マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

捨て曜日を前にデジタルカメラとカメラ周辺機材を処分

2020-05-31 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
スポーツ観戦(LIVE)しながら、プレー中の写真を撮るのが好きだったのですが、いろいろ考えた末、一度カメラを処分して手放すことにしました。

カメラで撮るのはスポーツと風景
スポーツ観戦をしながら、写真を撮るようになったのは、知り合った友人の影響が大きいのですが、気が付くとスタンドでカメラを構えている人は割と多く、そういったことも刺激になり、20年以上スポーツのプレーシーンを撮っていました。

初めて私専用のカメラを買ってもらったのは、中学生の時。
新入生歓迎遠足で、友達と写真を撮りまくったことを覚えています(笑)
以後、遠足や修学旅行はもちろん、友達と遊びに行く際も、自分のカメラを持参して、スナップ写真や風景写真を撮るようになりました。

社会人になってからは、風景とスポーツを中心に、たくさんの写真を撮ってきたのですが、少し前に終活の一環として、プリントしたモノのほとんどを処分し、デジタルデータが残っているモノだけ、クラウドサービスに預けることにしました。
以前も、少し触れたのですが、今プリントされている状態で残っている写真のほとんどは、父が撮影した家族写真と、両親が持っていたそれぞれの家族の写真です。
私が撮影したモノは、ほんの少しだけ残していますが、それもいずれは全て処分するつもりです。

最近はスマホで撮る画像ばかり
スマホを持ち始めてから、カメラをわざわざ持ち出して撮影する機会が減りました。
それでも、写真を撮ることは好きなので、気になる風景に出会うとスマホのカメラレンズを向けてしまいます。
それらは、撮影したその日にクラウドサービスに預けて、本体には残さないようにし、プリントもしません。

以前は、カメラや携帯電話で撮影した画像は、すべての人にメール添付やSNSを利用した共有ができるわけではなかったので(機能の話ではなく、扱う人の知識や経験や技術が伴っていなかったから)、私の機種で写した画像を、相手にプリントアウトして渡す必要があったりしましたが、今は全て電子ファイルでの共有が可能なので、もう何年もプリントはしていないですね。

ふと気が付くと、持っているデジタルカメラは、もう2年くらい使っていませんでした。

撮りたい気持ちはあるのだけど
写真を撮ることは好きなのですが、この2年ほどは撮影に出かける気力が少しも湧きませんでした。
スポーツ観戦する際も、カメラを構えるより、試合に集中したい気持ちが勝ることが多く、出かける直前まで迷うのですが、結局カメラは持参せずに出かけていました。

どうしても、画像に収めておきたい一瞬がある場合は、もう全てスマホカメラで撮影しています。
望遠機能は、カメラに劣りますが、普通の画像であれば、きれいに撮れますから、特に不満もありません。
そんな感じなので、撮影するためだけにカメラや三脚を準備して、外出することをしなくなってしまいました。

ずっと考えていたデジタルカメラの処分
私が持っているデジタルカメラは、見た目が一眼っぽいコンパクトデジタルカメラです。
正直なところ、まったくコンパクトではないのですが(笑)
一眼ほどではないですが、ズーム機能が優れているので、技術のない私でもまあまあの画像が撮れます(笑)

しかし、コンパクトデジタルカメラであることには変わりがないので、もし下取りや売却をする際は、二束三文以下。
場合によっては、無料で引き取ってあげてもいいですよ、と言われかねないモノです。
購入価格を考えてしまうと、手放し方が実に悩ましいのですが、私が知る限り下取りをしてもらえたとしても100円、メルカリやジモティーなどであれば、多少の言い値で売却も可能かもしれませんが、そのような手間は嫌いです(笑)
また、自治体が実施しているデジタル機器等のリサイクルに出すことを考えたのですが、私が持っているデジタルカメラは微妙にサイズオーバーでした。

さて、どうしたらよかろう?と悩み続けていたのですが、結局廃棄することに決めました。
環境問題の観点からすると、廃棄しない方がいいのですが、引き取ってくれる人を探す時間が面倒くさいので、思い切ることにしました。

一度リセットしてみることに
カメラに関しては、自分が所有すること自体を一度リセットしようと思いました。
というのも、2年間もカメラは持ち出さず、心のどこかでは、いつかいつかと思いながら、結局月日だけが過ぎていたので、もしかしたら、もう私にはカメラは必要ないのかもしれないな、と思ったから。
とはいえ、スマホでは撮るわけですから、私にとってはそれで十分なのかもしれない、と。

もし、またどうしても必要になったら、その時は躊躇なく新しいカメラを買えばいい。
新しく買うときに迷うようであれば、それは必要のないモノだし、今もカメラを持っておく必要がない状態なのだと、やっと自分を納得させることができました。

これまで、サクッと手放せなかったのは、写真を撮りたいという気持ちがモヤモヤと残っていたからです。
しかし、使わないカメラを持っていても、意味がありませんよね。
もっと早くに手放す決心をしていたら、売却することもできたし、買う人にとっても比較的新しい状態で手にできたはずなのに。
いろいろな事を考えると、一度カメラは手放して生活してみた方がいいな、と思いました。

実はiPhone11Proがほしい
カメラを手放す気になったのは、iPhone11Proを買おうかな、という気持ちも理由のひとつとしてあります。
スマホでの撮影が増えた今のライフスタイルだと、カメラ機能が上がったiPhoneに買い替える方が、新しいデジタルカメラやデジタル一眼を買うより安上がりだと思いますし(スマホとしての価格は高いですが)、モノが増えない点でも選択肢として正しいかな、と思っています。

まだ、今使っているiPhoneが使える状態なので、次世代機種(5G)の選択肢が増え始めたら、11Pro以降の機種への変更を検討するつもりです。


カメラを手放すことにしましたが、おそらく私のこれからの暮らしには、影響しません。
手放すにあたって、三脚やカメラの入れ物も不要になり、一緒に廃棄することにしました。
カメラ以外にも、小さいモノをごみ袋へ入れ、気になっていたモノが減りスッキリしました。
まだまだ、モヤモヤを感じるモノはあるのですが、それらもサクッと処分して、もっとスッキリしていこうと思います。

白いタオルはすぐに使え

2020-05-30 | 日々の暮らし
昨日、押し入れの整理整頓をした際に、新たに不要だと思い処分することにしたモノのひとつが、白タオルでした。
今回は、白タオルの話を綴ります。

まだまだ多いタオル類
思い切って、タオル類を処分したのは昨年の話なのですが、その際は、何度も使ってヘタレていたモノと、未使用だけど経年によってシミや汚れが付いてしまっていたモノを中心に、処分しました。
それでも、残したタオル類はおそらく200枚くらいはあったような気がします。

なぜ、そんなに残していたかというと、いずれ始まるかもしれない母の介護に備えるためでした。
しかし、よくよく考えたら、介護が始まったら安くてもいいので新しいタオルを使ってあげた方がいいかな、と思い、雑巾として使うモノとストックを残して、さらに間引きすることにしたのが、つい最近です。

それでも、家族2人で使うには、まだまだ多すぎるタオル類。
ですから、押し入れを整理する際に、もう少し間引きしようと思い、残すタオルをどれにしようか考えました。

余りがちな白タオルとキャラクタータオル
家の中で、飽和状態になっているタオルの中でも、白タオルとキャラクタータオルは群を抜いていました。
中には、フワフワしたパイル生地で気持ちよく使えそうなタオルもあるのですが、そんなタオルはごくわずか。
白タオルは店の名前が入っている、薄い生地のモノが多く、キャラクタータオルは、厚みがあり毛足がフワフワしている点はいいのですが、絵柄が後からプリントされているため、キャラクター部分がゴワゴワ、というモノも少なくないです。

要するに、余っているタオルというものは、大体店の名前が入った白タオルか、キャラクタータオルということが言えると思います。

今回は、間引きする際に、白タオルを中心に処分することにしました。

白タオルは汚れが目立つ
白タオルを中心に、処分しようと思ったのは、汚れが目立つから。
未使用品であっても、長い間引き出しや押し入れの中に入っていたために、経年によるシミや汚れが付いてしまうことは、よくあることですが、白タオルに関しては汚れが特に目立つので、嫌な気分になりがちです(苦笑)
洗って使えばいいのでしょうが、その手間をかけるくらいなら、処分したい私。
ということで、色付きのタオルを数枚残して、白タオルは処分することにしました。

手に入れた白タオルはすぐに使え
ひとさまから貰ったり、景品やくじ引きで白タオルを手に入れてしまう人に、私は言いたい。

 「白タオルは手に入れたらすぐに使え。でないと、覚えのない汚れが付いて気持ち悪いぞ」

誰かからいただいた品だと、少し上等なタオルだったりするので、すぐに使わずにいざというときに使い始めよう、と思う人は、いざというときが今なのだと思った方がいいです。
まあ、他の色のタオルも同様ではあるのですが、白は新品だときれいに見えるので、とっておきたい気持ちが強くなってしまうことがあります。
しかし、タオルは白に限らず、本当は貰ったらすぐに使う方がいいのですよね。
私も、ここ数年で貰ったタオルはその日のうちに使い始めるようにしました。
特に、いいタオルはすぐに封を開けます。
私の経験上、いざというときに封を開けようとしていたタオルは、いつまでたっても封を開けません。
結果、いつまでたっても、いいタオルを使う機会が訪れませんでした(苦笑)

