腹痛騒ぎ依頼、疲れが取れていなくて面会に行くのがしんどいと思い始めていたところでしたので、ちょうどよいタイミングでした。
天気の急激な変化も、体調が芳しくない原因のひとつかもしれません。
とりあえず、明日と明後日の土日は体調回復に努めようと思っています。

意識を失って以降最長で眼を開けていた母(Short diary)

2022-04-14 | 母のこと
本日の朝食

 ・グルテンフリーのマフィン

本日の昼食

 ・から揚げの親子丼

本日の夕食

 ・石焼ビビンバ風の丼

本日も母に面会してきたのですが、意識を失って寝たきりになって以来、眼を開けていた時間が一番長かったです(私が面会している10分間に限った話です)
果たして、ただ眠ることができないだけなのか、はたまた母の身体の中で何か変化が起きているのか......?
ただ言えることは、余命宣告を受けているとは思えないくらい生命力が強い人ということですね(笑)

よく見るとシェード的なものがない?

2022-04-08 | 母のこと
本日の朝食


本日の昼食


本日の夕食


夕食は、缶詰のイワシを主菜にごはんとみそ汁です。
昨日の夕飯は外食をしたので、今夜は控えめに(笑)
昼食は、冷凍から揚げとブロッコリーをエスニック風な味付けで煮込みました。
から揚げに小麦粉がまぶしてあるので、揚げずに煮込むといい塩梅のとろみがつきます。
味も付いているので、薄かったら少し味を足す程度で誰にでも美味しくできるアレンジです。
朝食は、ブルーベリーパイとブロッコリー、水(笑)
焼いたパイは冷凍してあり、毎回電子レンジ機能で20秒くらい温めたのち、1分くらいオーブン機能で表面をパリッとさせてから食べているのですが、今朝はブルーベリーパイだったので冷蔵庫で解凍したパイをそのまま食べてみたら、温めなくても生地がパリッとしていて、少しばかりの発見でしたね。

本日も母に面会してきました。
いつも、15時頃に行くのですが、晴れている日はちょうどその時間帯は病室の窓から日が差し込むようで、毎回母の顔に陽が当たっています。
いつも、カーテンかシェード的なものがないか探すのですが、見当たりません。
病棟に入る患者の事情で、おそらくヒモ状になるカーテンやシェード開閉用のヒモが危険なので、付けていないものと思われますが......

意識がなくても眩しいと思うんですけど?

と、心の中で思っています(苦笑)
直接言わないのは、その病室が本来母のような意識がほとんどない(眼は開けますが状況認識ができているかどうかがわからない状態)患者用の部屋ではないからです。
もし、今の病院へ入院する前に今の状態に陥っていたら、おそらくICUなどに入れられていたと思うので、もともとの病室の役割が違うのでしょう。
ですから、心の中だけでちょっと文句を言っています(苦笑)

母がきっと眩しくて嫌な気持ちになっているだろうな、と思うのは、毎回しかめっ面をしているからなのですよね。
とりあえず、昼間の日が差し込む時間帯だけでも、なんとかしてほしいなと思います。
最近、面会へ行くと母が眼を開けていることが多くなったのも、もしかしたら眩しさからゆっくり眠れないだけなのかもしれないですね。
静かに穏やかに過ごしてほしいとは思うのですが、眩しいのは健康な人間でも長時間は辛いですよね。
本人は、何も訴えられない状態なので、せめて誰かが「これ眩しすぎるんちゃうの?」と気が付いてくれたらなあ、と思う本日の面会でした。

毎日の面会が許可されました(Short diary)

2022-04-07 | 母のこと
本日の朝食

 ・チーズパイ
 ・ジャーサラダ(ザワークラウト、にんじん、ブロッコリー)
 ・台湾パイナップル
 ・オーツミルクティー

本日の昼食

 ・グルテンフリーのバナナケーキ
 ・ザワークラウト
 ・ウインナーソーセージ
 ・ブロッコリー
 ・紅茶

今朝、母が入院している病院から、本日から毎日の面会が可能だとの連絡が入りました。
しかし、これは病院の面会規制が緩和されたわけではありません。
おそらく、母の体調(様々な数値)がいよいよのときを迎えつつあるのだと思います。

