マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

2020年の家計簿と暮らしを総括します。

2020-12-31 | 日々の暮らし
いよいよ、2020年の大みそかとなりました。
今年の大半は、社会的な変化が影響し、昨年とは全く違う暮らしとなった人も多いでしょう。
私個人は、そこまで大きな変化はありませんでしたが、このような年はめったにないので、一応暮らしを振り返っておくことにします。

COVID-19(新型コロナウイルス)のパンデミック
私が、このウイルスについてはっきりと報道などで認識したのは、今年2月に入るか入らなかの頃でした(日本国内感染第1号者は1月に発症が確認されていました)
このころは、感染者は海外に滞在していた人だけという印象で、まだここまで猛威を振るう感染症だという感覚が持てずにいましたが、あっという間に感染が広がり、3月の外出自粛要請期間を迎えることになりました。

外出自粛要請では、他国のように破った者が罰則を受けるようなことはありませんでしたが、不要不急の外出は控えるようにとのことで、レジャーやちょっとぶらぶら遊びに行くような外出はもちろん、仕事ですら他者との距離を取り、密閉空間に集まらず、ありとあらゆる場面でマスク着用が必須となりました。
これによって、リモートワークが急激に増えて、自宅で過ごす時間が増えた人が多くいましたね。

増えたこと
この自宅時間が増えたことで、暮らしそのものと家計に影響が出ている人も多いはず。
かくいう私も、もともと仕事はやめていたので、リモートワークはしていませんでしたが、普段の買い物ですら気を遣う必要が出てきて、慣れない生活に戸惑いました。
普段は、ストック品などをあまり持ちたくないこともあって、頻繁に日々に必要なモノだけを買い物していたのですが、この時はさすがにそうもいかずに、まとめ買いや通販を利用して食材や日用品を調達しました。

しかし、外出自粛要請が出る直前から、とあるデマによりトイレットぺーパーが店頭で不足し、その後ティッシュ、キッチンペーパー類、除菌液やシート、使い捨てマスクが次々と不足し、同時に高額で売却する輩が出てくるなど、世の中が殺伐としていた雰囲気の中、日用品のまとめ買いは難しい状況になり、結局週に何度もスーパーへ足を運ぶ結果にはなりましたよね。
それでも、外出は控えなくてはいけないとの思いから、ネット通販などで野菜や生鮮食品をまとめて購入するなど、今までしたことがない買い方が多くなりました。

買い物では、ネット通販が増えましたが、デリバリーやフードの予約購入も例年に比べて増えた1年でもありました。
割高なので、普段は特別なときにしか頼まない傾向にありましたが、毎日の食事を手作りすることはかなりしんどくて、デリバリーはとても重宝しました。
また、今まで持ち帰りができなかった飲食店でも、持ち帰り用のメニューを多数出してくれたので、これまで利用しなかったお店のフードを注文して、家で楽しむことができたのは、割とよかった気がします。

増えたことといえば、ネットの動画サイトの視聴もそのひとつですね。
テレビだと、どうしても感染症に関連したニュースが多いので、精神的にダメージを受けてしまうのですよね。
自分が感染しているわけではないけれど、感染した人や濃厚接触者に対する差別が増えたり、不安を煽るような表現で注意を促したりするテレビは、正直見ていてしんどいです。
かといって、いろいろな生活の情報は欲しいので、動画サービスで得るようになりましたね。
インターネットの使用時間も、当然増えてしまったので、そこは反省点でもありますが(苦笑)

増えたモノもありました。
それは、洗って繰り返し使う布マスク。
始めの頃こそ、使い捨てマスクを箱買いしていましたが、店頭で不足するようになって、抗菌加工が施されている布マスクを1枚買いました。
その後、1枚では足りないことが発覚して(日に2枚使うことがあったので)3枚買い足しました(笑)
ちなみに、政府から支給された布マスクは未開封です。

減ったこと
買い物の回数が減ったのは、外出自粛期間だけで、あとはいつもどおりの買い物になりました。
しかし、自粛要請期間が明けてからも、結局レジャーや気晴らしの外出は、感染リスクを考えると怖いので、ほとんどしなくなりました。
昨年までは、スポーツ観戦もたくさん行っていたのですが、今年はとうとう一度だけ(入場者数規制がかかる前)しかできず、それはとても残念でしたね。

テレビを見る時間も、大幅に減りましたね。
先に動画視聴回数が増えた話をしましたが、そうなるとテレビを見る暇はありませんし、あったとしてもテレビを点ける気にならない日が増えて、結局大好きな番組をみる以外は、テレビを消していました。
年齢のせいもあるのか、テレビの効果音がやたらと耳障りに感じることが多くなったことも、テレビ視聴が減った理由のひとつでもあります。

