本日の夕食はデパ地下飯(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/0e/f6fe2c49b1c6f57075a39cef4d7126a9.jpg)
・冷凍保存しておいたごはん
・デパ地下の焼き魚3種(サバと多分ムツとサワラ)
・デパ地下の煮物(野菜の煮物と里芋の煮物の2種)
・デパ地下のカボチャのサラダ
・みそ汁(サニーレタス、にぼし)
デパ地下総菜の豪華な夕食です(笑)
本日は、マイナンバーカードを受領するために役所まで行ったので、ランチは外食、夕食はデパ地下総菜と決めていました(笑)
では、本日の本題でございます。
WEB申請から約3週間ほど経ち、昨日交付通知が手元に届き、本日無事にマイナンバーカード(以下MNCとします)を受領しました。
今回は、申請から受領までの流れ、そしていろいろ思うことを綴ります。
マイナンバーカード(個人番号カード)を手に入れた
今、手元には真新しいMNCがありますが、特に嬉しいわけでも楽しいわけでもなく、正直なことを言うと
「これ、いつ活用するだろうか?」といった感じです(苦笑)
現状、運転免許証とパスポートを所持しているので、その二つがあれば十分身分を証明できますし、この二つの方が国際的にも通用するので、MNCを所持するメリットがなかなか思い浮かびません。
何より、デザイン的に正式な身分証明証っぽくないというか、もう少し工夫を凝らしたらどうかというのが第一印象でした(苦笑)
そんな感じですが、まずは我が自治体のMNC申請から受領までの流れを、ざっくりとご紹介します。
WEB申請をする
自治体ごとに、WEB申請方法が違うと思われますので、あくまでも一例としてお読みください。
まず、私の手元には今年に入ってからでしたでしょうか、4月までにMNCの申請をするようにとの通知とともに、WEB申請用のQRコード(WEB申請のサイトにアクセス可能)と処理するための番号や通知番号が記載された書類が届きました。
これは、MNC普及キャンペーンともいえる第1回目のマイナポイント5,000円分のポイント給付を受けるために届いたわけですが、私はこの書類を受け取った時点ではポイントを放棄するつもりだったので、申請はしませんでした。
しかし、2021年11月時点で再度MNCを申請した者にポイント付与するという政府の方針が打ち出され、場合によっては2万円分のポイント付与となるため、これはさすがに放棄しない方がいいのではないかと感じて、申請することを決めました。
この時点で、今年に入ってから届いた申請用のQRコードが生きていたため、申請自体はスムーズにすることができました。
WEB申請をすると、余計な入力が省略できるので、もしスマホをお持ちであるのならばWEB申請が便利です。
少し手間取る部分もありますが、役所に出向いて処理までに待たされるよりは、空いている時間にゆっくりと申請できるWEB申請の方がストレスが少なくていいと思います。
申請するには、個人写真が必要です。
使う写真のサイズや必要条件などは、自治体ごとのMNCサイトや政府のサイトでご確認ください。
基本的には、脱帽、サングラスなどは外す、無背景、頭頂部が切れていないことなどが条件となっていますので、普通の証明写真と同じですね。
これらの条件を満たしていれば、どこでどのように撮影した写真でも大丈夫みたいです。
私の場合は、家の壁が白い場所で自撮りしました(笑)
自撮りなので、気に入る写真になるまで何十回も取りなおしましたが、スマホなどで撮影する場合は撮影モードを上手く活用すると、きれいな写真が撮れます。
いやいや、きちんとした写真で作りたいよ、という方はデータを受け取れるサービスがある証明写真撮影店やスピード写真機で撮ってくださいね。
申請に必要な入力と、証明写真の取り込みを終えて送信すると、入力した連絡用のメールアドレスに申請受付完了のメールが届きました。
交付通知は、はがきで届くとのことでしたが、これも自治体によって対応が違うと思われます。
私の場合は、申請から3週間ほどでハガキが届きました。
マイナンバーカードを受け取りに行く
いよいよ、MNCの受領です。
必要なモノは、交付通知のハガキ、個人番号通知書(なくても可※その他 個人番号カード、住基カードなどもあれば持参)、本人を証明する書類等(私は運転免許証を持参)でした。
役所に着いて、いつもの通り受付の番号札を取りに行くと、MNCの交付は特別窓口があるのでそちらに行くように促されました。
窓口へ行き、まずは交付通知のハガキと証明書類を確認され、その後数枚の書類を渡されて、そのうち1枚には申請者の名前と生年月日を記入するよう言われました。
また、MNCだけではなく電子証明書用の暗証番号なども登録しなければならず、申請した暗証番号などを忘れないために記録しておく書類も渡されました。
書類に記入が終わると、また違う受付ブースに呼ばれて暗証番号の決定とMNCについての説明を受けました。
この時、詳細を説明するか重要な事項だけを説明するか、どちらにするかを聞かれたので重要な部分だけの説明を求めました。
時間があれば詳しく聞いてもよかったのですが、政府や自治体のサイトを読めばわかるので、詳細は聞かなくてもOKという判断ですね。
暗証番号の決定ですが、この時点ではまだ正式に暗証番号を受け付けておらず、ただ自分で任意の暗証番号を決めて書類に書き留めるという作業だけで終了です。
ここで、私には「?」と思うところがありました。
というのは、目の前に人がいるにも関わらず、その場で記入せよと言われたからです。
それって、どう考えてもおかしいと思いませんか?