早速、午後に予約を入れて母に面会してきました。
とはいえ、相変わらずの状態ですので、特別何かがあるわけではないのですが、眼を開ける回数が増えていました。
開いている時間は、相変わらず1分もないくらいなのですが、開けるタイミングは音に反応するか、私が足を触ったときに開けることが多いようでした。
この状態は、母の調子がよいわけでもなさそうなので、おそらく眠りが浅くなっているのではないかと考えています。
いずれ、また担当医師から話があるかもしれないですね。

母が敗血症(とおそらく脳梗塞も同時に発症)になり意識を失ってから、間もなく1ヶ月が経とうとしています。
つい先日までは、母が誕生日を迎えられたらいいな、と考えていてそこは無事?に迎えられました。
あとは、本人の生きる力がどこまで続くか、というところだけです。

明日も、面会へ行ってきます。

母の現状と今後

2022-03-28 | 母のこと
本日の朝食

 ・全粒粉パントースト(ブルーベリージャム添え)
 ・ミニトマト
 ・キャベツとフライドオニオンと海苔の和風コールスローサラダ

本日の昼食

 ・みそ汁(あおさのり)
 ・たまご焼き
 ・手作りミニハンバーグ(冷凍作り置き)
 ・冷凍焼きサーモン
 ・玉ねぎ、ほうれん草
 ・和風コールスローのミニ丼

マヨネーズがなくなってしまったので、醤油とごま油をベースにした和風コールスローサラダを作りました。
まだ残っているので、夕飯でも食べます(笑)
最近、やっとトマトの値段が下がってきたので、これから常備することになると思いますが、4月から公共料金も食料品も値上げばかりで、今後ますます倹約・節約に努めねばなりませんね。

午前中、母の担当医師と面談してきました。
まず、病状説明があり、電話でも伝えられていたのですが、敗血症を発症した際に大きな脳梗塞を起こしていたらしく、頭のCT画像を見せていただきましたが、脳の半分近くが黒い雲に覆われているような画像で、この状態では二度と意識を回復することはないことを告げられました。
脳梗塞の話を聞いた際は、どの程度のものか想像もつかなかったのですが、医師の話を聞きつつ画像を見ていて、母には申し訳ないのですが「あの人、何故命を保っていられるのだろう?」と思っていたところ、医師からも同じことを言われてしまいました(苦笑)
通常、母のような広範囲に渡る脳梗塞を起こすと、1~2週間ほどで亡くなる方も多く、母の場合心臓もボロボロの状態で敗血症も起こしたわけですから、現状維持(とはいえ、少しずつ機能低下や免疫が低下してきている状態)できていることが奇跡だと仰っていました。

しかしながら、その奇跡が延々と続くはずはなく、機能低下、免疫力の低下は少しずつ進んでいて、ほんのちょっとしたことが原因で感染症などを引き起こし、その際は治療薬などを投与しても回復できる可能性は低いとのこと。
栄養も点滴から身体に入れるだけなので、栄養失調状態にもなっています。
また、内臓疾患などとは別に床ずれも酷くなっていて、そこから感染症を引き起こす可能性もあります。
感染症とは関係なく、心臓も既にボロボロなので、いつ心肺停止状態に陥るかもわからないですし、とにかく母の場合、心臓も糖尿病も感染症も、ついでに腎臓も弱っているので、そのどれかに重篤な症状が出ると他の臓器に影響が出て、なおかつ、薬の効能の都合であちらを優先すればこちらが悪化する、という状態でもあるので、すべてに対応した治療や処置をすることができないという事情があります。
ザックリと言ってしまえば、延命するための治療をしても、どれだけ生きながらえるかわからない状態ということです。
そして、その延命は母にとって苦痛にならないか、という1点だけが私の懸念事項なので、その点だけはこれまで一貫して同じことを医師に伝えてきましたし、今回も同じようにお伝えしました。

今後は、母の病状が悪化した際は、医師の判断で母の身体に負担がかからず、痛みや苦しみを極力感じないような治療を優先して施してくださるとのことでした。
そして、母の今後ですが、医師の経験値やこれまで診てこられた患者の例から、おそらく余命は1ヶ月もないであろう、ということでした。
ただし、それは脳梗塞を起こした日から1ヶ月、とカウントした場合なので、もし現状のまま(どこも病状が急激に悪化しなかったと推定して?)であっても、4月いっぱいは生きられないか、長くてもゴールデンウィークは迎えられないのではないか、との見解でした。