激減したのは、人付き合いです。
今までも、それほどご近所付き合いはしてきませんでしたが、今年は本当にご近所さんとあいさつすることが月に1度あるかないか、というくらい人と会うことが減りましたよね。
友達とも全く会っていませんし、一度だけ親戚が家に来ましたが、それ以外は来訪者もありませんでした。

パン店での購入も減りました。
一時期、パンひとつひとつがビニール袋へ入れられるようになってからしばらくは、買いに行く頻度が増えていましたが、今はビニール袋がかかっていても、結局店頭にパンが並んでいることに抵抗があって、よほど食べたいと思うパンがない限りは、パン店で買うことはなくなってしまいました。

手作り料理も、今となっては減りましたね。
外出自粛期間は、まとめ買いした食材を消費しきれないので頑張りましたが、今は買ってきてすぐに食べられるモノを買うことが多くなり、家で1から作る料理は1日1品あるかないか、という感じになっています。
おかげで、料理を用意するというプレッシャーもかなり減りました。

2020年の家計簿
今年限定で、家計簿の付け方を変えていました。
それは、本体価格と消費税を分けてつけること。
理由は、年間でどれほどの消費税を支払っていることになっているのか、知りたかったから。
これによって、自分が引き締めるべき費目が明らかになるのではないか、ということと、単純にムダな消費税を支払わずに済むような買い物の仕方を考えたかったのです。

ということで、本日今年最後の出費が終わりましたので、消費税をどれだけ支払ったか、発表します(笑)
ちなみに、医療費にかかっている消費税は、患者側には非課税という形になっているので除外しています。

【2020年にマシュマロ家が支払った税金の総額】
消費税8%  約52,000円
消費税10%  約66,000円
その他の税 約113,000円

その他の税金は、今年車検を受けた分の税金が加算されていて多めで、他は固定資産税や軽自動車税です。
消費税合計は約118,000円となりました。
無職で臨時収入もなかったので、所得税の支払いはありません。

補足として、特に節約を意識した買い方はしていないこと、またマシュマロ家のエンゲル係数は毎年高めです。
光熱費や水道代も、二人暮らしの割には多めだと思います。
それを踏まえた上で、1年で118,000円の消費税支払いは、かなり家計に響いていることが実感できます。
この10万円超えの消費税額を見て、感じることは人それぞれだと思いますが、その他の支払うべき税金と大差ないことが、私には、かなり堪えます。
今年は車検があったのでこのような数字ですが、実際は支払っている税金の大半が消費税だと考えると、もっとムダを削らなくてはいけない、という気持ちが強まります。

今年は、国民の消費行動が激減して、閉店に追い込まれる店や廃業をする会社も増えたため、支援活動としてのGoToキャンペーンも展開されましたが、我が家が支払った消費税額を見て、店や企業を支援している場合ではないという気持ちになってしまいました。
かといって、大好きな店が閉店してしまうのは嫌ですから、ここは難しいところです。
小さなお店は、出来る限り通いたいと思いますが、日ごろの買い物は気を引き締めようと思います。
また、必要以外の固定費の見直しも、考えなくてはいけないと思っています。
検討すべき出費は、年が明けたらじっくりと考えて、対処していきたいですね。

そういえば、国からの給付金って10万円でしたが、消費税で全部チャラになっているのは、なんだか複雑な気分ですね。

2021年は今よりも暮らしやすくしたい
生活費のこともそうですが、自分がすべき家事や家の中でのことに関して、自分自身が気持ちよくスムーズにできるように変えていきたいと思っています。
今の状況は、少し不満が多い感じです。
小さなことに関して、面倒くさく感じたり、イライラしたりするのですが、メンタルを鍛えて乗り越えることは考えていません。
できれば、その面倒くささやイライラを取り除けるようにしたいです。
それには、今していることをきっぱりやめることも必要ですし、逆に取り入れた方がいいこともたくさんありそうな気がします。
自分に合う方法を探しながら、今年よりも暮らしやすかったと思える1年に出来るように、暮らしを工夫していきたいと思います。


今年最後のブログは、2020年の総括で〆てみました(笑)
本当につまらない、日々私が思うことをダラダラと綴るだけのブログですが、読んでくださる方がいること感謝します。
今年、マシュマロのブログを読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
2021年も、できる限り毎日更新していこうと思いますので、気が向いたときに読んでいただけると嬉しいです。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。

今年最後の通帳記入へ行った話と入場規制するスーパーの話(Diary)

2020-12-30 | 日々の暮らし
本日は、今年最後の通帳記入するために、ショッピングモールへ行ってきました。
午前中に、急に激しい降雪があったのですが、止んでいる隙をみて出発。
もしかしたら、駐車場がいっぱいかもしれないな、と思っていましたが、意外とすんなり入れましたし駐車スペースもすぐに見つかりました。
本格的に混雑するのは、明日かな?