それって、勿体ないと思いませんか?
せっかく、いいタオルを使う機会が訪れたのに、その機会を先延ばしにするなんて。
どうせ使うのだから、いいタオルを使いたくありませんか?
私は、いいタオルを気分よく使いたいです(笑)
そのことに気が付いてからは、頂いたタオルは、とにかくすぐに使うようになりました。

白タオルを抜いたら
白タオルを、とりあえず抜いてみたら、思いのほか汚れが付いていました。
汚れの原因は、埃が中心です。
タオルに埃汚れが吸着し、黄な粉のような色をした汚れがあちこちに見られました。
もちろん、洗えば落ちる汚れですが、十数枚も洗いなおして使う気は、私にはない(笑)
ですので、何の躊躇もなくごみ袋へ。

これで、タオルを入れていた押し入れ収納は、さらに隙間ができました(笑)
もう、この隙間には何も入れないようにするつもりです。
いずれは、押し入れ収納の数も減らして、粗大ごみに出したいので、なるべくモノは入れないようにしたいです。
そして、今後白タオルを貰っても、絶対にしまい込むことはしないぞ、と決めています(笑)


さて、福岡県でも特に北九州市で、緊急事態宣言解除以降のCOVID-19感染者が急増しています。
このほかの都市でも、同じような状況になる可能性はあるので、今までどおりか今まで以上に、手洗いとマスクは徹底することになると思います。
もしタオルが家に山ほどある家庭は、これをきっかけにタオルは家族で共用するのではなく、1人1枚にして、余っているタオルを消費するのも、いいかもしれませんね。

押し入れ内の配置換えをした話

2020-05-29 | 日々の暮らし
本日は、以前から気になっていた、押し入れ内の配置換えをしました。
結構時間がかかった(笑)

以前は魔窟だった押し入れ
かつて、押し入れは魔窟でした(笑)
普通、押し入れという場所には、布団やシーツなどの寝具一式が入っているモノだと思うのですが、我が家の押し入れが魔窟だった時代(といっても1年くらい前?)は、布団以外のモノがたくさんありました。

時間をかけて余計なモノ(着ない服やよくわからない便利グッズやタオルなどの布類)を処分し、なんとか今は、洗濯した場合の寝具類の予備と、季節外の寝具、予備のタオル類、ハンガーを少しだけにしました。
念のため、一人分の宿泊用寝具もあるので、割とたくさん入っています(笑)
あと、父が描き残した絵も入っています。

押し入れ収納の配置換え
その魔窟の中の不要品を処分した際には、さすがに疲れ切ってしまって、配置換えまでは思いつかず、押し入れ収納の位置はそのままにして、中身だけ入れ替えて整理整頓していました。

そろそろ、冬の寝具をしっかりしまい込んでも大丈夫な気候になってきたので、夏物寝具を取り出しやすくするためと、押し入れ収納の引き出しも、空きが目立ってきたので、一度リセットして収納を見直しました。

例によって、画像はありません(笑)
画像を撮る暇があったら、すぐにでも片付けたくなる性格なものですから、気が付いたときには押し入れの中身、全出ししていました(笑)

今回は、今まで30年以上動かしていなかった、押し入れ収納の位置を変えて、使い勝手のいい押し入れにするのが目的。
とりあえず、父の絵以外は全部出して、押し入れ収納の位置を決めました。

我が家の押し入れは、ふすまが4枚付いていて、2畳に足りないくらいの幅があります。
和室の押し入れ収納としては、大きい方と言っていいかもしれません。
大きいために、引っ越し当初は、すぐには開封しない箱や袋をとりあえず詰め込んだ、という感じでした(笑)
そして、とりあえずが30年近く続いたわけです(苦笑)

押し入れ収納は、以前住んでいた家で使っていたモノで、タオルやシーツを始めとして、冬物のアウターやインナーなども入っていましたし、訳の分からない雑貨もそれはもうたくさんありましたね。
それらを、昨年半分以上処分し、収納しきれていなかったモノを押し入れに移動させたりしました。

1年近く、そのとき整理した状態で使っていたのですが、どうも使い勝手が悪いと感じて、数日前日にもしかしたら押し入れ収納の配置が悪いのでは?と思い付き、本日着手しました。

押し入れの収納を変えてみて
収納は押し入れ用のプラスチックのモノと、木製のモノがあり、木製のモノは重たいので少しだけずらしただけです(笑)
プラスチックの収納は、中身を出してしまえば軽いので、全て上の段へ移動させました。
しかし、どうしてもふすまを2枚同時にスライドさせないと空けられない箇所があり、そこにはめったに出さないモノを入れましたが、めったに入れないのであれば、もう要らないかな?(笑)

使い勝手がよくなったのかどうかは、まだ実感が湧きませんが、少なくとも取り替える寝具は出しやすくなっているはず。
これで、寝具を取り替えるのが面倒だな、と数日先延ばしにしてきた状態から脱出できるかもしれません(苦笑)
モノが多いと、必要な交換が億劫に感じることがあります。
それは、モノを減らせば解決できますが、実は配置もとても大事です。
モノが減っても、配置が微妙だと、イライラが溜まりやすいですね。

よく、モノを減らしてもモノの住所を決めておかないと、汚部屋にリバウンドすると言われますが、私の場合は、モノは増えませんでしたが、ストレスが増えていきました(笑)
本日は、収納の移動だけで疲れてしまったので、引き出しの中の整理や、改めて不要だと思ったモノを、明日以降に出していき、次の捨て曜日に処分する予定です。


本日は、思った以上に体力を使ったので、明日はまた一日中やる気が出ないかもしれません(苦笑)
今、ブログの文章を入力しながら、なんとなく眠たくなってきています。
そういえば、甘いモノを摂っていなかったので、あとでハチミツ豆乳を作っていただこうと思います。

やる気がどん底まで低下しているので夕食はインスタント焼きそばにする!

2020-05-28 | 日々の暮らし
昨日、銀行巡りで疲れてしまったようで、今朝起きたらやる気メーターがゼロに!

ということで、今日はほぼ何もしていません。
朝起きて、みそ汁だけ作って、昨晩炊いたご飯の余りをいただき(母はみそ汁だけ)、昼は何もする気がなかったので、母には、昼ご飯は好きなようにしてくれ、と丸投げ(苦笑)
余っていたごはんで、おじや的なモノを作って食べていました。
私の分も作ったようでしたが、とてもじゃないけど食欲がないので、要らないというと、しばらくしてから私が手を付けなかったおじやを、母が完食していました。
ああ、最初に食べた量が足りなかったのか(苦笑)

私はといえば、クリーニングのドライが半額期間なので、秋冬に履いていたパンツを持って行くついでに、少しだけお腹が減ってきたのでパンを買い、おやつとして食べました(15時ごろの出来事)

クリーニング屋は、スーパーの中にありますので、そのままスーパーでパンを買ったのですが、店内を歩いていると、何故かインスタント焼きそばの大盛サイズが山積みになっていたので、

「今日の夕食は、これに決まり!」

と、かごに入れて、カット野菜を購入して(インスタント焼きそばに入れる具)、夕食の準備完了。
夜は、インスタント焼きそばにお湯を注いで麺を柔らかくしている間に、野菜をササっと炒めて、出来上がった麺と野菜を混ぜるだけ。
ああ、なんて簡単なのでしょう(笑)

ここのところ、お腹は減るのですが、どうも食べたいモノが思い浮かばず、作るのも億劫に感じているので、手抜きごはんが続いています。

まあ、いっか。
そのうち、頑張って作る気力も戻ってくるさ。

ということで、本日のブログは全く内容がない、手抜き夕食の宣言でした(笑)

特別定額給付金の申請書投函と銀行印改印手続きの話

2020-05-27 | 日々の暮らし
今回は、マシュマロがすべきことを終えましたよ、という内容です(笑)

特別定額給付金は郵送手続きで
我が家に申請書が届いたのは、月曜日。
噂に聞いていた、受給辞退のチェック欄は「バツ(✕)」印を入れる仕様になっていました。
なるほど、チェックを入れるよりは、拒否の意味合いが視覚的にはっきり感じられる「バツ(✕)」を入れさせるわけですね、と思いながら、そこには当然バツ印は入れず(笑)

もともと、母も私もマイナンバーカードを発行していないので、申請書が来るのを待って、郵送の手続きをするつもりでいました。
そして、届いたことを確認した翌日である昨日、申請書の記入欄に記入して、必要な確認書類をコピーして、本日ポストへ投函してまいりました。
あとは、振り込まれるのを待つだけですが、申請内容や添付書類に不備があった場合は振り込まれないので、ちょっとドキドキです(苦笑)

そういえば、ニュースなどで聞いていた、身分証明書類(免許証やパスポートや戸籍謄本など)の添付は、記載されている給付対象者に限っては不要でしたが、記載されていない家族や後見人、弁護士などが代理申請する場合は必要となっていました。

