デマの拡散と全国小中高の休校要請によって、スーパーや量販店から様々な日用品が、完売に近い状態になった様子です。
福岡県内の2市は、一斉休校にはするものの、学童保育での受け入れは継続すると発表しました(受け入れ条件や時間帯はそれぞれ設定されている)
しかし、状況によっては学童に入れないかもしれないし、基本的に子どもたちの昼食はお弁当や作り置きになると思うので、各家庭は子どもたちが日中過ごす際に困ることがないように、準備に追われていたようでした(ニュース番組の取材より)
とある家庭の準備(ニュース番組で取材を受けた家庭の様子)
保護者が共働きの、このご家庭は、子どもが日中家で過ごせるようにと、日用品と食料品の買い出しをしたとのことでした。
テレビで映し出されたモノは、カップ麺やインスタント麺(子どもでも作ることができる食品)、ウェット(or除菌)シートが10個くらい、普通のティッシュ5箱組が1組、ペットボトルの水数本など。
ウェット(or除菌)シートは、おそらくウイルス感染対策ですね。
カップ麺、インスタント麺は、子どもの昼食用あるいは保護者の帰りが遅いときのための夕食用で購入したようです。
取材を受けたご家庭は、インスタント麺くらいなら自分で作れる年齢のお子さんがいるのですが、どうも兄弟姉妹がいない様子で、保護者の方は今後のことをかなり心配しておられました。
念のために、子どもが日中にひとりで過ごしても大丈夫なように準備はしつつ、学童保育の利用は考えている様子でした。
スーパーや量販店で売り切れ状態だったモノ
子どもを持つご家庭の取材とは別に、スーパーや量販店ではいろいろなモノが完売状態になっている、というニュースが流れます。
その完売状態のモノは、普段私たちが日常的にある程度ストックしている日用品で、大まかに言うと紙製品です。
感染予防にと、マスクや除菌シート、除菌アルコールが売れるのはわかるのですが、その他のモノが完売状態になってしまうのは、デマと転売目的が大きな原因かと思います。
昨日くらいから、ニュースや情報番組などで、デマだから過剰な買い溜めは控えるように、と伝えられるようになりました。
しかし、休校要請が通達されてからは、取材されていたご家庭のように、子どものためにとストック品をいつもより多めに買う方も多かったと思われるので、この週末は完売状態が続く可能性がありますよね。
ところで、なぜこのように完売するような状態になってしまうのでしょうね。
たしかに、製造が止まったり流通が止まったりすれば、商品の在庫はいずれ無くなってしまいますが、今すぐに全てがなくなるわけではないし、そもそも世界中の製造現場と流通がストップしているわけではないので、普通のストック量さえあったら日常生活は送れるはず。
デマが流れたとして、冷静に考えたら、そんなこと(商品在庫がなくなる)はないのですけどね。
これ、普段どういう意識でストックしているのかが、大きく影響していると思うのです。
こんな時だからこそストックの適量を考えてみる
私は、ストックを多く持ちたくないタイプです。
理由は、多く持ちすぎると邪魔になるから。
逆に、母はあったらあっただけ安心するタイプのようで、まだたくさんのストックがあるにも関わらず、特売などしていると更に大量に購入しては、ストックを増やしていくタイプです。
おかげで、いまだに45リットルのごみ袋が大量にあります(ごみ袋が指定袋になる前に使っていたモノです)
今は家庭内の日用品や食品は、私が考えて買い物をしているので、余計なストックはほとんどない状態です。
少し多めにストックしているのは、トイレットペーパーくらいですが、それも12ロール入り1組を購入して、残りが2ロールくらいにならないと追加購入しません。
今は、残り5ロールくらいありますから、まだ次のストックを買うタイミングではありません。
基本的に、私が意識するストック数は1アイテムにつき1個のストックです。
数個組で売られているモノの場合は、1セットを購入して残り1個になるまでは、買い足しをしません。
緊急性がなければ、数日間はストックなしで過ごすこともザラです。
ストックがないと絶対に困るモノは、おそらくトイレットペーパーだけです。
食品に関しては、保存食品がたまたま特売していたら買うときもありますが、常時ストックしているモノはレンジで温めて食べるごはんくらいですね。
他は、自分が好きなモノを素早く食べるためだけに買ったりするので、ストックにはなっていないです(笑)