モールの銀行ATMは、人が少なかったので記帳もすぐに終了。
ついでに、本日の食材を買うためにモール内のスーパーへ向かったところ、いつもとは違う光景が見えてきました。
それは、「最後尾」と書かれたプラカードを持った店員と列の整列をする警備員の姿、そして大行列を成している客の姿でした。
もう、びっくりです。
まさかの入場規制でした(苦笑)
おそらく、密状態を避けるための入場規制だと思われますが、ザっと見ただけでも100人以上は並んでいたと思います。
このご時世ですから、仕方ないと言えば仕方ないのですが、入場列に並んでまで買う気はなかったので、モール内のマクドナルドでハンバーガーを購入して、モールは出ました。

モールを出た後、やはり少し買い物はしておきたいと思い、いつも行く近所のスーパーへ立ち寄りましたが、こちらも混雑を避けるために、警備員が駐車場で誘導していました。
私が立ち寄った時間帯は、車は多かったのですが人はそれほど多くはなくて、買い物もスムーズでした。
本日購入したのは、お菓子、ミックスナッツ、インスタントラーメン、パン、漬物、伊達巻、と正月料理に飽きたときに食べるモノを中心にしました(笑)

明日は、プラごみ回収の最終日です。
今夜中に出しておいて、明日は少し寝坊する予定です(笑)

捨て曜日に処分したモノと年末年始の買い出しの話

2020-12-29 | 日々の暮らし
昨日、ハッと気が付いたら、もう夜になっていて「あ、ブログの内容を考えてなかったわ」となりました。
私がShort diaryを更新する日は、体調が悪いかブログ内容が決まっていないかのどちらかです(笑)

さて、もう29日です。
12月は、あっという間に時間が過ぎていきますね。
本日は、なんてことない年末を過ごす私の、昨日の捨て曜日のことと、年末年始用の買い出しについて綴ります。

今年最後の捨て曜日に処分したモノ
何故でしょうか。
年末の最終ごみ回収日に限って、不要品の処分が一向に進まないマシュマロです(苦笑)
本日が今年最後の家庭ごみ回収日だったのですが、昨日は3つほど処分しただけで、あとは普通のごみを出しただけでした。
今年最後に処分した不要品は、

 ・写真を入れていたフレーム 1個(100円ショップのモノ)
 ・ルームシューズ 1足(以前発掘したモノ)
 ・中身の残ったおしゃれ着洗い用洗剤

といった感じで、無理やり処分した感じが否めません(苦笑)

フレームは、数日前に父が残していた写真や親族の写真を整理して、1つの箱にまとめて保管したのですが、飾っていた写真も、もう飾っておく必要はないと感じて外して同じ箱に保管することにしました。
これで、我が家にある写真は1つの箱にまとめることができたので、私に万が一のことがあっても、写真の処分は簡単になり、心配事が1つ減りました(笑)
フレームは、100円ショップのモノだったので、即処分。
こういってはなんですが、100円のフレームは使い勝手が悪くて、写真をはめるときも外すときも苦労したので、二度と100円フレームは買わないと決めました。
いえ、そもそもフレームを使って写真や絵を飾ることを、今後やめたいですね。

ルームシューズは、かなり以前に家の不要品を処分していた際に出てきたモノです。
始めは、非常時用の荷物に入れていました。
避難所生活を想定して、普通のスリッパよりもシューズ型をしているモノの方がいいのではないか、と思っていたのです。
しかし、その後非常時用の荷物を見直して、冬は冷えるかもしれないけど、まあ靴下があったらいいかという考えに変わり、ルームシューズは外しました。
今年の冬、とりあえず使ってみることにしていたので、10月下旬位から使い始めたのですが、やはり履き心地がいまいちだったので、年内で処分することに決めました。
そして本日、処分したルームシューズとは違うタイプのモノを買いなおしました。
安価なので、今シーズン使い終わったら処分する予定ですが、処分したモノよりもフィット感があって、買いなおしてよかったです。

おしゃれ着洗い用洗剤は、起毛タイプやボア付きの衣類を洗うために使っていましたが、最近は洗濯機庫内の洗剤残留が気になり、使わずに洗濯をしていました。
結果として、特に洗いあがりに不満はなく、今後は洗たくマグちゃんだけでいいかな、という判断で、まだ液が少し残っていましたが、処分することにしました。