私は、書類に暗証番号を書くように言われた時点で「どういうことですか?」と思わず質問してしまいました(ちなみに、回答としては何文字必要でどのような文字を使うかを説明され、記入してくださいと再度言われただけです)
暗証番号ですよ?
誰にも見られない状況で決めないと、意味がないと思いませんか?
それに、自分で管理しやすい記号番号にしたいわけですから、その場で考えてすぐに決めろと言われると、それも何か違わないか?と感じました。
しかしながら、記入するまで次に進まない感じでしたので、致し方なくその場で決めた暗証番号を書類に記入(その書類は個人控えなので受付に提出することはありません)
なんだかな、とモヤモヤしながらも、いろいろな説明を受けた後いよいよMNCの交付窓口へ。
※少しここで私が不安に思うことを綴りますが、目の前に人がいる状況で暗証番号を決めて紙に書くという行為は、目の前にいる人の記憶力が万が一驚異的だったとしたら、本当に意味がないと思うのです。実際、郵便局でアルバイトをしていた人物の記憶力が驚異的だったため、郵便物の個人情報を記憶して犯罪に結びついた事件もありましたからね。滅多にない事例とはいえ、やはり暗証番号などを記入する際は誰にも見られない状況を作って記入させるべきではないかと思います。
一応、暗証番号についてはマイナポータルからの変更が可能となっていますが、私が問題視しているのは目の前に人がいる状態で暗証番号を紙に書く、ということです。
セキュリティ上、後から暗証番号を変更したとしても、変更するまでに何かがあったらどうするのかな、と単純な不安を抱きました。
交付の最終段階
交付窓口に呼ばれるまで、待合席で待つこと数分。
本日は人が少なかったのでしょうか、それとも空いている時間帯だったのでしょうか、あまり待たされることもなく窓口に呼ばれました。
窓口では、再度個人を証明する書類(私は運転免許証)の提示と、交付通知(ハガキ)、個人番号通知書の提出を求められました。
その後、作成済みのMNCの記載情報の確認をし、今度は暗証番号をカードへ記録する作業です。
私の方へ向いているタッチパネルで、すでに読み込まれていた氏名、住所、生年月日等を確認した後、先ほど決めた暗証番号の入力を、窓口の係の方の指示で入力していきます。
入力が終わって、内容を確認したら確定をして終了。
既に完成しているMNCへ暗証番号が読み込まれ、これでMNCの完成。
私の手元に、MNCが手渡されました。
カードってどんな感じ?
まず、第一印象は「チープ感漂う」です(苦笑)
色味、デザイン、印字、読み込んだ顔写真、どれをとっても「私でも作れそう」なクオリティです。
全体的に「いかにもパソコンで簡単に作りました」といった感じなので、見た目だけは偽造しやすそうです。
カード自体に記載されているのは、氏名、現住所、性別、生年月日、有効期限、顔写真、4桁の番号(多分セキュリティ番号)特記事項記入欄(これは個人ではなく特別な記載事項があった場合に役所窓口で使用します)臓器提供意思表示、とここまでは表面で、裏面には個人番号および氏名と生年月日が記載されています。
裏面には磁器とICチップがあり、これらを保護するため、また個人番号や臓器提供意思表示欄を目隠しするためのクリアポケットも一緒に手渡されますが、いわゆるトレーディングカードなどを保管するための100円ショップなどでも買える物です(笑)
裏面の磁気部分とICチップ部分には、個人情報や申請した暗証番号が記録されていますので、くれぐれも傷つけないようにと言われました。
このことについても含め、少々不満がある点がいくつか出てきました。
証明証として普段持ち歩けるかどうかは大切
MNCを手にして、現在のところはメリットよりもデメリットの方が多く感じられています。
まず、見た目(笑)
個人を証明するカードとしては、正直安っぽく見えて証明証として提示することに抵抗を感じています。
理由のひとつとして、印字されている文字ですね。
フォントがおそらくMS明朝体なのですが、証明証として使うならば特殊なフォントを使った方がいいような気がします。
住民票や戸籍に即した正しい記載事項にするという点では明朝体でいいのですが、パソコンで一般的に使われているフォントを使用するのはどうかと思います。
あと、文字が小さすぎます(笑)
これ、年配の方や視力が悪い方には自分のカードであるということをすぐに確認し辛いのではないか、と感じます。