今回の完売騒動(?)を見て、正直なところ少し心配になっているのが、我が家のトイレットペーパーが残り1ロールになったときに、果たして店頭にはトイレットペーパーがあるだろうか?ということです。
メーカーは、常に製造しているし毎日各店舗へ卸しているので、在庫がなくなることはないと言ってくれていますが、消費者が冷静にならない限りは、毎日のようにストックを買っていく人も存在すると思うのです。
そういう買い方をされると、ストックをギリギリしか持たない私のようなタイプの人は、完売状態が続くと割と本気で困ります。
かといって、過剰なストックは持ちたくありませんから、悩ましいところです。
今回、過剰にストックを購入し続けている人は、何が理由でそうしているのだろうか、と考えたのですが、答えはひとつしか浮かびませんでした。
それは
「安心を買う」
ということです。
今、新型コロナウイルスの感染が拡大し続けていることで、さまざまな不安が頭を過りますよね。
自分が外出できなくなってしまう不安、各方面が休業してしまうことにより商品供給がストップしてしまう不安、それらが原因で必需品が手に入らなくなる可能性が出てくる不安。
とにかく、いろいろな不安が出てきます。
私も、その不安が過らないわけではありませんが、デマに対してはそれは絶対にあり得ない、という確信があるので、それに踊らされることはありません。
しかし、デマだとわかっていても、不安が消えない人は、確実な安心が欲しくなるのだと思うのですよね。
そのひとつが、多くの日用品をストックしておくことなのでしょう。
言葉だけでは不安は消えないけれど、実体のあるモノが目の前にあれば、安心を得られる、そんな心理だと思います。
だから、今回のように完売状態が続いてしまうのだと思います。
もっとも、中にはその不安な気持ちに付け込んで、高額転売する輩も存在しているので、今店頭にモノがなくて不安になっている方も、ほんの少しだけ冷静になってほしいです。
今、たくさんのストックを購入しなくても、生活に支障は出ないはずですから。
ストックを多く持ちすぎると、スペースを占領しているモノから物理的な圧迫を受けているほか、経済的にも一時的な圧迫を受けます。
長期的に見れば、大差はないですが、月単位、週単位での家計から見たら、ストックを多く買えば買うほど、ほかのモノを買ったり光熱費に充てる予算が削られていきます。
いずれ使うのだから、という気持ちで購入していると、このことに気が付きにくいのですが、間違いなく短期の家計を圧迫します。
確実に消耗するモノであれば、大量のストックがあっても問題ないと思うのですが、現在の状態はいつも買っている商品ではなくても購入したりしていませんか?
そうなると、この騒動が落ち着いて供給が安定してきたときに「買うんじゃなかった」という状況になりはしませんか?
そうなった場合、きっと大量のストック品が邪魔で邪魔で仕方なくなると思います。
このような、家計の圧迫や物理的な圧迫を考えると、きっと暮らしも楽しくないような気がするので(ストックが趣味になっている方は別ですが)、今回の騒動は、自分が最適だと思うストック量を把握するいい機会でもあるような気がしています。
いつもどおりを心がける
今、店頭で完売している商品の中には、我が家の必需品もありますが、普段ほとんど買わないモノもあります。
必需品がいざというときに購入できないのは、とても困りますが、普段買わないモノが完売状態だとしても、特に何も思いません。
少なくなるから買っておこう、という気持ちは、以前は湧いていたのですが、ここ数年、今まで買わなかったのに、なくなるからという理由で買うのはおかしいな、と考えるようになったので、むやみに買うことはしなくなりました。
本日も、買い物へ行く予定にしていますが、買うモノは特売のたまごと特売のアルミホイル、それに野菜を少し買えば十分です。
もし、たまごとアルミホイルが売り切れても、日常生活に支障は出ません。
私は、個人的には今回の騒動に参加したくありませんから、いつもどおりの生活をするだけ。
ウイルス感染の予防はしますが、それ以外では気持ちを消耗したくありません。
ですから、店頭で完売しそうな商品を、必要もないのに慌てて買うようなこともしません。
ただただ、いつもどおりに暮らすだけです。
本日も、ウイルス感染に関係したニュースばかりです。
新しい情報が出てくるたびに、いろいろ考えるべきことが増えていきます。
それによって、気持ちの消耗がいつも以上です。
だからこそ、いつもどおりの生活を維持したい、余計なことで心を折りたくない。