今年最後の捨て曜日は、こんな感じで大したモノも処分せず終わってしまいました(苦笑)

年末年始のスーパー
我が家の一番近いスーパーは、年末年始のお休みがないそうです。
以前は、元旦だけお休みだったり3日が初売りだったりした時期もありましたが、客のニーズに応えているのか、今年の元旦も営業していましたし、来年も開けるみたいです。
おせち料理が好きではない私にとっては、非常にありがたいですが、従業員の方々のことを考えると、元旦くらいお休みしてもよさそうなものだけど、そういうわけにはいかないのかな、とも思ってしまいます。
まあ、そういいながら元旦も買い物に行ってしまうのですけれども...

年末年始の買い物は少しずつしています
お節をきちんと用意することはないのですが、一部のお料理は母が好きな豆や栗きんとん、田作り、伊達巻などは購入しています。
私は、合鴨ロースの燻製や厚焼き玉子などが好きなので、今年も購入しました。
ただ、お節料理や正月用の材料って、結構割高になってしまうのですよね。
今年は、すでにかなりの出費になってしまっています。
まあ、高いお節重を買うよりはフードロスが出ないのでいいのですが、少し考えて買い物をしなくてはいけませんね。

例年だと、年末年始はまとめ買いをしていたのですが、今年はほぼ毎日買い物をして、少しずつ購入するようにしました。
理由は、まとめ買いをすると重たいから(笑)
それから、まとめて買ってしまうと、消費することに対して義務感が生まれてしまって、美味しくいただけなくなってしまうからです。
要するに、飽きてしまうってことなのですけれどね(笑)
今日は、からしれんこん、合鴨ロース、厚焼き玉子、餅、かまぼこ、そして冷凍食品と万能つゆを購入して、からしれんこんは早速夕飯に出しました。

年末年始の買い物で気を付けること
明日の買い物はまだ何を買うかはっきりしていませんが、1つだけ決めていることがあります。
それは、食品トレーに入った食材や総菜は買わないということです。
これは、ごみの回収日が約1週間開いてしまうことが関係しているのですが、今年初めのごみ出しは、とにかく量が多くて大変だった記憶があり、そのほとんどが食品容器でプラごみの日は2袋くらい出した覚えがあります。
今回は、それを避けたいので、同じ商品でもパウチパックや袋に入った食品を買うことにしました。

ふと、手作りしたらプラごみが溢れることはないのでは?という考えも過りましたが、結局生ごみを1週間近く置いておくことになるので、手作りはやめました(笑)
そして、出した答えが、パウチパックや袋入り、もしくはトレーを使っていない冷凍食品の購入です。
これならば、プラごみは出るには出ますが、嵩張ることがないし、生ごみも少なくて済むので助かります。
料理の手間を省いた結果としてごみが増えてしまっては、結局違う家事に手間が生じてしまうことになるので、両方の手間を軽減する方法としては、少し費用は割高ですが、今のところ私にとってはベストな方法だと思っています。


年末年始の買い物って、どうしてこんなに多くて忙しいのでしょうね。
本日は、14時過ぎにスーパーへ行きましたが、もう人が多くて驚きました。
なんというか、もうすこし、こう、スッキリとした正月の準備ができたらいいのにな、と思いつつ、明日も私は日々の食料を求めて買い物へ行く予定です(苦笑)

ボーっとしていたら1日が終わった話(Short diary)

2020-12-28 | 日々の暮らし
今日という一日が、あっという間に過ぎました(苦笑)
いろいろと片付けたかったのですが、なにも片付いていない。
今年最後の捨て曜日だったのに、普通ごみしか捨てられなかった...

本日は、とても過ごしやすい気温で、ダウンを着ていると汗ばむくらいでした。
たしか、大晦日あたりは寒波が再来するとの予報も出ていますから、体調管理が大変です。

それにしても、本当に温かい一日だったなあ。
年末年始に、風邪をひかないように気を付けます。

支援について考えた話(大好きなカフェで今年最後のランチをしながら)

2020-12-27 | 日々の暮らし
本日は、私の大好きなカフェで、今年最後のランチを楽しんできました。
今年のさまざまなことを思い返すと、今後もできる限り通い続けたいという気持ちが強くなり、本日行ってきました。

世界的なパンデミックに振り回された年
今年は、COVID-19という感染症の大流行により、私たちの日常生活が大きく変わることになりました。
スキンシップ、近距離でのマスクなしの会話、人出の多い場所への外出、飲食店の深夜営業などの自粛または制限が要請され、外出時には必ずマスクを着けることも強く言われてきました。
ここにきて、感染の第3波も起こり始めました。
そろそろ2020年が終わろうとしている今、やっとワクチンの接種ができるようになってきましたが、まだ世界中で摂取できるわけではありません。
イギリスでは、COVID-19の亜種が広がり始めているとのニュースも聞きました。