同一世帯者の口座であればOK
自治体によって、違いがあるのかもしれませんが、今回の特別定額給付金は、住民票上同じ世帯に住んでいる家族の口座であれば、振込先として指定できるようになっていました。
我が家の場合は、母の受給分はまるまる生活費と、もしもの時の備えとしますが、私の受給分は、すでに1万円以上を前倒しで、過剰在庫応援セールに使いましたので、引き続き何かしらの応援や寄付など、消費活動を中心として使う予定です。

銀行印の改印手続き
前回、登録印の変更をした話をしたのですが、本日は引き続き銀行届出印の変更へ行ってきました。
口座があるのは、ゆうちょ銀行と地方銀行2行です。
何故3つも口座を持っているかというと、もともと給与振込口座とは別に貯金口座を作って、レジャー時の支払い口座にしていたことと、郵便局の養老保険を20年?だったかな?を支払っていたので(すでに満期金は受け取っています)、その時の口座を解約せずにそのまま残しているからです。
とはいえ、養老保険の満期受取金がまあまあの金額なので、いざというときはゆうちょから支出するようにしているような感じです。

ただ、いずれはどこか1行あるいはゆうちょの1つだけにまとめて、管理したいと思っています。

さて、それぞれの改印手続きの様子なのですが、銀行によって違うものだなあ、というのが分かったので、少しだけリポートします(笑)

ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行の場合は、郵便局の記載台に改印手続きを申請する用紙が置いてあるので、まずそれに記入します。
ゆうちょには、定額貯金通帳と普通貯金通帳があるので、それぞれで改印手続きが必要になりますから、2枚書きました。
用紙を2枚書き込んだら、順番札を取って待ちます。

番号を呼ばれたら、窓口で用紙2枚と通帳、そして身分を証明するモノ(私はいつも運転免許証)を提出提示します。
一応、旧印章と新印章も必要かな、と思いましたが、用紙に押印した印影だけで大丈夫だったようで、そのまま手続きを開始してくれました。

待つこと5分くらいでしょうか、無事印影の確認も取れたので、通帳を返してもらい、終了です。
トータルで、10分程度でした。

次に、銀行Aへ。
銀行には、基本的に改印手続き用の用紙は、記載台には置いていません。
なので、番号札を取って、椅子で普通に待ちました。
私が付いた時点で、8分待ちと表示されたので、まあ10分くらい待てばいいかな、という感じでした。
実際は、10分ちょっと待った気がします。

窓口に呼ばれて、改印手続きしたい旨を告げ、通帳と旧印章と新印章と運転免許証を提出し、それらを確認してもらう間に、貰った用紙に記入していきます。
用紙を受け付けてもらい、手続きが完了する間、椅子に座って待ちます。
銀行は、印章の確認手順が多いようで、ゆうちょ銀行よりも時間がかかりました。
が、特別問題もなく手続きは完了したようで、再度窓口に呼ばれて通帳と免許証を返してもらって、改印手続きは終了。
確認作業と手続きが長かったので、20分くらいかかったかな?

銀行Aでの手続きが終わったので、次は銀行Bへ。
銀行Bも、記載台には改印手続きの用紙は置いていませんから、番号札を取って呼ばれるのを待ちました。
すると、フロアを担当している案内係の人が、今回の要件は何ですか、と声をかけてくれました。
この銀行では、待っているお客様に要件をきいて、待っている間にできることをしていただくようにしているようです。
銀行Aに比べて、気が利いているな、と思いながら、改印手続きに来たことを告げると、カウンターから用紙を持ってきてくれました。

用紙を記入しているときに、番号を呼ばれたのですが、案外手続き窓口は時間がかかるお客様が多いようで、呼ばれるまでに入店してから15分以上はかかりましたね(苦笑)

すでに、用紙への記入は済んでいるので、窓口に呼ばれたときは、用紙の提出と旧印章と新印章と免許証を提出し、用紙へ旧と新の印影を押印し、受付を済ませました。
そこからが、ちょっと時間がかかったのですが、まず、記入した用紙の住所にマンション名がないということで、加筆を求められ、加筆が終わると再度椅子に座って待ちます。
その後、今度はマンション名についている数字の書き方(ローマ数字かアラビア数字か)が違うようだと、書き直しを頼まれました。

それが終わり、また座って待っていたのですが、今度は家の電話番号が用紙に記載されていないと言われ(案内の人がどちらかだけでいいと言ったので真に受けましたが、実際は届け出た電話番号が必要だったようです)、また加筆。
そして、また椅子に座ると、またまた、呼ばれて今度は、先ほど訂正した数字は訂正前の数字でOKだった、ということで訂正の訂正を求められました。

え~っと、窓口の最初の確認がズブズブすぎます(苦笑)
最初は、丁寧に確認している結果かと思ったのですが、担当してくれた行員が、とにかく焦っているのがよく分かったので、確認が少しおろそかになっていたのかもしれません。
ちなみに、手続きが終了したのは15時より少し前でしたから、時間的に焦っていたのかもしれません。
午前中に来てあげた方がよかったかな、とは思ったのですが、午前中は企業やお店の人で混雑しがちなので、あえて午後に行ったのが逆効果でしたね(苦笑)

とまあ、最後の銀行Bではドタバタとした改印手続きとなりましたが、無事に手続き完了しました。
これで、ふちが欠けた印章とはおさらばです(笑)

今後の参考にしたい
先ほど、いずれ銀行口座を1つにまとめたいと言いましたが、今回の対応は非常に参考になります(笑)
そして、おそらく銀行Bにはまとめないだろうな、というのが今の心境です(苦笑)
銀行の規模としては、Bの方が大きいのですが、行員の落ち着いた対応は、客も安心感を得られるので、重要です。
今後、銀行Bの行員が落ち着いた対応をしてくれるようになったら、考え直すかな?(笑)


ということで、今回は私が済ませた用事の報告でした(笑)

登録印が欠けた!ので変更届を申請した話

2020-05-26 | 日々の暮らし
印鑑登録はしていますか?

本日、何気なく登録印を確認したら、なんと!印章のふちが欠けているではありませんか!
これは一大事!
ということで、午前中にバタバタと登録印の変更届出をしてきました。

本日は、最初にした印鑑登録の話と、本日変更した際の様子などを、綴っていきます。

急いで登録した印章
私が今まで持っていた登録印は、実を言うとどこにでも売ってそうな、見た目も素材もごく普通のモノで、主に銀行の届出印として使っていました。

この、主に銀行で使っていた印章を、なぜ登録印にしてしまったかというと、父が亡くなった際の遺産相続時に、必要となったからです。
それまで、私自身の生活には、登録印を必要としなかったのですが、そろそろきちんとした印章を作って、登録しておいた方がいいな、と思っていた矢先でした。
相続関係の書類を作成する際に、登録印が必要となるため、慌てて登録したのが、銀行専用で使っていた印章でした。

しかし、私の中では、ごくごく普通の印章だったので、これを登録印にしておくのは嫌だな、と思っていました(笑)
登録印といえば、なんとなくごついイメージで象牙や大理石などを使うものだと思っていたので、自分が登録する際は、きちんと作りに行くつもりだったのです。
しかし、相続関係の手続きは、一日でも早く終わらせたかったので、作る暇が惜しかった。
なので、致し方なく銀行印で使っていたモノを、そのまま登録したのでした。

使い始めて30年、とうとう欠けた
登録印としては、まだ10年も経っていないのですが、銀行印としては成人したときからなので、30年以上使っていることになります。
母から、銀行印はこれを使いなさい、と言われ渡された象牙の印章だったのですが、銀行の手続き以外にも何かしらの正式書類に押印することが多かったので、出番はかなりありました。
ですから、おそらく勤続疲労だったのでしょうね。
ふと、試しに押印してみたら、ふちが欠けていました。
かけらは見当たらなかったので、いつどのタイミングで欠けたのかはわからないのですが、一番最後に使ったのは半年くらい前、ゆうちょ銀行で必要になったので、その際に何かしらの原因で欠けてしまったのでしょうね。

最初に見たときは、思いのほかショックでした(苦笑)
単なる銀行印でしたら、銀行巡り(現在2行とゆうちょを利用)をして変更手続きをすればよかったのですが、登録印も兼ねていたため、最初に頭を過った言葉は「ヤバイ!」でした(笑)

登録印変更が最優先
父の遺産相続のために、慌てて登録した経験から、とにかく登録印だけは早急に変更しておかねば!と、早速役所へ赴きました。
そして、今回登録する印象は、実は以前家の中を片付けていた際に見つけた、数本の立派な印章(笑)
父と母が一緒に作った印章で、父のフルネーム印が1本と苗字だけの印が2本、そしてそれらとは別に、母の登録印が1本あります。
母が使っている印章は当然使えませんが、残っている苗字だけの印章は、銀行の届出印にも使っていないし、登録印でもないので、1本を貰うことにしました。

そして、いざ区役所へ!