今は、そんな気持ちで過ごしています。
福岡県内の2市は、一斉休校にはするものの、学童保育での受け入れは継続すると発表しました(受け入れ条件や時間帯はそれぞれ設定されている)
しかし、状況によっては学童に入れないかもしれないし、基本的に子どもたちの昼食はお弁当や作り置きになると思うので、各家庭は子どもたちが日中過ごす際に困ることがないように、準備に追われていたようでした(ニュース番組の取材より)
とある家庭の準備(ニュース番組で取材を受けた家庭の様子)
保護者が共働きの、このご家庭は、子どもが日中家で過ごせるようにと、日用品と食料品の買い出しをしたとのことでした。
テレビで映し出されたモノは、カップ麺やインスタント麺(子どもでも作ることができる食品)、ウェット(or除菌)シートが10個くらい、普通のティッシュ5箱組が1組、ペットボトルの水数本など。
ウェット(or除菌)シートは、おそらくウイルス感染対策ですね。
カップ麺、インスタント麺は、子どもの昼食用あるいは保護者の帰りが遅いときのための夕食用で購入したようです。
取材を受けたご家庭は、インスタント麺くらいなら自分で作れる年齢のお子さんがいるのですが、どうも兄弟姉妹がいない様子で、保護者の方は今後のことをかなり心配しておられました。
念のために、子どもが日中にひとりで過ごしても大丈夫なように準備はしつつ、学童保育の利用は考えている様子でした。
スーパーや量販店で売り切れ状態だったモノ
子どもを持つご家庭の取材とは別に、スーパーや量販店ではいろいろなモノが完売状態になっている、というニュースが流れます。
その完売状態のモノは、普段私たちが日常的にある程度ストックしている日用品で、大まかに言うと紙製品です。
感染予防にと、マスクや除菌シート、除菌アルコールが売れるのはわかるのですが、その他のモノが完売状態になってしまうのは、デマと転売目的が大きな原因かと思います。
昨日くらいから、ニュースや情報番組などで、デマだから過剰な買い溜めは控えるように、と伝えられるようになりました。
しかし、休校要請が通達されてからは、取材されていたご家庭のように、子どものためにとストック品をいつもより多めに買う方も多かったと思われるので、この週末は完売状態が続く可能性がありますよね。
ところで、なぜこのように完売するような状態になってしまうのでしょうね。
たしかに、製造が止まったり流通が止まったりすれば、商品の在庫はいずれ無くなってしまいますが、今すぐに全てがなくなるわけではないし、そもそも世界中の製造現場と流通がストップしているわけではないので、普通のストック量さえあったら日常生活は送れるはず。
デマが流れたとして、冷静に考えたら、そんなこと(商品在庫がなくなる)はないのですけどね。
これ、普段どういう意識でストックしているのかが、大きく影響していると思うのです。
こんな時だからこそストックの適量を考えてみる
私は、ストックを多く持ちたくないタイプです。
理由は、多く持ちすぎると邪魔になるから。
逆に、母はあったらあっただけ安心するタイプのようで、まだたくさんのストックがあるにも関わらず、特売などしていると更に大量に購入しては、ストックを増やしていくタイプです。
おかげで、いまだに45リットルのごみ袋が大量にあります(ごみ袋が指定袋になる前に使っていたモノです)
今は家庭内の日用品や食品は、私が考えて買い物をしているので、余計なストックはほとんどない状態です。
少し多めにストックしているのは、トイレットペーパーくらいですが、それも12ロール入り1組を購入して、残りが2ロールくらいにならないと追加購入しません。
今は、残り5ロールくらいありますから、まだ次のストックを買うタイミングではありません。
基本的に、私が意識するストック数は1アイテムにつき1個のストックです。
数個組で売られているモノの場合は、1セットを購入して残り1個になるまでは、買い足しをしません。
緊急性がなければ、数日間はストックなしで過ごすこともザラです。
ストックがないと絶対に困るモノは、おそらくトイレットペーパーだけです。
食品に関しては、保存食品がたまたま特売していたら買うときもありますが、常時ストックしているモノはレンジで温めて食べるごはんくらいですね。
他は、自分が好きなモノを素早く食べるためだけに買ったりするので、ストックにはなっていないです(笑)