ワクチンが一般的に摂取できるようになれば、割と早くにCOVID-19の感染拡大も収束に向かうのではないかとは思うのですが、実際のところはいつになるかわかりません。
数か月先かもしれないし、1年後2年後かもしれないし、はっきりわかるのは、今の状態がいつ終わるのかは、誰にも断言できないということでしょうか。

この1年、日本の経済も滞ってしまい、私たち消費者も消費行動の自粛どころか、消費するためのお金を得ることそのものが難しい状態に陥っています。
収入が減れば、使うお金も必要最小限のことになってしまいます。
となると、いちばん先に削るのは、ムダな買い物、交際費、娯楽費、外食費などになります。
私も、母の生活サポートという事情と重なって、レジャーには一切出かけていませんし、人付き合いもゼロと言っていいと思います(ご近所さんとすれ違って挨拶を交わす程度)
毎月、母を病院へ連れていく必要があるので、それを口実に外食をすることはありますが、私の好きなお店へ行くわけではありませんし、母の身体的な事情を考慮すると、バリアフリーが行き届いている店を選択することとなり、チェーン店や大手の飲食店での食事となります。

外食以外の外出も、飲食料や日用品を買いに行くことが9割以上で、ちょっとしたモノ(なくても生活には困らないモノ)を買いに行くのは、買い出しのついでに1点か2点買うだけ。
私が今年した娯楽は、漫画を購入したことくらいです(苦笑)

このような生活をしてきた2020年でしたから、モノが売れずに利益を上げられず、借入金だけが残り(あるいは膨れあがり)収支バランスが崩れてしまい、倒産や破産をする企業や店、個人経営者が増えました。
このような中、大好きだったお店が閉店(廃業)してしまったという人は、かなり多いでしょう。
私も、頼りにしていた便利屋が廃業になっていますし、いつも見かけていた店のシャッターがいつの間にか閉まったままになっていたりします。

できることなら、大好きなお店には頑張ってほしいと思いますが、私たちに出来ることは消費行動をしてあげることくらいで、他に出来ることが見当たりません。
かといって、収入も減り外出を控えるように言われている現状がある限り、頻繁に食事へ行ったり生活必需品以外の買い物へ出かけたりしない方がいいという気持ちが強いのも事実です。
ですから、私はただただ、好きなお店がこのパンデミックの影響でなくなることがありませんように、と願いつつ、行ける時間ができたら、できるだけ足を運ぶようにしようと思いました。

私の好きなカフェ
そのカフェは、ご夫婦で経営なさっていて、来年で40年目を迎えます。
一時期は、3店舗も展開するほどだったのですが、年齢的に3店舗の管理運営が大変になったという理由で、1店舗に戻り本店も移転して店舗面積を縮小して、今の場所で頑張っておられます。

外出自粛要請が出された時期には、持ち帰り用のセットメニューなども考えてくださるなど、客のニーズに対応してくださったことと、もともと地元では人気が高いカフェだったために顧客が離れなかったことで、閉店をするような事態には追い込まれなかったのかもしれませんね。
私個人としては、なかなか行けなくなってしまったので、ほとんど何も貢献していませんが、1ヶ月に1度くらいのペースで行けたらいいな、というスタンスでいます。
今のところ、カフェの近くにあるデパートへ行くついでに、時間があるときは立ち寄ることにしています。

私が月1で通ったところで、売り上げにはほとんど貢献できていないと思いますが、1回でも多くそのカフェに通いたいと思う理由は、そのお店がなくなってしまったら、通わなかったことを後悔するからです。
例えば、閉店理由が店主であるご夫婦の身体的理由であるならば、それはそれで仕方がないと受け止めることができますが、もしもパンデミックの影響による閉店となってしまったら、いつでも行けるからと高を括っていた自分に腹が立って仕方がないと思います。
どうして、行けるときに行かなかったのか、と。
そのように思うくらい大好きなカフェなので、年が明けても時間が取れるときには必ず行こうと決めています。

行けば安心できる
そのカフェは、明日が今年最後の営業日となっています。
本当は、明日行こうかと思っていましたが、雨の予報が出ていたので本日行くことにしました。

店に着くと、持ち帰り専用の焼き菓子やフードの梱包で忙しくされていました。
店で飲食する時間がない人や、年末のご家庭でのおもてなしメニューとして、皆さん予約されているのでしょうね。
私も、本当は持ち帰りメニューを予約しようと思っていましたが、いつ取りに行けるかはっきりしなかったので、直接お店へ食べに行ったというわけです。

