私は、今日現在(2020年10月31日)4つのファンクラブに入っています。
2つは、アーティストとアイドルのファンクラブで、2つはプロスポーツチームのファンクラブです。
そのうちの1つ、アイドルのファンクラブを退会することにしました。
なぜ、退会する決心がついたのか、そのことについて綴ります。
何故ファンクラブに入会したのか
ファンクラブに入会する理由は、人それぞれだとは思いますが、いちばんの理由はやはり、人やチームを応援したいからですよね。
しかし、ただ好きだから応援したいだけならば、ファンクラブに入らない人も多くいます。
アーティストやタレントであれば、CDや音源や映像商品、グッズ、雑誌などを購入するだけでも、応援になります。
プロスポーツであれば、ユニフォームのレプリカやロゴの入ったアパレル商品、観戦時の応援グッズなどを購入すれば、十分応援になります。
考えてみたら、ファンクラブにわざわざ所属しなくても、好きなアーティストやスポーツ選手を応援する方法は、たくさんあります。
それでも、ファンクラブに入会する理由、それはファンクラブでのみ享受できる「特別なモノ(こと)」があるからです。
例えば、スポーツであればグッズや観戦チケットを割引きで購入できたり、ファンクラブ会員だけが応募したり参加したりできるイベントがあったり、アーティストやアイドルであれば、コンサートチケットの優先販売や、特別なイベントへの参加応募ができたりします。
また、大概のファンクラブでは入会特典や継続特典があり、非売品のグッズが貰えたり会報誌を定期的に購読できます。
最近では、ファンクラブ会員のみのウェブコンテンツも増えてきましたので、ファンクラブへ入ることは、ファンにとってはメリットが多いわけです。
私がファンクラブに入った理由も、まさに「特別なモノ(こと)」目当てでしたが、特にコンサートチケットや試合観戦チケットの優先販売や割引は、何度も足を運びたい自分にとっては、メリットが大きいと言えます。
ウェブコンテンツや非売品、特典や会報誌、ファンクラブ会員のみが購入できるグッズも、ファンクラブに入会した当初は、それが手に入るというだけで嬉しかったし楽しみでした。
気持ちの変化
ところが、ここ2年くらい、ファンクラブの特典や非売品、会報誌や会員限定販売グッズに対して、特別感を抱かなくなってきた自分に気がつきました。
相変わらず、コンサートや観戦チケットの優先販売や割引は、ありがたく享受したいと思っていますが(笑)、ことさら「モノ」については興味がなくなってきています。
以前は、ウェブコンテンツをダウンロードしまくって、継続特典を貰うたびにウキウキで飾ったり使ったり、イベントなどの応募も毎回していました。
また、ファンクラブ会員のみが購入できるグッズなども、販売初日にウェブ購入していました。
万が一手に入らないと、とても悔しい思いもしましたし、悲しい気持ちにもなりました。
グッズやコンテンツが手に入ったり、イベントへ参加できたりすると、非常に満足できていたのですが、今はグッズや特典に関しては興味がなくなりましたし、会報誌も読み終わったらその日のうちに処分しており、何度も読み返すことがなくなりました。
ファンクラブ入会時の、自分の中の熱量がかなり下がってきているのでしょうね。
こうなると、ファンクラブに入っている意味って、よく分からなくなってきます。
そして、以前とは違うスタンスで応援したいと思うようになったアイドルのファンクラブを、今回ひとまず退会することにしました。
アイドルのファンクラブを退会する主な理由
このアイドルユニットのファンクラブに入っている、いちばんのメリットは、コンサートチケットや舞台チケットの優先販売です。
コンサートチケットは、最近になって一般販売でも手に入りやすくなったようですが、以前はチケット争奪戦が激しく、確実にチケットを手に入れるためには、ファンクラブ入会が必須でした。
しかし、特典が不定期ですし(毎年貰えるわけではない)、会報誌も割と気まぐれに発行されるので、なんとなく会費を払っているメリットを感じられずにいました。
また、ファンクラブの更新手続き(年会費入金)も、入金方法が1つしかなく選択肢がないので、私は比較的支払いやすい環境に住んでいますが、場合によっては遠くまで赴いて更新手続き(年会費入金)をしなくてはなりません。
万が一、不便なところへ引っ越したら、とても面倒なことになることだけは確かです。