今回の完売騒動(?)を見て、正直なところ少し心配になっているのが、我が家のトイレットペーパーが残り1ロールになったときに、果たして店頭にはトイレットペーパーがあるだろうか?ということです。
メーカーは、常に製造しているし毎日各店舗へ卸しているので、在庫がなくなることはないと言ってくれていますが、消費者が冷静にならない限りは、毎日のようにストックを買っていく人も存在すると思うのです。
そういう買い方をされると、ストックをギリギリしか持たない私のようなタイプの人は、完売状態が続くと割と本気で困ります。
かといって、過剰なストックは持ちたくありませんから、悩ましいところです。
今回、過剰にストックを購入し続けている人は、何が理由でそうしているのだろうか、と考えたのですが、答えはひとつしか浮かびませんでした。
それは
「安心を買う」
ということです。
今、新型コロナウイルスの感染が拡大し続けていることで、さまざまな不安が頭を過りますよね。
自分が外出できなくなってしまう不安、各方面が休業してしまうことにより商品供給がストップしてしまう不安、それらが原因で必需品が手に入らなくなる可能性が出てくる不安。
とにかく、いろいろな不安が出てきます。
私も、その不安が過らないわけではありませんが、デマに対してはそれは絶対にあり得ない、という確信があるので、それに踊らされることはありません。
しかし、デマだとわかっていても、不安が消えない人は、確実な安心が欲しくなるのだと思うのですよね。
そのひとつが、多くの日用品をストックしておくことなのでしょう。
言葉だけでは不安は消えないけれど、実体のあるモノが目の前にあれば、安心を得られる、そんな心理だと思います。
だから、今回のように完売状態が続いてしまうのだと思います。
もっとも、中にはその不安な気持ちに付け込んで、高額転売する輩も存在しているので、今店頭にモノがなくて不安になっている方も、ほんの少しだけ冷静になってほしいです。
今、たくさんのストックを購入しなくても、生活に支障は出ないはずですから。
ストックを多く持ちすぎると、スペースを占領しているモノから物理的な圧迫を受けているほか、経済的にも一時的な圧迫を受けます。
長期的に見れば、大差はないですが、月単位、週単位での家計から見たら、ストックを多く買えば買うほど、ほかのモノを買ったり光熱費に充てる予算が削られていきます。
いずれ使うのだから、という気持ちで購入していると、このことに気が付きにくいのですが、間違いなく短期の家計を圧迫します。
確実に消耗するモノであれば、大量のストックがあっても問題ないと思うのですが、現在の状態はいつも買っている商品ではなくても購入したりしていませんか?
そうなると、この騒動が落ち着いて供給が安定してきたときに「買うんじゃなかった」という状況になりはしませんか?
そうなった場合、きっと大量のストック品が邪魔で邪魔で仕方なくなると思います。
このような、家計の圧迫や物理的な圧迫を考えると、きっと暮らしも楽しくないような気がするので(ストックが趣味になっている方は別ですが)、今回の騒動は、自分が最適だと思うストック量を把握するいい機会でもあるような気がしています。
いつもどおりを心がける
今、店頭で完売している商品の中には、我が家の必需品もありますが、普段ほとんど買わないモノもあります。
必需品がいざというときに購入できないのは、とても困りますが、普段買わないモノが完売状態だとしても、特に何も思いません。
少なくなるから買っておこう、という気持ちは、以前は湧いていたのですが、ここ数年、今まで買わなかったのに、なくなるからという理由で買うのはおかしいな、と考えるようになったので、むやみに買うことはしなくなりました。
本日も、買い物へ行く予定にしていますが、買うモノは特売のたまごと特売のアルミホイル、それに野菜を少し買えば十分です。
もし、たまごとアルミホイルが売り切れても、日常生活に支障は出ません。
私は、個人的には今回の騒動に参加したくありませんから、いつもどおりの生活をするだけ。
ウイルス感染の予防はしますが、それ以外では気持ちを消耗したくありません。
ですから、店頭で完売しそうな商品を、必要もないのに慌てて買うようなこともしません。
ただただ、いつもどおりに暮らすだけです。
本日も、ウイルス感染に関係したニュースばかりです。
新しい情報が出てくるたびに、いろいろ考えるべきことが増えていきます。
それによって、気持ちの消耗がいつも以上です。
だからこそ、いつもどおりの生活を維持したい、余計なことで心を折りたくない。
今は、そんな気持ちで過ごしています。