私が店へ入ったのは、開店してから20分後くらいでしたが、その活気ある様子にとても安心できました。
この様子なら、現状持ちこたえられているのだろうと思えます。
少なくとも、今すぐ閉店に追い込まれることはないでしょう。

最近のテレビ報道で、頑張っている店であっても、ある日突然閉店となることがあると言っていました。
活気があるように見えても、実際の経営は火の車になってしまっている店が多いのだとか。
しかし、お客様に心配をかけまいとして、閉店する予定はないと言っているとのことで、とても心が痛みました。
店主の立場を考えると、お客様が楽しみにしていらっしゃるのに、間もなく経営難で閉店してしまうかもしれません、などとは言えるはずもなく、苦しいお気持ちで毎日営業なさっているだろうと思います。
前向きな閉店(例えば名前を変えて移転するなど)であれば、早めに告知しておくこともできますが、本当に店主にとっては悩ましいでしょうね。

店に行けば、現状が把握できるとも限りませんが、好きなお店には、やはり実際に足を運んで状況(客の入りや店の忙しさなど)を自分の眼で見た方が、安心できる材料は揃います。
私は、いろいろ考えた結果、このカフェが一番なくなってほしくない個人経営の飲食店だったので、定期的に通おうと思いました。
もし、なくなってほしくない店があるという人は、今すぐは無理でも近いうちに必ず行ってほしいです。
行かなことで後悔をするよりも、少しでも通って思い出を残したいと、私自身は思いますので。

私はGoToキャンペンーンを利用しないと決めた
COVID-19の第3波が押し寄せてきた影響で、GoToトラベルの一時停止やGoToイートのキャンペーン内容見直しという事態になりましたが、私はこのキャンペーンを積極的に利用する気持ちに、最初からなれませんでした。
このキャンペーンは、そもそも経営が困難になりつつある宿泊施設や観光業と飲食店を支援する目的で展開されました。
しかし、一時停止となったことで、さまざまな問題点が浮き彫りになってきました。
結局、消費する我々が多少の得で宿泊したり観光したり外食をしたりしても、それは経営側に即反映されるわけではありませんし、そもそも、我々が得をした分の金額って結局税金から支払われるということなので、一体誰が助かっているのか、助けるべき人を本当に支援できているのか、とても疑問です。
であれば、正規の金額を支払って、直接支援したほうが、私自身は納得できるし、満足もできます。

我が家は、決して裕福ではないし、日々の暮らしはつつましやかです。
母の病気のことがあるので、光熱費(特に電気代)は一般家庭より嵩んでいるかもしれません。
軽自動車も所有していますし、食事もたまに贅沢をすることがありますので、はた目から見ると貧困ではないでしょう。
ただし、食料品と日用品、その他の必要経費以外には、ほとんどお金を使っていませんから、なんとか普通の生活を送れているのだと思います。
そんな我が家ですから無い袖は振れませんが、できる限りすぐに手元に現金が入るようにしてあげることが、唯一頑張れる支援なのではないかと感じています。
もちろん、全国のお店や宿泊施設を支援できるわけではないですが、せめて大好きなお店だけは、キャンペーン利用での支援ではなく、普通に飲食などの利用をしたいです。


最後は少々きれいごとを並べてしまいましたが、結局のところ頻繁に外出できない状況にある人には、GoToキャンペーンの恩恵どころか、余計な出費自体難しいですし、そうなると半額で美味しいモノが食べられたとして、生活が豊かになるということにはならないし、見えないところで自分が納めた税金の一部が当てられているかと思うと、少しモヤモヤとした気持ちになります。
このキャンペーンは、実は家計に余裕のある人が利用するように考えられているのだな、と思ったりもしました。
海外のある地域では、条件付きでミールチケットを配布するなどの給付があると聞きました。
これは、まず国のお金で一般市民にミールチケットが渡されて、そのチケットを飲食店で使用し、支払いに使われたチケットを換金して店の収益に計上される仕組みですが、この方法であれば、外食や宿泊ができない人にも日々の飲食料品購入で利用できますし、条件を付けることで収入差を埋めることができ、更にお店の支援にも繋がるので、平等な支援の形なのかもしれないと思いました。
すでに一部で行われてしまったキャンペーンを、今すぐなかったことにしろとは言いませんが、せめて国民全員が納得できる形の支援方法を、しっかりと考えてもらえたら、好きなお店がなくなることも避けられるのに、と思うのです。