明日、母は82回目の誕生日を迎えます。
医師との面談の後、母と面会することができたので、聞こえているかどうかはわかりませんが、そのことを伝えておめでとうと言ってみましたが、母は眼を閉じていました。
ところが、しばらくすると眼を開けたので、桜が咲いている話や、毎回言うのですが治療してもらって苦しみや痛みがなくなったら家に帰れるよ、という話をしていると、どの言葉に反応したのかは定かではありませんが、何か訴えるように私の方に目線を合わせて声も出していたので、何かを言いたかったのだと思います。

私の思い込みだという可能性があることは承知していますが、どうも母は自分から意思を伝える能力を失っているだけで、思考を巡らせたり誰かに何かを言おうとする部分は、まだ機能しているのかな、と感じています。
そのあたりも、私には不思議だったりもします。
何故なら母の母(私の祖母)は、くも膜下出血で救急搬送されて、そのまま1週間くらい?で旅立ってしまい、入院中は一切眼を開けることも声を出すことも、身体を動かすこと(反射運動?)もなかったからです(私の知らないところでは、あったかもしれませんが)
その時のことを考えると、母にはまだ人の声(話)を聞いて応答する意思はあり、その意思に連動して動かせる身体の部分が、まだあるのかな、と。
前回、母に面会した際も、眼を開けていた際に身体を動かそうとしていて、おそらく体勢が辛いとか床ずれが痛いとか、そんな感じだったのかな、と後になって思いついたりしました。

母は戦中生まれで、生まれ育った環境も自然豊かな田舎だったので、野山を駆け回ったり、何時間もかけて山を越えて家のおつかいをしたりしていたので、もしかしたら基礎体力や免疫力が今の若い人たちよりもずっと強いのかもしれません。
父も戦中生まれであると同時に、自衛隊に所属していたので年に何回も山に登ったり長い距離をただひたすら歩いて移動する訓練を積んでいた人だったので、最期を迎える2日前(搬送される直前)までは自分の力で歩いていました。
私の両親、2人の老後を振り返ると、病気が発症してもなんだかんだで乗り切っている感じが強くて、私には到底真似できないと思いつつも、体力はもしかしたらDNAを引き継いでしつこいまでに長生きしてしまうかもしれないな、などと思っています(笑)

少し話が逸れましたが、母は遅かれ早かれ命の灯が消えつつある状態です。
不思議とショックはなく、これまで頑張ってきたよな、という気持ちで母を最期の瞬間まで見守ろうと思っています。
今の状況で後悔があるのは、やはり食べたいものを食べさせてあげられなかったことでしょうか。
もし、ほんの少し舌に乗せてあげるだけでもできたら、アイスクリームとか塩せんべいを舐めさせてあげたいですね。

聞こえている?理解している?

2022-03-26 | 母のこと
本日の朝食

 ・全粒粉パンのトースト
 ・ブルーベリージャム
 ・紅茶

今朝は、さほどお腹も空いておらず用意も面倒くさかったので、パンだけでした。
以前は、こんな感じの朝食が多かったのですが、それは仕事に出かけるまでの時間を食事に費やしたくないが故でした(笑)
本日は、昨日までの身体の不調(ワクチンの副反応)でロクな食事ができておらず、胃袋もそれに少し慣れてしまっていたのか、食事らしい食事は摂りたいと思わなかったですね。
ところが、その反動でしょうか、昼はどうしてもラーメンと餃子が食べたくなり「餃子の王将」へ行ってきました(苦笑)
久しぶりに食べたら、美味しかった!
ラーメン店でラーメンを食べるのは、本当に何年ぶりだったでしょうか?
年末に中華料理店へ行った際は、魯肉飯は食べましたがラーメンは食べなかったので、なんだか新鮮でした。

さて、午後からは母との面会を予約していたので、会ってきました。
病室へ案内されると、珍しく母が眼をぱっちりと開いていて、眼球もよく動いていましたが、何かを見ようとしているのか、それとも何かの反射運動なのかは判断が尽きませんが、なんとなくこちらから声をかけると動きが変化したり、息遣いが変わったりするので、もしかしたら無意識にこちらに返事?反応?をしようとしていたのかもしれません。
偶然でしょうが、私が昨夜から今朝にかけての暴風が酷かったという話を聞かせると、窓の外を見ようとするような動きをしていたので、もしかしたら聞こえていて理解もしているのかな、と勝手に思いました。