もっとも、そこまで考えての退会というわけではないのですが、融通が利かないファンクラブだな、という印象を長年持ち続けてきました。
そこに、最近の私の熱量が関係してきて、私の今の応援スタイルでは、ファンクラブに所属している意味がないような気がしてきました。
もちろん、コンサートや舞台は観に行きたいのですが、今年いろいろなイベントが中止や延期される中、私も母の身体のこともあって、長時間の外出や遠出を控える生活が続き、結局オンラインでのイベント参加しかできない状態になり、ふと、もうそんなに張り切って遠くで開催されるイベントへ参加しなくてもいいのではないか、と考えるようになりました。
コンサートや舞台は、直接姿を観られるというメリットがあり、昔は唯一会える場所だと思って、特別な体験ができる場所として確保しておきたいという気持ちがありましたが、もはやその気持ちでさえ、今は冷めつつあります。
それは、アイドルユニットへのいわば「執着」が薄れてきたのだと思います。
執着を手放すきっかけとして
それでも、なんとなくファンクラブを退会するには、ちょっとした後押しが必要でした。
そして、自分の気持ち、アイドルユニットへの熱量を確認するために、あることを試すことにしました。
それが「更新期限日まで更新手続きをしない」ということでした。
更新期限は、本日10月31日。
この日を過ぎると、会費の入金ができなくなり、翌日から自動退会という形になります。
更新期限のお知らせがくるのは、約1ヶ月前から。
更新手続きを知らせるハガキが届いてから、例年ならばすぐにでも入金していたのですが、今回は今日まで行動を起こさずに、自分の気持ちを確認する日々を過ごしました。
そして、自分で出した答えは「一度リセット(退会)して、1年間コンサートも舞台も観に行かない」ということでした。
もちろん、更新手続きには行きませんでした。
ファンクラブカードも、明日から無効になるので、思い切ってハサミを入れて捨てました。
これで、コンサートも舞台も、行きたくなったら一般販売での競争に参加するしかなくなりました。
しかし、これは自分の中でまだ執着があるのか、このまま執着が消えてなくなるのかを確認するには、いい方法だとも思っています。
まず、ファンクラブ会員ではなくなった状態で、それでもコンサートや舞台に行きたくなるか、また、一般販売でチケット争奪戦に参加してでも、チケットを手に入れたいか、そして、チケットが取れなかった場合に、どれくらいの落胆を自分がするのか。
もしも、チケットが取れずに予想以上に落胆する自分がいれば、再び新規でファンクラブへ入ればいいし、そこまでする気持ちの高揚がなければ、もう執着が最小限になっていると判断できます。
自分の中では、1年後か2021年が終わるまで、様子を見ることにしています。
また、ファンクラブへ入会するか、あるいはもう入会しなくても大丈夫か、1年後の自分が楽しみです(笑)
あと3つのファンクラブ
まだ、継続しているファンクラブは、3つになりました。
1つは、アーティストのファンクラブで、2つはスポーツチームのファンクラブ。
アーティストのファンクラブは、アイドルユニットと違って、会費以上にいろいろお得な面があります。
毎年、継続記念品をいただける上に、年に4回の会報誌は書店で売られている雑誌並みのクオリティがありますし、年に3回のグリーティングカードも届きます(バースデーカード、サマーカード、クリスマス&ニューイヤーカード)
周年記念の年は、継続記念品の他に、しっかりした造りの記念品が届きます。
ほかにも、ファンクラブ会員限定で購入できるグッズのクオリティが高かったり、ファンの意見もよく聞いてくれて、常にファンクラブとしての在り方を改善してくれています。
ウェブコンテンツも、非常に充実しているので、視聴するのが楽しいです。
そんなファンクラブですから、私自身はグッズや記念品に対する興味が薄れたとはいえ、ここまで頑張ってくれるファンクラブへ少しでも投資したいという気持ちから、継続入会して会費を支払っています。
実を言うと、このアーティストのファンクラブ会費は、びっくりするほど一般的で3,500円です。
そして、確か昨年までは3,000円でした(笑)
多くのファンが、この会費で運営できているのだろうか?と思うくらい、サービスが充実しているので、500円値上がりするとのお知らせが来たときは「たった500円でいいの!?」と声に出してしまったくらいです(笑)
ですから、このアーティストのファンクラブは、よほどの事情がない限りは退会しないつもりでいて、会費も自動引き落としにしています(笑)