悩んでいたシンク用スポンジもこれで解決するかもしれない話

2020-12-26 | 日々の暮らし
数日前、スーパーの掃除洗剤コーナーをウロウロしている際に、ある商品を見つけました。
その商品を使って早々に、

「これは、私向きかもしれない!」

と感じ、早速レビューしておこうと思います。

その名も

『マジックリン ピカッと輝くシート クレンジング成分in』


こちら、研磨剤の成分が浸み込んでいる(?)お掃除シートで、パッケージからもわかるように、シンクや洗面台、鍋ややかんなどといったキッチンツールなどを手軽に磨ける商品です。
5枚入りですが、ミシン目が入っていて、1枚を半分ずつに分けて使うことも可能です。
主に、金属部分や傷がつきにくい陶磁器、ガラス面、タイル部分などに使えるとのことです。
シートは片面がザラザラしており、反対面はフラットな普通のシートなので、しつこい水垢や焦げなどはザラザラ面で磨き、フラットな面はいろいろと工夫して使えるといった感じです。
(詳細は、上記商品名にリンクを貼っております)

レビューします
まずは、使ってみた率直な感想ですが、本当に少量の水を含ませるだけで、クレンザーを付けたかのように泡立ちます。
ただ、水が多すぎると研磨剤成分が流れてしまうので、水をつけすぎないようにと注意書きがあります。
私は、最初ミシン目に気が付かずに、シート1枚使ってしまったのですが、あまり大きくないシンクで汚れや水垢もそこそこにしかついていないのであれば、半分で十分だと思いました。
我が家の場合は、何十年も蓄積された水垢がとても頑固に居座っているので、1度磨いたくらいではピカピカにはなりませんでしたが、その点については私も半ばあきらめているので、気にしていません(笑)
比較的、設置してから年数が経っていないシンクであれば、その名のとおりピカッと輝くと思います(笑)

次に、私にとっていろいろとありがたい側面があるので、それをご紹介します。

 ・研磨剤を別に買う必要がない
 ・シンク専用のスポンジを購入する必要がない
 ・水を少し含ませるだけで十分磨ける
 ・シートが2つに分けられるので好みの大きさで使える
 ・基本的に使い捨てだがリユースも何度かは可能
 ・使い捨てなので衛生的にもよい
 ・保管するのに場所をとらない

シンク洗いの悩み解決?
シンクや排水溝を洗う場合、衛生面が気がかりなので、食器用とシンク用スポンジをずっと分けて使用していますが、シンクと排水溝を洗うためのスポンジを置く場所については、結構悩んでいました。
しかし、洗って繰り返し使えるキッチンペーパーを使うようになってからは、シンク専用のスポンジは買わなくなり、最後にシートを捨てる寸前、シンクと排水溝を洗ってから捨てるようにしています。
ただ、このキッチンペーパーは不織布なので、表面の汚れを流して落とす程度しかできません。
ですから、もう少し使い勝手のいいアイテムがないだろうか、と考えていました。

そんなときに見つけたのが、今回レビューしたシートです。
これであれば、研磨剤をわざわざ購入しなくても済みますし、ザラザラしている面は水垢や焦げなども落としてくれますし、何より使った後に洗って水を切って保管する、といった手間をかける必要がなく、すぐに廃棄できるので、衛生的ですし、面倒くさがりな癖に割ときれい好きな私には、ピッタリのアイテムです(笑)

しかし、半分ずつ使うにしても、毎日使っていたら10日間で使い切ってしまう計算になるので、コスパが悪いですよね。
ですから、私は使い終わったシートを家庭ごみを捨てるサイクルで使いまわすことにしました。
もちろん、研磨剤は最初の1回のみ有効なので、2回目からは違う洗剤を付ける必要がありますし、洗う手間も生じるのですが、専用スポンジとは違って、保管スペースもシート1枚分だけあればいいですし、乾くのも速いので、気楽に使うことができる点で、私にはこのシートが合っているように思います。

自分に合う掃除グッズ選び
私、このシートの存在をずっとスルーしていたようで、今回初めて売り場にあることを認識しました。
おそらく、頭の中では「シンクを磨くシートが存在しているわけがない」といった先入観があったのでしょうね。
それに、掃除グッズにかんしては使い慣れたモノを、ついつい優先してしまいがちなので、ますます新しいアイテムは目に入らないのかもしれません。
しかし、現状掃除がしづらいと感じていたら、少しムダな時間になってしまうかもしれませんが、じっくりと売り場を見ることも必要なのかな、と思いました。
特に掃除については、いろいろな方法がネットやマスメディアで紹介されている反面、試してみたけれどさほど効果が実感できない、ということも案外多いですよね。
だからこそ、自分の目で見て選んでトライして、少しでも掃除のストレスや負担を軽減できたらいいのかな、と感じます。
毎日のことですからね、少しでも効果が実感出来たり、自分に合う方法に変えていきたいです。