区役所内の様子
区役所へ行くと、まず職員の皆さまはマスクや透明のフェイスガードを着用されていました。
そして、待合スペースの椅子には、一人分のスペースごとにバツ印が付けられ、隣り合わせに座らないよう、注意書きがされていました。

私が、各種申請書類を記入するコーナーへ行くと、1人の職員が近付いてきました。
区役所では、常に職員の方がスタンバイしていて、訪れた市民に何の手続きで来たのかを確認して、案内してくれたり、書類を持ってきてくれて書き方を教えてくれ、順番待ちの番号札も取ってくれたりします。
今回も、それは変わりなかったのですが、今はCOVID-19感染防止のためにマスクやフェイスガードを着用していますし、窓口は全て透明のビニールシートがかけられていて、対話の際の飛沫防止をしている状況です。
サービス低下と捉える方も居るのかもしれませんが、せめて用紙や番号札を取るのは、訪れた本人にさせた方が、互いの感染リスクが低くなるのでは?と、思いました。
行政サービスの境目って、難しいですね。

なお、我が自治体では5月20日より、特別定額給付金の申請書が順次郵送され始めており、ニュース等で報道されているような、電子申請で何かしらのエラーが出た方たちが殺到していることも予想していたのですが、そういった風景は見られず。
むしろ、いつもより人がまばらな気がしました。

登録手順
申請書類である、登録印廃止届(欠けた印章の廃止)と登録届(新しい印章)を記入し、職員の方から順番待ち番号を受け取り、手続き窓口付近で待つこと5~6分。
登録印に関する申請で待っていたのは、私の前に2人いたようで、呼ばれるまでの時間はそれほどかかりませんでした。

いよいよ、窓口から呼ばれて、廃止する登録印のカード(このカードで印鑑証明書を発行できます)と新しく申請する印章と、身分を証明するための免許証を、申請書類と一緒に窓口へ出しました。
私が住む自治体では、免許証やパスポートを身分証明書として提示し、代理人ではなく本人が窓口で申請した場合は、即日登録が完了し、カードが貰えます。
カードを作る時間が、やはり5分程度かかりますが(混雑時はもっとかかります)、申請書を記入してからカードを発行してもらうまでに、20分もかからない感じですね。
ちなみに、印鑑証明書も発行するとなると、手数料がかかり、カード作成と合わせて、もう少し時間がかかります。

窓口では、申請した印章の印影を確認し、現在同じ印章を登録している人はいないか、登録印として使える印影か、などを機械にかけて確認します。
もし、この段階で、印影が使えないとか、すでに同じ印章が登録されていることが判明すれば、違う印章で申請をやり直す必要がありますが、私は2度とも大丈夫でした。
それから、一応登録印を変更する理由の根拠として、ふちが欠けた印章も持参していたのですが、不要でした(苦笑)

登録印の変更完了
ということで、無事欠けた印章の登録廃止と新しい印章の登録が終わりました。
これで、何かあっても慌てて登録しなくて済みます(苦笑)

さて、登録廃止した印章は、先ほども述べたように銀行印と兼用していました。
ですから、銀行の届出印も変更する必要があります。
区役所へ向かうまでは、銀行へも寄るつもりでしたが、雨が降っていて車で出かけたため、銀行のパーキングの駐車料金も気になり(最初の10分だけ無料)、本日は銀行での届出印変更はやめました。
それに、どうも銀行印と登録印は分けた方がいいとの意見も多いので、新しい銀行印を作ろうかと考えています。
銀行印は、当分必要とする場面がないと思われるので、手続きは今月中か来月頭くらいまでに終わらせようと思います。


ということで、今回は登録印を新しくする様子を綴りました。
もし、登録印を今から作ろうと思っている方がいらしたら、少しは参考にしていただけると思います。
なお、申請の手順や必要書類(身分証や代理申請の委任状など)は、各自治体で異なると思いますので、まずは自分が住民登録している自治体の公式サイトを確認してください。

なくても困らないモノの残し方(大切な人のモノ編)

2020-05-25 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
なくても困らないモノの残し方、今回で一応一段落です(笑)

前回の『頂きモノ編』をアップした後、やはり頂きモノは基本的には残したらいかんと思うから、わざわざ残し方について綴る必要はなかったな、と思いました(笑)

ということで、今回の残し方は『大切な人のモノ編』です。

※前回までの3記事は、以下にリンクを貼り付けています(タイトル『』をクリック)
『なくても困らないモノの残し方(趣味のモノ編)』
『なくても困らないモノの残し方(思い出のモノ編)』
『なくても困らないモノの残し方(頂きモノ編)』前回
『なくても困らないモノの残し方(大切な人のモノ編)』←最後のテーマはコレ

『大切な人のモノ』とは
大切な人のモノって、定義がかなりあいまいで幅広いですよね。
ただ、大切に思える人というのは、関係性が一番強くかかわってくると思っています。
今回、前提として『大切な人』を、以下のような関係性の人たちとして、話を綴りたいと思います。

『大切な人』とは
 ・家族(血縁関係に拘らず、家族の形となっている関係の人)
 ・恋人や配偶者
 ・親友
 ・親交がある尊敬する人物

ざっくりと4つの関係を想定しています。
ただ、どの関係をとっても、あやふやでいつ崩れるかわからないのが人間関係ですから、あくまでも話を進めるにあたっての定義といたします。
なお、全く親交のない尊敬する有名人や著名人は、今回外して考えます(カテゴライズは、私の場合『趣味のモノ』にしますね)

さて、本題ですが『大切な人のモノ』が現在手元にあり、処分しようかするまいか、悩んでいるモノがありますか?
また、何故手元にそれがあるのですか?

やはり最初はカテゴライズから
前々回に綴った『思い出のモノ』は、今回の『大切な人のモノ』と少し重なる部分があります。
互いの贈り物や、一緒に購入したり作ったりしたモノなどは、思い出の品でありながら、大切な人のモノでもあったりしますので、どちらにしようか迷う場合は、フォーカスするのは人物なのかモノなのかで、決めていいかもしれません。

大切な人のモノを思い浮かべたとき、私の場合は以下のようなモノを想像します。

 ・遺品
 ・相手の家族のモノ(家族ではない大切な人の場合)
 ・相手から託されたモノ(大切に持っていてほしいと言われたモノ)
 ・相手が大切にしているモノだと知っているモノ(身に付けていたり、毎日手入れをしていたりするモノ)
 ・相手が手にしたときに喜んだモノや気に入っているモノ

もちろん、所有品全てが『大切な人のモノ』になるわけなので、1つや2つで済むわけはありませんし、上記のようなカテゴライズで収まるわけはありません。
しかし、いざ片付けてモノを減らすとなると、大切な人のモノだからという理由だけで持ち続けるのは難しいのも現実ですから、気持ちの上では厳しい判断かもしれませんが、気持ちに整理が付いたら、まずはカテゴライズから始めてみたらいいかな、と思います。

まずは相手の気持ちを知る
大切な人のモノを片付ける立場になったとき、その人がまだご存命であり、意思決定ができる状態であれば、必ず相談から始めましょう。
自分に用がなくても、相手は一生大切にするつもりかもしれませんから。
そして、相談した結果、相手が処分を迷った場合はそのまま残し、数日あるいは数か月してから、また同じ相談を持ち掛けてみましょう。

私の経験から言うと、人から言われて処分を迷うモノは、大体時間が経つと手放せるようになります。
他人から、処分するかしないかを問われると、きっと客観的な視点が本人に生まれるのだと思います。
私が、頻繁に片付け動画を見るのも、そういう効果を期待してのことです。
実際に、片付け動画を見たおかげで、処分する決心がついたモノもありますから。

ですから、今生きて生活をしている人のモノは、必ず所有者本人にしっかりと確認するところから始めて、そのあとの行動に移りましょう。
もし、それが面倒だと感じる場合は、日ごろからお互いのモノをそれぞれの判断で処分してもよい、というルールを決めておいたらいいかもしれません。

例えば、独立した子どものモノ。
実家に、大量のモノを残す子どもはたくさんいます。
親からしてみれば、大切な子どもが残しているモノは、全て大事だと思ってしまい、いつまでも置いたままです。
また、親や配偶者が施設に入所した場合も、同じことが言えます。
施設には、限られたモノしか持って行くことができないので、おそらく大量の私物が家に残り、不要品を見分けることは本人以外は難しいことが多いです。
子どもの場合も、大人の場合も、もし本人が家からいなくなり、一部の私物が残るのであれば、事前に話し合いをしておくことが必要です。

では、ここからは、相手の気持ちがきちんと把握できた後の、モノの残し方について、私見を並べていきます(笑)

子どものモノの残し方
親にとっては、子どものモノはどんなに見た目がガラクタやごみに見えても、すべてが大切なモノですよね。

とある既婚の女性タレント(子だくさんなご家庭)と、スポーツ選手の母親が、生まれて初めて取れた耳垢や鼻くそさえもいとおしいから保管したい(している)と、テレビで言っていました。
正直なことを言うと、子どもを持たない私は「不衛生すぎる」と、まず衛生面が気になり、まったく共感できませんでしたが、本人たちはいたってまじめに語っていました。

このように、大切な子どものモノは、すべて持っていたいと思う場合でも、よほどの豪邸に住まない限りは保管が難しいので、いつか減らさなければならないときがやってきます。
そんな時は、今までのようなカテゴライズでは、納得して処分するのは到底ムリでしょうから、本人が絶対に取って置いて、といったモノだけを残す努力をお願いします(笑)
そして、もう誰しもが同じことを言うかと思いますが、処分すると決めたモノに関しては、画像を残しましょう。
何なら、動画でもいいですよ。
動くおもちゃなどは、動かしているところを動画に収めて、あとはクラウドサービスに保管しましょう。
これで、実体を処分したとしても、画像や動画は残りますから、気持ちとの折り合いも付きやすいですね。
耳垢も鼻くそも、衛生面が気になるので、画像で残してください(笑)