グレード別ファンクラブ会員
グレード別会員制度は、スポーツチームに多く見受けられます。
私は、来年度から2チームともいちばん下のグレード会員で固定するつもりです。
理由は、継続特典が最低限しかないから。
もちろん、会費の安さも魅力ではありますが、まずモノを増やしたくないという観点から、グッズが貰えるグレード会員は少し抵抗があります。
また、グレードを下げても入場割引は全てのグレードで平等なので、チケット購入で損をすることはありません。
であれば、欲しいとは思わないグッズが特典になっているグレード会員でいるより、身軽に応援できるいちばん低いグレード会員になった方が、チームへの貢献にはなるけれど、私も余計なモノを増やさずに済むという、なかなかお互いにいい関係が成立するというわけです(笑)
これも、執着が薄れてきたからこそ、できるようになったことだと思います。
執着が強かった頃の私であれば、いちばん上のグレード会員になろうと頑張っていたでしょうし(会費がかなり高いので結構大変)、そこにファンとしてのステータスを感じていたこととおもいますが、今はそこはどうでもいいので、ただただ好きなチームを応援したいだけになりました。
グッズやユニフォームのレプリカを持っていなくても、気持ちがあれば応援も十分楽しいです。
誰かに認められる必要もない、自分自身が心おきなく楽しめる、今後はそんな応援スタイルでいくことに決めました。
執着を手放すことは、精神的に負の感情が纏うモノですが、自分の中で手放した方がいいのかもしれないと、少しでも感じ始めたら、ゆっくり準備を始めたらいいのかもしれません。
執着が強いときは、誰か何を言おうと手放しませんでしたが、今は手放しても気持ちが変わるわけではないことが理解できます。
執着を持っていると、考えなくてもいいことを考えがちですが、それは考える時間が勿体ないというもの。
これを持っていなければファンとして認めてもらえないとか、こういうことを知っていなければ好きだとは言えないとか、そういった自分を縛り付ける執着は、この先私には必要のないモノです。
まだまだ、手放せない執着もあるのですが、少しずつ手放していけたら、もっと気持ちがスッキリするだろうな、と思っています。
2つは、アーティストとアイドルのファンクラブで、2つはプロスポーツチームのファンクラブです。
そのうちの1つ、アイドルのファンクラブを退会することにしました。
なぜ、退会する決心がついたのか、そのことについて綴ります。
何故ファンクラブに入会したのか
ファンクラブに入会する理由は、人それぞれだとは思いますが、いちばんの理由はやはり、人やチームを応援したいからですよね。
しかし、ただ好きだから応援したいだけならば、ファンクラブに入らない人も多くいます。
アーティストやタレントであれば、CDや音源や映像商品、グッズ、雑誌などを購入するだけでも、応援になります。
プロスポーツであれば、ユニフォームのレプリカやロゴの入ったアパレル商品、観戦時の応援グッズなどを購入すれば、十分応援になります。
考えてみたら、ファンクラブにわざわざ所属しなくても、好きなアーティストやスポーツ選手を応援する方法は、たくさんあります。
それでも、ファンクラブに入会する理由、それはファンクラブでのみ享受できる「特別なモノ(こと)」があるからです。
例えば、スポーツであればグッズや観戦チケットを割引きで購入できたり、ファンクラブ会員だけが応募したり参加したりできるイベントがあったり、アーティストやアイドルであれば、コンサートチケットの優先販売や、特別なイベントへの参加応募ができたりします。
また、大概のファンクラブでは入会特典や継続特典があり、非売品のグッズが貰えたり会報誌を定期的に購読できます。
最近では、ファンクラブ会員のみのウェブコンテンツも増えてきましたので、ファンクラブへ入ることは、ファンにとってはメリットが多いわけです。
私がファンクラブに入った理由も、まさに「特別なモノ(こと)」目当てでしたが、特にコンサートチケットや試合観戦チケットの優先販売や割引は、何度も足を運びたい自分にとっては、メリットが大きいと言えます。
ウェブコンテンツや非売品、特典や会報誌、ファンクラブ会員のみが購入できるグッズも、ファンクラブに入会した当初は、それが手に入るというだけで嬉しかったし楽しみでした。
気持ちの変化
ところが、ここ2年くらい、ファンクラブの特典や非売品、会報誌や会員限定販売グッズに対して、特別感を抱かなくなってきた自分に気がつきました。