それから、背景に使われている色や模様が、記載されている文字を「殺して」います(苦笑)
こう言っては何ですが、証明証を提示する意義って記載されている内容を確認しやすい(視認しやすい)ことだと思うのです。
しかし、今回受領したMNCは記載事項が視認し辛いので、提示されて確認する側は結構苦労するのではないかと感じました。
少なくとも、私がどこかの窓口に勤務していて証明証としてMNCを提示されたら、心の中で「チッ」と舌打ちしてしまいそうです(苦笑)
背景の色や模様、フォントは絶対に改善が必要だと感じました。
見た目以上に、今回MNCを受け取って持ち歩きに向いていないと感じた理由のひとつは、クリアポケットの存在です。
裏面の磁器とICチップを保護する目的と、個人番号や臓器提供意思欄を目隠しするためなのですが、これに入れてしまうと、財布やカードケースに収まらないという方が出てくると思いました。
少なくとも、私は財布に入れ辛くて心の中で「チッ」と舌打ちしてしまいました(笑)
まあ、入らなくはないのですが出し入れがスムーズにできません。
カードにしている意味が、クリアポケットの存在によって台無しになっているのですよね。
カードを持ち歩く際に、裸で持ち歩く人なんてほとんどおらず、財布やカードケースに入れて持ち歩く人が大半だと思うのですが、これでは財布やカードケースに入れておこうとはならないですね。
今はまだ、持ち歩くほどのこともない程度の使い方しかないのですが、健康保険証とリンクさせる場合には常に持ち歩くことになると思うので、このクリアポケットの存在がなくてもいいように仕様を変更することも検討してほしいかな、と個人的には思います。
それから、クリアポケットに入れると個人番号、性別、臓器提供意思表示欄が目隠しされるのですが、個人番号を目隠しするということは、どこかで番号の提示を要求された際にいちいちクリアポケットから出すことになるので、そこまでして隠す必要があるのだろうか?という単純な疑問も抱きました。
悪用を防ぐためなのだとしたら、むしろ隠す仕様にするのではなく、普段は目に見えないインクで個人番号をプリントしておいて、確認するときは何かしらのフィルターを通すことで番号が浮かび上がるようにするとか、そういった保護の仕方の方がセキュリティとしては正しいのではないかと感じました。
10年後の更新までに何回使うかな?
まだまだ不満な部分が目立つMNCですが、今後は改良が進むと信じて所有しておくことにします。
しかしながら、現時点でのメリットが
・マイナポータルやコンビニ証明書交付などに使える(しかも発行手数料が少し安くなる場合もある)
・個人証明証として有効
・健康保険証といずれリンクする(カードを2枚持つ必要がなくなる)
・マイナポイントを受け取る権利を有している
といった程度なのですよね(苦笑)
証明書交付が簡単になる点は、確かに大きなメリットかもしれませんが、役所の各種証明書などを必要とすることって、そんなにたくさんはないですし、個人を証明するのも運転免許証とパスポートを所持している私には、そこまでメリットでもないです。
今後、健康保険証を持たずに済む点はメリットですが、今すぐというわけではないので、保留中のメリットという感じです(笑)
そして、一番のメリットであるはずのマイナポイントも、私のような電子マネーの使い方だとすべてのポイントを貰えない可能性があるので、むしろ私にはデメリットの方が大きいかもしれません。
なぜなら、すべてのポイントを還元するためには、余計な買い物(つまりムダ使い)をしなければならないからです。
敢えてポイントのために無駄遣いなんて、私はしたくありませんからね(笑)
今後、いろいろなシーンで使えるように整備していくのでしょうが、現時点ではメリットがかなり少ないと感じます。
これから付与されるとされているマイナポイントを受け取りたいなら、折を見て申請してもいいと思いますが、今慌てて申請する必要は感じませんので、今焦って申請しようとしている方は、少し冷静になってから申請しても遅くはないですよ、とだけお伝えしておきますね(笑)
今回は、ダラダラと長い内容になってしまいました。
もう、交付してもらったからには、今後10年間このカードは持っておかなくてはいけません。
10年後、今よりも便利でメリットが多くあって、デザインも一新されてクリアポケットがなくても大丈夫な仕様になっているといいのですが、果たしてどうでしょうか(笑)