施設に入った家族のモノの残し方
必要なモノだけを施設に持ち込んだら、家に残っているのは本人にとって実質不要品です。
しかし、家族は本人ではないので、自分のモノ以上に判断を迷うと思います。

この場合も、まずは本人が残しておいて、といったモノだけにフォーカスして残したらいいと思いますが、高価な品物だったり、自分が家族と過ごした際の思い出の品などが見つかったりすると、手放し難いですよね。
ですから、この場合は自分の気持ちが割り切れるようになるまで、まずは待ちましょう。
そして、片付けたい気持ちが強くなってきてから、片付けに着手してください。

子どものモノと違って、大人のモノは、全て画像に残すのはどうかと思います。
だって、本人が使っていた下着とか部屋着を画像で残しても、見返さないでしょう?(笑)
ですので、最初はまず、これは買い替えができないな、と思えるモノを残しましょう。
理由は、後先考えずに処分してしまったら、後悔の念が大きいからです。
自分のモノであれば、後悔してもあきらめがつきますが、家族のモノだとどうしても、処分してはいけなかったかもしれない、といつまでも気になってしまいます。
ただ、日常的にどこにでも売ってそうなモノは、処分してしまって怒らせたり悲しませたりしても、新しいモノを買ってあげたら機嫌もよくなると思いますので、本人が特別に思っていないモノに関しては、それでいいと思います。

ただし、いつでも買うことができるモノでも、配偶者の形見だったりする場合は、絶対に他者が処分してはいけませんから、所有者本人への相談は必須です。

大切にしてね、と言われたモノの残し方
これ、意外と難問なのですよね(笑)
宝石や金、骨とう品や美術品などのように、いずれ資産として運用できるモノであれば、迷わずに済むのですが、そうではない場合が、本当に難しい。

具体例として、昔女友達と議論になったことをお話ししますね。
そのときの議論は、

 「元彼に貰った指輪を、手放すか持ち続けるか」

でした(笑)
ひとりは、今の彼に申し訳ないから、人にあげたり売ったり、価格がそれほど高いモノでなければ捨てる、と言いました。
ひとりは、私が貰った時点で私のモノだから、気に入っていれば持ち続ける。
高価なモノであれば、いつか売却してお金にもなるから、持ち続けると(笑)
どちらが正解かは、私もわかりませんが、どちらの意見も尊重できるのは、元彼から貰った指輪やアクセサリーは、売却するのが一番、ということかな(苦笑)
ちなみに私は、別れが確定した時点で、元彼に返却します。
本人が拒否しても、無理やり返します(笑)

まあ、どのみち元彼に未練が残っていない場合の話ではあるのですけれどね(笑)
でも、もし未練が残っていた場合は、どうしますか?
おそらくですが、それは当然、手放せないと思うので、まあ気持ちの整理が付くまでは、目につかないところに保管しておいて、としかアドバイスできないかな。

恋人ではなく、友人や尊敬する人物から貰ったり預かったりしたモノも、最終的な判断を自分に託されたら、これもまた残すか処分するか、難しいですよね。
いずれ必ず返してくれ、と言われているのなら残しますが、そうではないモノ、例えばお互いの記念品として同じモノを持っておきましょう、となった場合などですよね。
しかし、自分の中ではもう思い出だけで十分になっていて、モノは残っていなくてもいいかもしれません。
こういう場合は、相手に忖度するかどうか、というところかと思いますが、処分した際の後悔の度合いが大きそうなうちは、残しておいた方がいいでしょうね。

でもまあ、いずれにしろ、今生きている人のモノは、本人に確認する勇気を持つのが、一番の解決方法ですね。

遺品の残し方
これも、故人を偲ぶとなかなか残すモノと処分するモノの判断が進まないと思います。
私の場合は、他界した父のモノがこれに当てはまるわけですが、基本的には何も残さなくていいと、自分は思っています。
しかしながら、母は違いますから、母の希望したモノだけを残している状況です。

遺品の価値は、金銭的なことだけにとどまりません。
故人との思い出がたくさん詰まったモノは、処分したくないですよね。
ですから、まずは、誰の基準でモノを残すか、を遺族間で話し合いましょう。
遺族全員の希望を聞いてしまうと、結局ほとんどのモノが残る事態になってしまいますから、まずは誰の意見を尊重するか、を決めましょう。
そして、その人物が決まったら、その方が希望するモノだけを残しましょう。
(ただし、かなりの時間をかけて話し合うことになる覚悟は必要)

それは、母親かもしれないし、故人の長子かもしれないし、故人の兄弟姉妹かもしれないし、いろいろなパターンが想定されますが、もし自分に決定権を任せられた場合は、次のステップとして、自分の価値観を再確認しましょう。
価値観とは、すなわち故人との思い出を優先するか、モノの市場価値だけにフォーカスするか、という部分です。
ここがブレると、残さなかったモノに対して後悔と未練が生まれてしまいますから、心を無にしてドライな心情で市場価値に目を向けるか、故人との思い出を遺品と共に残しておきたいと思うのかは、はっきり自分の中で決めておきましょう。
自分の価値観さえ確認できれば、あとは残すモノを大切に保管したり飾ったりすればいいだけです。

と、まあ、言うのは簡単ですが、そこに至るまでのプロセスは、かなり大変ですよね(苦笑)
ただ、遺品に関して私が言えることは、本人の意思は確認できない、ということ。
生前に、何かしらの意思を示していたモノであれば、それに従えばいいですが、そうではないモノは、今生きている人が判断していかなくてはなりません。
そして、もし、その遺品が原因で、生きている人たちの暮らしが荒れてしまうようであれば、モノを残しておく必要はないのかな、と思います。
モノが原因で、問題が発生しているのであれば、モノは早めに手放した方がいい。
そうしないと、今の自分の人生を楽しむ時間が削られてしまいますからね。
亡くなった人に気を遣って、今の世が生きづらくなるのは、どうなの?と思うので、もしも、思い出だけで十分だと思うのであれば、その記憶だけ残したらいいと思っています。


さて、これで4つの記事に分けた『なくても困らないモノの残し方』シリーズは、一応終了なのですが、私的には、モノを残す場合でも処分する場合でも、持ち主本人の意思を優先したらいい、という結論です。
自分以外の人の所有物について、あれこれ悩むのは、はっきり言って時間のムダだし、人生のムダにもつながります。
自分で判断できないモノは、とにかく持ち主や託してきた人に確認する。
故人であれば、故人のモノの要不要を判断する人を1人だけ決める。
自分に決定権があるのなら、自分が決めたルールで残すモノを選別する。
処分できないのなら、まず残すモノを決める。
いずれ、残したモノを手放すときも来るでしょうから、うじうじ悩むのならはっきりした意思で残したらいい、そんな風に思っています。

なくても困らないモノの残し方(頂きモノ編)

2020-05-24 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
マシュマロ流モノの残し方、第3回目です(笑)

『なくても困らないモノの残し方(趣味のモノ編)』前々回
『なくても困らないモノの残し方(思い出のモノ編)』前回
『なくても困らないモノの残し方(頂きモノ編)』←今回はココ
『なくても困らないモノの残し方(大切な人のモノ編)』

尚、前回の記事で1回目のリンク先が間違っていたので、貼りなおしております。

では、本題(笑)

頂きモノはどれくらいありますか?
ということで、今回は頂きモノの残し方を綴るのですが、一応定義としては、記念日や特別なシチュエーションでの贈り物に関しては前回の『思い出のモノ』にカテゴライズし、今回は「なんとなく貰ってしまったモノ」を『頂きモノ』としてお話ししますね。

私が私物や家の中のモノを片付けていた際、自らの意思で購入あるいは手に入れたモノ(有料無料関係なく)と、なんとなく頂いてしまったモノの比率が、5:5あるいは4:6で、頂きモノのほうが割と多かった気がします。
引き出物や何かの返礼品、おまけやノベルティ、そして人様が下さると言ったモノ(欲しくないけど忖度して貰ってしまったモノ)などに加えて、期限付きポイントの交換品として入ってきたモノもありました。

今の私であれば、これらのほとんどは、貰わないか貰っても即処分(廃棄、売却、寄付、リサイクル、譲渡)します。
過去の私や家族は、貰ったことをラッキーなことと考え、使うか保管しておくかしていましたが、結局使い勝手が悪いとか、すぐに破損して使えなくなったとか、保管しておいたことを忘れてしまったとかで、ほとんどの頂きモノは活躍していませんでした。
特に、おまけやノベルティ関係は、いわゆる便利グッズのようなものが多く、自分たちの暮らしの中では「不要な便利さ」でしかなく、活用することはありませんでした。

基本的に頂きモノは全部要らない
まあ、おそらく誰しもが、本当はわかっているのですが、自分が望んで頂かない限りは、頂きモノは要らないモノなのですよね(苦笑)
しかし、どうしても貰ってしまう条件として、

 ・配送品
 ・商品から外すことができないおまけやノベルティ

のように、強制的な拒否権を与えられていない頂きモノがあります。

また、気持ちの上で

 ・困っている人から貰う(多く買いすぎたから貰ってほしいなど)
 ・相手に忖度してしまう(貰わないと相手が悲しんだり激怒したりするから)