相変わらず、コンサートや観戦チケットの優先販売や割引は、ありがたく享受したいと思っていますが(笑)、ことさら「モノ」については興味がなくなってきています。
以前は、ウェブコンテンツをダウンロードしまくって、継続特典を貰うたびにウキウキで飾ったり使ったり、イベントなどの応募も毎回していました。
また、ファンクラブ会員のみが購入できるグッズなども、販売初日にウェブ購入していました。
万が一手に入らないと、とても悔しい思いもしましたし、悲しい気持ちにもなりました。
グッズやコンテンツが手に入ったり、イベントへ参加できたりすると、非常に満足できていたのですが、今はグッズや特典に関しては興味がなくなりましたし、会報誌も読み終わったらその日のうちに処分しており、何度も読み返すことがなくなりました。
ファンクラブ入会時の、自分の中の熱量がかなり下がってきているのでしょうね。
こうなると、ファンクラブに入っている意味って、よく分からなくなってきます。
そして、以前とは違うスタンスで応援したいと思うようになったアイドルのファンクラブを、今回ひとまず退会することにしました。
アイドルのファンクラブを退会する主な理由
このアイドルユニットのファンクラブに入っている、いちばんのメリットは、コンサートチケットや舞台チケットの優先販売です。
コンサートチケットは、最近になって一般販売でも手に入りやすくなったようですが、以前はチケット争奪戦が激しく、確実にチケットを手に入れるためには、ファンクラブ入会が必須でした。
しかし、特典が不定期ですし(毎年貰えるわけではない)、会報誌も割と気まぐれに発行されるので、なんとなく会費を払っているメリットを感じられずにいました。
また、ファンクラブの更新手続き(年会費入金)も、入金方法が1つしかなく選択肢がないので、私は比較的支払いやすい環境に住んでいますが、場合によっては遠くまで赴いて更新手続き(年会費入金)をしなくてはなりません。
万が一、不便なところへ引っ越したら、とても面倒なことになることだけは確かです。
もっとも、そこまで考えての退会というわけではないのですが、融通が利かないファンクラブだな、という印象を長年持ち続けてきました。
そこに、最近の私の熱量が関係してきて、私の今の応援スタイルでは、ファンクラブに所属している意味がないような気がしてきました。
もちろん、コンサートや舞台は観に行きたいのですが、今年いろいろなイベントが中止や延期される中、私も母の身体のこともあって、長時間の外出や遠出を控える生活が続き、結局オンラインでのイベント参加しかできない状態になり、ふと、もうそんなに張り切って遠くで開催されるイベントへ参加しなくてもいいのではないか、と考えるようになりました。
コンサートや舞台は、直接姿を観られるというメリットがあり、昔は唯一会える場所だと思って、特別な体験ができる場所として確保しておきたいという気持ちがありましたが、もはやその気持ちでさえ、今は冷めつつあります。
それは、アイドルユニットへのいわば「執着」が薄れてきたのだと思います。
執着を手放すきっかけとして
それでも、なんとなくファンクラブを退会するには、ちょっとした後押しが必要でした。
そして、自分の気持ち、アイドルユニットへの熱量を確認するために、あることを試すことにしました。
それが「更新期限日まで更新手続きをしない」ということでした。
更新期限は、本日10月31日。
この日を過ぎると、会費の入金ができなくなり、翌日から自動退会という形になります。
更新期限のお知らせがくるのは、約1ヶ月前から。
更新手続きを知らせるハガキが届いてから、例年ならばすぐにでも入金していたのですが、今回は今日まで行動を起こさずに、自分の気持ちを確認する日々を過ごしました。
そして、自分で出した答えは「一度リセット(退会)して、1年間コンサートも舞台も観に行かない」ということでした。
もちろん、更新手続きには行きませんでした。
ファンクラブカードも、明日から無効になるので、思い切ってハサミを入れて捨てました。
これで、コンサートも舞台も、行きたくなったら一般販売での競争に参加するしかなくなりました。
しかし、これは自分の中でまだ執着があるのか、このまま執着が消えてなくなるのかを確認するには、いい方法だとも思っています。