先週は、母用に前開きの服を用意してほしいと看護師に言われて、紳士もののパジャマでボタン部分がマジックテープになっている服を購入して持って行きました。
紳士ものを選んだのは、単純に母の体型だと婦人ものでは着ることができないことと、浮腫みで腕がパンパンになっているので、袖が通らないだろうと考えたからです。
本日は、その時に持って行った紳士もののパジャマを着せてもらっていましたが、サイズには余裕があったようです。
しかし、着替えも必要なので、再度母のパジャマを購入すべくショッピングモールへ行ってから面会に行ったのですが、季節がらそろそろ半袖も多く出回り始め、ゆったりと着こなすタイプの服を中心に販売している店舗では、袖ぐりが大きく開いた半袖のワンピース(全前開き)も出ていたので、それを購入してきました。
多分、それであれば腕まわりもお腹もすっぽり覆ってくれるはずなのですが、はたしてどうかな(苦笑)
そのワンピースであれば、母が着なくなった後でも私が着ることができるデザインなので、もしもう一着必要だということになったら、同じ店で色違いを買うのもありかな、と考えています。

母の病状ですが、実は私がワクチンを接種した翌日に担当医から電話がありまして、敗血症は順調に治癒しているとのことでした。
ただ、敗血症が治癒しているにも関わらず眠った状態が続くので、改めて頭部のスキャン撮影をしたところ、新しい脳梗塞を起こしていることが判明し、かなり広範囲に渡っているために、ずっと眠った状態(意識のない状態)が続いているのだろうということでした。
ちなみに、新しい脳梗塞は敗血症を発症した前後に起こしている可能性が高いとのことでした。
脳梗塞が起きて傷ついた脳の部分は、治療することができないことと、広範囲に渡っての脳梗塞なのでこのままの状態であれば、いずれ心肺の動きも低下してきて、全身が浮腫んでいる母の場合、点滴で栄養や薬(心臓や糖尿病の薬)を投与することも難しくなってくるとのことでした。
だから、どうするのか?という話を月曜日に担当医とする予定です。
担当医は、はっきりとした言い方は電話ではしませんでしたが、私が母の身体が傷ついたり意識がなくとも苦しんだり痛みを感じるようなことだけは避けてほしいと頼んでいたので、今後病状が変化した際にどのように対処していくか、ということを具体的に相談したいとのことです。

母は、もう口から食事も水分も摂れないので、点滴が無理な場合は胃ろうという方法を取るしかないようです。
ただ、薬も投与しなければならないことから、点滴が難しいということは注射も難しいということになるので、結局すべてを止める必要が出てくるときが遠からずやってくるのだと思います。
胃ろうを選択したとしても、結局薬の投与ができないのであれば、延命することは難しいでしょう。
私は、母の身体に穴をあけてまで栄養を身体に入れる必要があるかな、という気持ちがあります。
エゴを言わせてもらえるなら、もう咀嚼も嚥下も無理な母にも、最期の一瞬だけは何か好きな物を口の中に入れてあげたい、おいしいさを味わってから旅立ってほしいと思っています。
今の病院へ入院する直前、うどん、筍やふきの煮物、ラーメンが食べたいと言っていた母。
アイスクリームやせんべいも食べたがっていましたが、筍とふきは季節がまだ早かったですし、ラーメン、アイスクリーム、せんべいは塩分と糖分が心臓にも糖尿病にも悪い影響があるため、購入していませんでした。
こうなることがわかっていたら、命が早く尽きてもいいから好きな物を食べられるようにしてあげればよかったかな、などと考えてしまいますが、まさかその時はこのようなこととなるなど想像もしていなかったので、少しでも病気が改善に向かうようにと、私も心を鬼にして食事の管理をしていたわけです。
きっと、母は私に対して「私の娘は、私に好きな物を食べさせてくれなかった!」と恨みつらみのひとつも抱いていると思いますが、まあ、それはそうでしょうからいくらでも私を悪者にしてもらって結構です(笑)

まだ、母が今後どうなっていくのかは想像もつきませんが、ただただ穏やかに過ごしてほしいので、月曜日にはそのように担当医に改めてお願いしてくるつもりです。
ただし、おそらく手続き的なことも含めて、そんなに簡単にいく話でもなさそうなので(同意書などにサインする必要があるはず)これからが大変かもしれないですね(苦笑)

旅立ちまであとどのくらい?