のように、拒否権があるにも関わらず、貰わないと気まずそうな雰囲気に負けて、貰ってしまうということもあります。

そして、勿体ないと思ってしまう気持ちも、モノを貰ってっしまう条件のひとつとしてありますよね。
それこそ、期限付きポイントの交換は、ポイントを使わないと勿体ない、という心理が働いて、欲しいわけでもないけれど、保有しているポイントで交換できるモノを探して、その中で一番よさそうなモノと交換したりします。
本当は、ポイントってどこからともなく湧いてきた幻のお金(と同じ効力があるモノ)なので、無理やり使う必要はないのですけど、失効するとお金を無くした感覚に陥ってしまいますよね(苦笑)

しかし、まあ、今回は頂きモノは全部処分しろ、というお話ではありません。
頂きモノであっても、どうしても処分を思いきれない場合に試していた、私の方法をお話ししますね。

頂きモノのカテゴライズ
頂きモノの中でも、いろいろなジャンルに分けられると思うのですが、私の場合は

 ・日用品として使うモノ
 ・消耗品
 ・飾るモノ
 ・身に付けるモノ
 ・使い方がわからないモノ

などのような分け方をしています。
もちろん、これに当てはまらないモノもあったりしますが、そういう場合も、無理やりどこかのカテゴリーにぶち込んでいます(笑)
そして、基本的には最初の2つ(日用品として使うモノと消耗品)に当てはまるモノだけを残して、あとは処分します。

私の場合は、最終的にモノを残したくないので、なかなか捨て時がわからない、飾るモノと身に付けるモノと使い方がわからないモノに対しては、勿体ないとかまだ使えるとか考えないようにしています。
そして、日用品であれ消耗品であれ、自分が好きな使い勝手ではない場合は、使っている途中でも処分してしまいます。

しかし、飾るモノや身に付けるモノに関しては、もともと欲しくて購入を考えていたモノが、偶然手に入る場合がありますよね。
そういう場合は、ありがたく頂いてすぐに使い始めるようにしています。

頂きモノを残すのであれば
私の場合は、モノは不要品がほとんどだという気持ちがあるので、新品であろうが未開封であろうが、今の暮らしに必要がないと判断したら、さっさと処分してしまいますが、残したい気持ちも理解しています。
ですから、頂きモノを残す条件としては、

 ・現在進行形で使っているモノに近いモノは残す(ストックとして)
 ・数日のうちに必ず使い始めるモノは残す
 ・そろそろ交換しようと思っていたモノであれば残す
 ・思いのほか気に入ってしまったモノは残す

の、以上4点が妥当なところかな、と考えています。
これは、誰かから貰ったモノであろうと、おまけやノベルティであろうと、同じ条件を適用します。
ただ、誰かからの頂きモノって、少し高価なモノだったりする場合がありますから、そういう場合は迷わずに、貰ったらすぐに売却か寄付を考えた方がいいですね。

残す条件に絶対に入れてはいけないこと
残す条件は、人それぞれの事情で違ってくるとは思うので、私が考えている条件と異なってもまったく問題ありませんが、絶対に条件に入れてはいけないこととして、

 ・まだ使えるモノ
 ・開封していないモノ
 ・いつか使おうと思うモノ
 ・ある程度は高価なモノ
 ・自分では買わないモノ

この5つを挙げておきます。

理由は簡単で、この5つの条件は、使わずにしまい込んでしまうモノの条件と重なるからです。
また、特に慎重にならなければいけないのは、5つ目の「自分では買わないモノ」です。
自分では買わないから、頂けてラッキーだ、と考える人は多いと思いますが、よく考えましょう。
自分で買わないということは、お金を出してまで手に入れようとしていない、ということですよね?
ということは、そもそもなくても生活できている、ということでもありますよね?

この「自分では買わないモノ」の罠は、特に高価なモノに当てはまりがちです。
いちばんわかりやすいのが、ブランド品です。
自分では、お金を出して買おうとは思わなかったけど、たまたま頂いてしまった。
高価なモノだし、自分の懐を痛めずに手に入れられたのだから、ラッキー。
そういう気持ちが、湧いてきてしまうのが、ブランド品(笑)
もともと、お金が貯まったら絶対に買おう、と思っていた品ならいいのですが、大抵自分が欲しいと思っていたモノとは、少しだけ違うモノであったりするのも、ブランド品(笑)

市場価値や小売価格がどれだけ高くても、自分がお金を出して買おうとはしていないモノは、暮らしにも精神衛生的にも不要なモノなのですよね。
ですから、自分では買わないモノは、残す候補から外すようにしましょう。
たとえそれが、高級ブランド品であっても、です。
もっとも、ブランド品なら何でも好き、という人に関しては残してもいいと思います。
ただし、同じ用途のブランド品ではないモノを所有していたら、そちらは手放して、ブランド品の方をどんどん使っていきましょう。
将来売りたい、と思って使わずにタンスの肥やしにするのは、絶対にダメですよ。

こんな残し方もあります
基本的に、頂きモノは全て手放してもいいモノなのですが、もしも定期的に、バザーや寄付をする機会に遭遇しているのならば、そのために頂きモノを保管しておくのは、有りだと思います。
保管場所のスペースが必要にはなりますが、バザーや寄付の時期に全て手放すのであれば、暮らしにも影響は少ないと思います。

もっとも、私のように終活の一環としてモノを減らしているような場合は、バザーや寄付のような素晴らしい企画にすら、乗らない方がいいと思います。
理由は簡単で、そのバザーや寄付に回すモノを、全部捌いてから旅立つとは限らないからです。
もし、モノの数量がマックスの状態で旅立ってしまったら、後を片付ける人たちの負担になりますからね。
どうしても、寄付やバザーのために、モノを確保しておきたいのであれば、遺言書やエンディングノートに、バザーの出品先や寄付先を記して、保管状態もわかりやすく工夫しておくべきかな、と思います。

だけどやっぱり全部不要です(笑)
ということで、私なりの『頂きモノ』の残し方を綴ってきましたが、基本的には『頂きモノ』は全て不要です(笑)
もともとの暮らしに入っていなかったモノが、ある日突然自分の意思とは関係なく入ってくるのですから、正直使い方や活用の仕方に迷ってしまいます。

それでも、頂きモノを使ってみたら、思いのほか暮らしの格が上がった、なんてことになれば、本当にラッキーなのですが、まあ、頂きモノで暮らしが向上することは、1回もありませんでした(苦笑)

ですから、基本は全部不要、だけどどうしても気になるモノがあるのならば、自分で条件を設定して残したらいいかな、という程度です。

そもそも残さん方がええよ、というモノの残し方を考えるのは、逆に難しいですね(苦笑)
条件を付けろと言っても、その条件すらなんだかあやふやでぼんやりしてきてしまいます。
基本的に自分でお金を出して手に入れたモノや、大事な人からの贈り物については、いくらでも迷っていいと思いますし、絶対に処分しろ、とは言えないですが、貰う意思のなかった頂きモノに関しては、プライスレスな価値がそもそも存在しないので、難しいです。


さて、次回やっと『なくても困らないモノの残し方』シリーズの最後です。
今回までの3編も、大した内容ではありませんでしたが、次回も大した内容ではないです(笑)
それでも、読んでくださる方がいるのであれば、なんとなく参考にしていただけたらいいかな、と思っています。

なくても困らないモノの残し方(思い出のモノ編)

2020-05-23 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
前回に引き続き、マシュマロ流モノの残し方をお送りします(笑)
このテーマは、全部で4つの記事にする予定で、今日は2回目です。

『なくても困らないモノの残し方(趣味のモノ編)』前回
『なくても困らないモノの残し方(思い出のモノ編)』←今回はココ
『なくても困らないモノの残し方(頂きモノ編)』
『なくても困らないモノの残し方(大切な人のモノ編)』

ちなみに、わざわざ4回に分けたのは、書きたいことを短く上手にまとめられなかったからです(苦笑)

思い出のモノは何ですか?
思い出のモノって、たくさんある人もいれば、厳選された数個だけ、という人もいると思います。
何が思い出で、何が思い出でないかは個人差がありますが、ここは私マシュマロのブログなので、私が決めたルールを中心に、話を進めます(笑)

私がここで取り上げる「思い出のモノ」は、自分が写っている写真や画像、そのときが記憶に甦るモノ(身に付けるモノや購入品、造形物)、特別な贈り物などです。
ちなみに、誕生日、クリスマス、アニバーサリーの贈り物は、ただ恒例だから頂いただけのモノと、特別な年齢や状況で頂いたモノでは、価値が全く違ってくると思うので、思い出が鮮明によみがえるモノに限定します。

この思い出のモノの中には、前回の『趣味のモノ』と重複しているモノも、いくつかあると思います。
例えば、何かの記念日や記録達成の特別なグッズや、自分だけの特別なシチュエーションで手に入れたモノなどは、単なるグッズではないので、どちらにするか迷うところです。
そこで、私の場合は、趣味に紐づけられる思い出の品は『趣味のモノ』としてカテゴライズしました。
ただ、もしも、その趣味のモノが恋人や配偶者、特別な人からの贈り物で、特別な意味があるのならば『思い出のモノ』にカテゴライズしていいと思います。

さて、この記事を読んでくださっている方の思い出のモノは、一体何がどれくらいありましたか?