まず、ファンクラブ会員ではなくなった状態で、それでもコンサートや舞台に行きたくなるか、また、一般販売でチケット争奪戦に参加してでも、チケットを手に入れたいか、そして、チケットが取れなかった場合に、どれくらいの落胆を自分がするのか。
もしも、チケットが取れずに予想以上に落胆する自分がいれば、再び新規でファンクラブへ入ればいいし、そこまでする気持ちの高揚がなければ、もう執着が最小限になっていると判断できます。
自分の中では、1年後か2021年が終わるまで、様子を見ることにしています。
また、ファンクラブへ入会するか、あるいはもう入会しなくても大丈夫か、1年後の自分が楽しみです(笑)
あと3つのファンクラブ
まだ、継続しているファンクラブは、3つになりました。
1つは、アーティストのファンクラブで、2つはスポーツチームのファンクラブ。
アーティストのファンクラブは、アイドルユニットと違って、会費以上にいろいろお得な面があります。
毎年、継続記念品をいただける上に、年に4回の会報誌は書店で売られている雑誌並みのクオリティがありますし、年に3回のグリーティングカードも届きます(バースデーカード、サマーカード、クリスマス&ニューイヤーカード)
周年記念の年は、継続記念品の他に、しっかりした造りの記念品が届きます。
ほかにも、ファンクラブ会員限定で購入できるグッズのクオリティが高かったり、ファンの意見もよく聞いてくれて、常にファンクラブとしての在り方を改善してくれています。
ウェブコンテンツも、非常に充実しているので、視聴するのが楽しいです。
そんなファンクラブですから、私自身はグッズや記念品に対する興味が薄れたとはいえ、ここまで頑張ってくれるファンクラブへ少しでも投資したいという気持ちから、継続入会して会費を支払っています。
実を言うと、このアーティストのファンクラブ会費は、びっくりするほど一般的で3,500円です。
そして、確か昨年までは3,000円でした(笑)
多くのファンが、この会費で運営できているのだろうか?と思うくらい、サービスが充実しているので、500円値上がりするとのお知らせが来たときは「たった500円でいいの!?」と声に出してしまったくらいです(笑)
ですから、このアーティストのファンクラブは、よほどの事情がない限りは退会しないつもりでいて、会費も自動引き落としにしています(笑)
グレード別ファンクラブ会員
グレード別会員制度は、スポーツチームに多く見受けられます。
私は、来年度から2チームともいちばん下のグレード会員で固定するつもりです。
理由は、継続特典が最低限しかないから。
もちろん、会費の安さも魅力ではありますが、まずモノを増やしたくないという観点から、グッズが貰えるグレード会員は少し抵抗があります。
また、グレードを下げても入場割引は全てのグレードで平等なので、チケット購入で損をすることはありません。
であれば、欲しいとは思わないグッズが特典になっているグレード会員でいるより、身軽に応援できるいちばん低いグレード会員になった方が、チームへの貢献にはなるけれど、私も余計なモノを増やさずに済むという、なかなかお互いにいい関係が成立するというわけです(笑)
これも、執着が薄れてきたからこそ、できるようになったことだと思います。
執着が強かった頃の私であれば、いちばん上のグレード会員になろうと頑張っていたでしょうし(会費がかなり高いので結構大変)、そこにファンとしてのステータスを感じていたこととおもいますが、今はそこはどうでもいいので、ただただ好きなチームを応援したいだけになりました。
グッズやユニフォームのレプリカを持っていなくても、気持ちがあれば応援も十分楽しいです。
誰かに認められる必要もない、自分自身が心おきなく楽しめる、今後はそんな応援スタイルでいくことに決めました。
執着を手放すことは、精神的に負の感情が纏うモノですが、自分の中で手放した方がいいのかもしれないと、少しでも感じ始めたら、ゆっくり準備を始めたらいいのかもしれません。
執着が強いときは、誰か何を言おうと手放しませんでしたが、今は手放しても気持ちが変わるわけではないことが理解できます。
執着を持っていると、考えなくてもいいことを考えがちですが、それは考える時間が勿体ないというもの。
これを持っていなければファンとして認めてもらえないとか、こういうことを知っていなければ好きだとは言えないとか、そういった自分を縛り付ける執着は、この先私には必要のないモノです。
まだまだ、手放せない執着もあるのですが、少しずつ手放していけたら、もっと気持ちがスッキリするだろうな、と思っています。