2022-03-19 | 母のこと
本日の朝食

 ・全粒粉のコーヒーメロンパン
 ・目玉焼き
 ・コールスローサラダ(フライドオニオン添え)

本日の昼食

 ・カレーあんかけ丼
 ・固めのオムレツ
 ・コールスローサラダ
 ・みそ汁(フライドオニオン、わかめ)

本日の昼食後、母に会いに行ってきました。
看護師の話だと、依然としてずっと眠った状態が続いていて、たまに眼を開けることがあるとのこと。
私が到着した直前は、しっかりと眼が開いていたそうなのですが、私が病室へ入るとまた眠りに入ってしまいました(苦笑)
ただ、私が無理やり身体を揺すって大きな声で話しかけたら、ほんの数十秒ですが眼を開けました。
その際に、何か言いたげにも見えたのですが、もうすでに声を出すことも言葉を話すこともできないので、何が言いたいのか何かしてほしいのか、察することはできませんでした。

父が息を引き取る寸前、私はずっと父に声をかけ続けていたのですが、眼を開けることはありませんでした。
ただ、最期を迎える一瞬だけ、私が大声で呼ぶと顔をしかめました(苦笑)
一緒に看取ってくださった医師は、その瞬間「あれ?」と少し驚いて、私と同じように父を呼びましたがそれきりでした。
その時、父はその瞬間を迎えるまで私の声が聞こえていて「もう、うるさい。静かに寝かせろ!」と言いたかったのか、もしくは「今、起きるから!」と言いたかったのかはわかりませんが、私の声に不機嫌になっていたのかな、と思います(笑)

母も同じように、今は眼を開けるのもやっとだし、声をかけてもうっすら眼を開けようとはしてくれますが、はっきりと覚醒することはないものの、こちらの声は聞こえていて何とか返事をしようとしている気がしました。
だとしたら、私と看護師の方々がベッドサイドで話している声も、きっと聞こえているのだと思います。
看護師は、私を励ますつもりで「きっと、お母さんは聞こえていると思いますよ」と言ってくださったのですが、その割にはベッドサイドで、もうそろそろ「そういうとき(最期のとき)」が来ると思うから、母に着せたいと思う服を用意してあげておいてくれ、と言われました......

あんた、母に聞こえてると思う言うたのに、その話をベッドサイドでするんかい

まあ、向こうはあくまでも仕事上の配慮として、「声は聞こえていると思いますよ」と言うのですから、いいのですけれどね。
私は本気で、母は私たちの会話を聞いていたと思うので、私に配慮せんでもいいから母に配慮してくれるかな?と心の中で思っていました(苦笑)

母の病状としては、徐々に心拍数が下がってきている状態だそうです。
腕を見ると、相変わらず浮腫みで腫れあがっていて、それだけは少し可哀そうだなと感じてしまうのですが、ほとんどの時間は眠っているので、そこまで痛いとか苦しいとかは感じていないのかな、とも思います。
ただ、最期の瞬間が息苦しくならないといいな、とは思っていて、これまで我慢を重ねて苦しさを耐えてきたようなところもあるので、それだけは本当に静かに逝かせてあげたいです。

ところで、母に着せたい服と言われても、実は母が持っていたお出かけ服は、ほぼほぼ処分してしまっていて、今残してあるのは普段近所に出かけるときに着られるような服しかありません。
どれがお気に入りだったか、というよりは着用しやすい服を残していたため、最期に着せてあげたい服はありません......
更に、現在着ている服はカットソーなので、着替えさせる際に皮膚が傷ついてしまう可能性があり(皮膚も弱ってきているとのことでした)できれば前開きのパジャマのような服を用意してくれと言われました(最期に着せる服とは別に用意するということだと思います)
前にも言いましたが、母はずっと肥満体型でここ数年は病気のせいで運動もできなかったので、お腹が異常に大きいためにジャストサイズの服を探すことが困難でした。
今は、少し体重も落ちていると聞いてはいますが、それでもきちんと着られる前開きの服は持っていないので、母に合う前開きの服を探して買う必要が出てきました。
看護師の話から考えると、そう長くは着られないかもしれませんが、頑張って明日から母に合いそうな服を探すことにします。

今思うことは、いつか迎える最期の日を想定して

ダイエットはしておいた方がいい!

です(苦笑)

昨日は彼岸入りでした。
私は、普段仏壇へ手を合わせたりお供えをしたりしないのですが(個人的には無宗教なので)、今は母のためになるだろうか、と気休めではありますが、お菓子と果物とおはぎを仏壇へお供えしました。
私、おはぎ嫌いなのですけれど、明日頑張って食べます(苦笑)