写真や画像の残し方
思い出のモノとして、いちばん真っ先に思い付いたのが、私の場合、自分が写っている写真(フィルムを含む)と画像でした。

写真や画像といっても、いろいろありますよね。
自分で撮影したモノ、人が撮影しプリントしてくれたモノ、卒業アルバム、写真館で撮影した特別なモノ。
今では、デジタルカメラやスマホのカメラ機能でフィルム枚数を気にすることなく、何百枚でも撮影できる時代なので、日常を気軽に写すこともできます。

しかし、その枚数、もうすでに管理できないくらい、たくさんありませんか?
私の場合、父が割とカメラが好きだったので、幼いころ(といっても小学生くらいまで)撮影した写真が、多く残っています。
それに加えて、自分専用のカメラを持つようになってから、さらに写真が増えていき、デジタルカメラを持つようになってからは、とにかく莫大な数の画像が増えていきました(笑)
そして、卒業アルバムや集合写真など、学校で撮影されたモノも、思い出の写真ですよね。

でも、その大量の写真や画像、本当に思い出の1枚なのかな?
という思いが、ある日突然過りまして、よし、どうでもいい写真は処分してしまおう、となりました。
この時、自分の中で決めたのは、父が撮影してくれた写真だけは残そう、ということでした。
そして、卒業アルバムや学校の集合写真、自分で撮影した風景や若い自分が写っている写真は、全て処分しました。

ここで言いたいのは、写真の大半を処分しろ、ということではなくて、自分で基準をはっきりと決めて、残すモノを選びましょう、ということです。
私の場合は、若いころの自分に興味がないということもありましたし、他人が映した写真では、特に思い出も甦らず、ただ私が偶然映り込んでいたから、プリントしてくれただけの写真も多数ありました。
そして、どうでもいいようなモノを映している写真も多くありました。
そんな中、自分が幼いころに父が映してくれた写真は、私にとっては特別なモノとして感じられたので、他の写真は処分したとしても、父が撮影した写真だけは、最後まで持っておこうかな、と思いました。

結果、いま手元にある私の写真は、小学校までの父が撮影した写真と、大学の卒業アルバムだけになっています。

特別な贈り物の残し方
毎年ある誕生日やクリスマス、年頃になればバレンタインにも贈り物をしあうこともあるでしょうから、きっと思い出深い贈り物はたくさんあると思います。

しかし、振り返ってみると特別な贈り物が、大量になっていませんか?
思いが込められた贈り物は、そもそも処分はしたくないですよね。
でも、もしそれがメンテナンスの難しいモノだったり、大き過ぎたり重量が重たかったりすると、少し憂鬱になったりもします(苦笑)

そういったモノは、無理して手放すことはしなくていいと思います。
他人にとっては、もしかしたらどうでもいいくだらないモノかもしれませんが、自分にとって特別なモノであれば、市場価値とか他人軸の価値とか、関係ありませんから。

ただ、もしモノが溢れていて、一部処分したいかもしれないと思うようでしたら、過去の思い出を基準とするのではなく、今の自分にどれくらいの刺激や影響をくれるモノかどうか、で判断してみてください。
私の場合は、今の自分が、その贈り物を見て、ポジティブ思考になれるかどうか、で残すモノを決めることにしたのですが、私自身の結論は

「実体は要らない」

でした。

たしかに、思い出深いモノではあるのですが、高級品ではないし、もし手放したとしても、思い出や贈ってくれた相手の気持ちは、自分の中にしっかりと残っているので、実体を処分してしまっても、大丈夫でした。
結局、大切にしたいのは、贈ってもらったモノではなくて、贈ってくれた思いだったな、と改めて感じたので、思いだけ残して、実体は処分しました。

私にとっては、実体は要らなかったのですが、そう簡単に思いきれるものではないということもわかっているので、もし全部処分できないのであれば、全部残してずっと持ち続けていいと思います。
ただ、モノに対する感情って、自分に変化があったときにがらりと変わる場合があります。
私が、実体がなくてもいいと感じたのも、そのためだと思っています。
ですから、今も昔も変わらない思いが甦るモノを残す、ということでも、いいのかなと思います。

自分で作ったモノの残し方
これは、一見簡単に残すモノを判断できそうですが、意外とそうできないモノのひとつですね(笑)
趣味のモノとも重複する場合は、趣味のモノとしてカテゴライズしたらいいだけですが、問題は、旅先などでモノづくり体験した際の作品です。
作品そのものが気に入っているかどうか、も重要ですが、旅の思い出としても残したいモノのひとつですよね。

旅行をして、写真を撮るのは割と誰でもしていると思うのですが、モノづくり体験となると、製作工程で苦労したことや完成時の達成感などが付加されて、より一層思い出が強く残ると思います。
また、思った以上に出来栄えがよかったりすると、部屋に飾って来客があった際に見てもらいたい気持ちになったりもしますよね(笑)

ただ、やはりこれも特別な1品だけに絞った方が、実はセンスが良く見えます(笑)
旅先でのモノづくり体験は、仕上がった作品よりかは、体験そのものに価値があります。
しかも、素人が指導者に教わりながら作ったモノですから、市場価値などもまったくありません(笑)
であれば、部屋のインテリアになじむ1品ないしは2品だけを飾っておいたら十分なのではないかと思っています。
作ったモノ全部ではなく、お気に入りの1品、家に馴染む1品、探して残してみてはいかがでしょうか?

思い出のモノ全般に言えること
写真以外の思い出のモノについては、私は共通した基準を設けることで、残すモノが厳選されると思っています。
その共通した基準は

 今の自分、そしてこれからの自分が大切にしていけるモノかどうか

ということです。
思い出のモノなのだから、大切にするに決まっている、と思われるかもしれませんが、実際はどうでしょうか?
もしかしたら、大切に「しまい込んでいる」だけで、メンテナンスをしたり、飾ったり使ったりしていないモノ、結構あるのではないでしょうか?
思い出のモノだからといって、箱に詰めて収納の奥にしまい込んで、目につかないところに置いていたら、ないのも同然ですよね。
また、飾ったり使ったりはしているけれど、いつの間にか扱いが乱暴になっていたり、思い出よりも使い勝手に気持ちが集中してしまったり、飾っていても普段見向きもしないのであれば、すでに思いがどこかに消えています。
だったら、本当に思い出が褪せない、今の自分とこれからの自分が、変わらずその思いを大切にできるモノだけを残していけば、気持ちが充実するような気がしています。


思い出のモノを処分するのは、とっても複雑で悲しくて寂しい気持ちが伴います。
でも、モノが溢れていて、切羽詰まっていて、とにかくモノは減らさなくてはいけない状況になったとき、じっくり時間をかけて思い出と向き合うと、残すべきモノがはっきりと見えてきます。
大事なことは、モノの価値には目を向けずに、思い出そのものに目を向けること。
その思い出が、単なる記憶でしかないのであれば、モノはなくても大丈夫です。
しかし、自分の現在や未来に影響する、鮮明な思い出が蘇るなら、それを残しましょう。
そして、引き続き思い出を大切にしていきましょう。

なくても困らないモノの残し方(趣味のモノ編)

2020-05-22 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
これまで、私がいかに不要品を処分してきたか、ということに視点を置いて、処分の仕分け方や心持ち、タイミングなどについて自分が実践してきたことを綴ってきました。
しかし、なくても困らないモノだと頭では理解していても、心が処分をしたくないと思うモノって、たくさんありますし、処分したことによる後悔を思うと、なかなか行動には移せません。

そこで、今回は少し見方を変えて、マシュマロルール『なくても困らないモノの残し方』について、4回に分けて細かく綴っていきます。
4回分のテーマは、今回を含めて以下のように予定しています。

『なくても困らないモノの残し方(趣味のモノ編)』
『なくても困らないモノの残し方(思い出のモノ編)』
『なくても困らないモノの残し方(頂きモノ編)』
『なくても困らないモノの残し方(大切な人のモノ編)』

では、スタートです(笑)

まずは全てを把握しておこう
今回の趣味のモノに限らず、不要品を処分しようとする際は、必ず所有物全てを把握するところから始めます。
理由は単純で、残すべきモノをしっかりと認識した上で仕分けをするためです。
把握の仕方は、人それぞれでいいと思います。
メモに書き出すでもいいし、エクセルのような集計ソフトを使って管理してもいいし、そういったことが苦手だったりモノが多すぎて書き出すだけで何年もかかってしまいそうな人は、俗にいう「全出し」して視覚で把握しましょう。

私の場合は、ほとんどの所有物を記憶しているようなところがあるので、頭の中で所有物の確認をします。
いざ片付けるときに、忘れていたモノを発見したとしても、それは忘れていたのだから、迷わず処分対象です(笑)

必ずカテゴリー分けをしよう
全てを把握できたところで、今度はそれらを必ずカテゴリー分けします。
今回は、主に「なくても困らない」が「処分したくない」と思ってしまいがちなモノとして、「趣味のモノ」「思い出のモノ」「頂きモノ」「大切な人のモノ」の4つに分けてます。
把握している所有物を、この4つに分類し、これに当てはまらないモノについては、今回は除外して説明しますね。

趣味のモノはどれくらいありますか?
さて、カテゴリーに分けた結果、趣味のモノはどれくらいの数量がありましたか?
そもそも、趣味は1つですか?2つですか?もっとたくさんですか?(笑)

私は、趣味というものが1つだけ、という方は結構少数派だと思っています。
趣味に没頭できる人は、それに関連した違う趣味もたしなむ印象があります。
また、趣味がたった1つでも、それに使う道具やグッズを収集する人はかなり多いですよね。
例えば、ゴルフしか趣味がない、という人がいたとして、そういう人は道具も含めて、ウェア、靴、帽子、タオル、手袋
など、いくつも所有しています。
たった1着のウェアと靴と帽子、そして1枚のタオルと1組の手袋、道具も必要最小限だけという人は、あまり見たことがありませんし、他の趣味でも大体そうです。

私自身は、スポーツ観戦だったら野球とサッカー、自分でするスポーツはテニス、卓球、旅行も好きですし、インドアな趣味なら、漫画、映画(映画館、DVD、ケーブルテレビなどで鑑賞)、一部のアニメ、小説、音楽(音源購入、ライブ鑑賞)と、ほんの少しだけたしなむ程度のモノも含めると、かなり趣味の範囲が広いです。
私の叔母は、茶道、華道をするので、和服をたくさん持っていますし、デザイン系の短大を卒業しているので、絵画や日本画も趣味としていて、彼女の家は茶道、華道の道具と和服、そして絵画関係のモノで溢れています。

私や叔母のような人、ここからが本題ですよ(笑)

つい集めて溢れてしまうモノ
さて、趣味が1つであろうが複数であろうが、没頭してしまうとそれに関するモノも、つい集めてしまいがちですよね。
そして、知らず知らずの間に、部屋のスペースから溢れていきがちです。

私の場合は、集めることになんとなく義務感を抱いていることもありました。
そうして集めたモノは、手放し難いし、いろいろな思い入れがあります。
思い出というよりは、思い入れですね。
ですから、いざ処分しましょう、と決めても、結局迷う時間だけを消費してしまうので、最終的には保留という状況に納まってしまいます。

今の私であれば、処分する基準を明確にしているので、それに当てはめて仕分けることに専念すれば、保留していた趣味のモノでも、潔く処分出来るときもありますが、どうしても残したいと思うモノも当然あります。
しかし、自分の欲求だけに素直に従っていたら、いつまでたっても私の部屋は不要品だらけですし、私が終活で目指しているモノの数にも、到底近づきません。

そこで、昨年あたりから「残す基準」を設けることで、モノの整理と同時に心の整理もすることに決めました。

趣味のモノを残す基準
趣味のモノというのは、すべてが「なくても困らないモノ」「他人にとっては不要品以外の何物でもないモノ」です。
私には必需品だと思っていても、最低限の暮らしをするために必要なモノかと問われると、そうではないです。
でも、やはり趣味のモノがあれば、心が安らいだり、精神的にも身体的にもリラックスできたりリフレッシュできたりしますから「あってもいいモノ」でもあるのですよね。

そこで、「あってもいいモノ」すなわち「残すモノ」をじっくり考えて、今はその基準に従って、趣味のモノを少しずつ減らしていっています。

「残す基準」を設ける前に、まずしたことがあります。
それは、それぞれの趣味をランキング化すること。
趣味が1つしかない人は、これを実行しなくても大丈夫ですが、多趣味の方で趣味のモノを減らしたいと思っている人は、まずランキング付けをすることで、モノの価値をざっくりと決めてしまいましょう。
ランキングする際の基準は、人それぞれですが、私の場合はどのくらいの期間、その趣味を続けているか、を最初の判断材料にしました。

その結果、上位は1位:読み物(漫画、小説、エッセイなど)、2位:野球、3位:音楽(アーティスト)になりました。
今度は、それぞれの中身を細かく考えて、さらにそれぞれの中で優先順位を決め、それらを残すことにしました。

残し方の具体例(マシュマロ基準)
まずは、3位のアーティストから。
こちらは、つい最近CDを全て売却した話をしましたが、自分の中ではアーティストの音楽すなわち音源があれば、自分は幸せだと気付き、媒体は何でもいいのだということで、全て電子ファイルのみを持つことにしました。
グッズも、たしかに欲しい気持ちにはなるのですが、新しいモノは今は一切購入していませんし、過去に購入したモノは、壊れたり汚れたりすれば潔く処分し、使い勝手が悪いモノ、使い道が思いつかないモノ、全く使っていないモノも、全て処分しました。
今使っているのは、フロアマットと小物トレイ、小さなポーチ類(旅行用)です。

次に、2位の野球関連です。
野球は、もっぱら観戦するのみですが、応戦している選手のグッズや、観戦のときに使えるグッズを際限なく買っていた時期がありました。
当然、壊れたり汚れたり古くなったりすれば、処分はするのですが、グッズを減らすことを考えたときに、どれもこれも手放したくないモノだらけになってしまいます。
そこで、最優先に残すモノとして「本人から直接もらったサインが入ったグッズ」を選びました。
色紙を始めとして、いくつかのチームグッズや選手グッズにサインをいただいています。
特に、いちばん応援していた選手のサイン入りグッズは、最後まで残すことに決めました。
それ以外のグッズは、現在進行形で使っているモノを残しました。
ちなみに、サッカーもトートバッグとチームデザインのTシャツにサインを貰っていますが、観戦時に着用したり持って行ったりしているので、現役で使っているグッズとして残しています。

最後に1位の読み物です。
私は、最近は老眼が進んで辛いのですが、活字を読むのが大好きです。
ですから、読み物に関しては、まあ最優先に好きな書籍は残す、というだけですね(笑)
とはいえ、好きな漫画がもうそろそろ100巻に達しようとしているので、人から見たら「それこそ捨てなさい」と言われるかもしれません(苦笑)
しかし、すべての巻に伏線があると言っても過言ではないので、最終巻が出るまでは手放せません(苦笑)
それに、暇さえあれば手に取って読んでいますしね。
漫画作品としては、この100巻に近いモノを含めて、全部で3作品を残すことにしています。
他にも持っているのですが、ある程度の冊数になったら、売却予定です。
小説やエッセイについては、読みかけのモノと今から読みたいモノがあるのですが、読み終わったら売却します。
そういう意味では、漫画3作品のみが残すモノ、ということになりますね。

ランキング4位以下
私の趣味ランキング4位以下に、ドラマや映画のDVDがあるのですが、これは、好きな映画が3本と、再放送をしてもらえないドラマ(単発、連続含め)が10作品程度ですね。
ただ、これらもいずれは手放すつもりです。
手放すタイミングは、見飽きたときです(笑)

私は、好きなドラマや映画は何度も繰り返し見たくなってしまうので、再放送されないとわかっている作品については手放し難いです(苦笑)
映画は、3本のうち2本は本当に残したいと思って所持していますが、1本は持っていなくてもいいモノなので、もう一度鑑賞したら売却か捨てるかして、処分するつもりです。
残している2本は、主演俳優が大好きなので、購入しました(笑)
もちろん、内容も好きですよ。
ただ、レンタルや有料放送でも観られる作品ではあると思うので、そのあたりどうするかですよね。
モノを減らすという視点で言ったら、そろそろ有料放送のサブスクに移行したほうがいいな、と考えている最中です。

おまけ「ランキングの付け方」
ランキング付けに困ってしまう人、とくに製作関係の趣味は、なかなかランキングが付けられないかもしれませんね。
製作系に限らず、趣味にランキングなんてつけられない、という人は、モノだけにフォーカスしてもいいかもしれません。
例えば、道具の中でも特殊で出番がめったにないモノは、残さなくてもいいけど、常に使うモノは残さないと趣味が満喫できませんよね。
また、趣味そのものはランキング付けできないけれど、道具やグッズであれば優先順位が決めやすくないですか?
特に、用途が重複しているモノに関しては、使い勝手がいいモノしか使っていませんよね?
その段階で、優先順位が決まっているのと同じですから、いつも使っているモノだけを残しましょう。

フィギュアやインテリアを収集している人は、モノのランキングも難しいかもしれませんが、じっくり考えてみると、義務感のみで手に入れたグッズもあるでしょう?
そんなに好きじゃないけど、シリーズで集めているから手放せないとか、全部の色が揃ってこそ価値があるから、とか。
理由はいろいろあるかもしれませんが、本当に好きなモノは、おそらくその中の数個ではないですか?

もし、片付けたい気持ちが強ければ、きっと自問自答するうちに残したいモノがはっきりしてくるはずです。
もしも、はっきりしてこないのならば、それはまだ片付けてモノを処分する心情に達していないからです。
そういう場合は、無理にモノにランキングを付けなくていいですし、無理に残すモノと処分するモノを仕分けなくていいと思います。
一番大事なのは、自分の心。
今の自分が、モノを処分することによってどんな気持ちになるのか、モノを残すことによってどんな暮らしになるのか。
そういったことを考える中で、ふと気持ちに区切りが付いたら、そのときから片付けを始めたらいいと思います。


ということで、今回はモノの残し方についての私見、第1回目でした(笑)
次回は、思い出のモノ編ということで、またまた私見を綴ります。