今回は、私が初めて購入した掃除グッズのレビューを綴りました。
当分は、この掃除シートを使用するつもりでいますが、ふと考えると、私は『〇〇シート』の利用率が結構高いです(笑)
ということは、今後はまず最初にシートから探すようにしたらいいのかもしれないですね。
最近になって、自分自身について新たな発見というか、改めて自覚することが増えてきたような気がします。

日用品の補充タイミングは、何故だいたいみんな同じなのか問題(Short diary)

2020-12-25 | 日々の暮らし
本日は、日用品の補充で買い物がいっぱいになってしまいました。
トイレットペーパー、ティッシュ、キッチンハイター、トイレ掃除シート、歯ブラシ、絆創膏、そしていつもは買わないのですが、試しに買ってみたごみ箱用の脱臭剤。
日用品が残り少なくなって、補充しなければいけないタイミングって、なぜ重なりがちなのでしょうね?
それぞれ、消費スピードが違うし、ストックしている数や容量も違うのに、不思議です。

ちなみに、調味料も大体なくなるタイミングが同じなのですが、これってもう各メーカーが消費行動を事細かに調べて、すべての日用品や調味料が同時になくなる容量を定めているのではないかと思ってしまいます。
そして、次回はマヨネーズと醤油が同時期になくなりそうだということを、ここに記しておきます(笑)

どうでもいいですが、砂糖と塩はなかなか減らない我が家です(笑)

写真の整理と処分の話

2020-12-24 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
本日は、クリスマス・イブですね。
我が家は、ランチにご馳走とケーキを頂きました。
ご馳走は、もちろん買ってきました(笑)
というのも昼から、以前から取り掛かろうと思っていた写真の整理を予定していたからです。
写真の数が多いものですから、仕分けに時間と労力のほとんどを奪われて、夕方にはグッタリしてしまい、夜は、ランチの残りのサラダとレンジで温めるごはんを半分食べて、終了でした。

それでは、写真整理の本日の成果を綴ります(笑)

本日の写真整理の目的とポイント
今回の写真整理は、以前整理した後に見つかった、大量の父の写真が主な対象です。
仕事柄、仕事中の写真(記録写真)が多く、また父の部署では毎年集合写真を撮る必要もあったらしく、それはそれはたくさんの集合写真と、業務中の写真が出てきました。
しかし、この全てを私が保管していても、将来誰かが見て懐かしんだり、楽しんだりすることは100%ありません。
見て楽しめるのは、本人と仕事中の父を見ることができなかった家族くらい。
その私でさえ、父の職場での集合写真を見たところで、懐かしさなどはほとんど湧きませんからね。
いつまでも所有しておくのも、何か違うような気がします。

本日は、このたくさんの集合写真をどうするか、ということと、業務中の写真やポートレート類については、どういった写真を残すか、ということにポイントを置いて仕分けをしました。

集合写真の残し方
基本的には、父が1列目あるいは2列目に写っている集合写真だけを残そうと決めていました。
一番後ろや、中途半端な場所に写っている場合は、思い切って処分しようと、作業を始めて後悔しました。

集合写真、多すぎ

長年勤めていたから、父が昇級すると、自然と1列目や2列目にいることが多いのだということに、仕分け始めて気がつきました(苦笑)
これでは、いかんと思い、集合写真の仕分け基準を考え直しました。
そして、至った答えは、

私基準で一番カッコよく写ってる集合写真1枚だけ残そう

ということでした(笑)

ただ、職場の集合写真はそれで決定でよかったのですが、さすがに父の子どもの頃の集合写真(小学校や中学校)は、大切に保管することにしました。
これは、母の写真も同じで、本日ついでに整理したのですが、母が結婚した後に町内会の慰労旅行などで撮影した集合写真は、勝手ながら処分することにして、子どもの頃の集合写真は残しました。

集合写真を残すポイント
本日は、私の集合写真も一緒に処分をしたのですが、私自身の集合写真は、あってもあまり意味がないような気がしたので、割と簡単に仕分けられました。
以前、整理した時は、集合写真は学校や幼稚園へ通った証明書のように感じていたので、残していたのですが、今になって、集合写真ほど自分に魂がこもってない写真もないよな、と思い、あっさりと処分することができました(笑)

自分自身の写真は、どんな基準を設けようと、要らなくなったら処分すればいいと思っていますが、家族の集合写真は、そうはいきません。
しかし、故人の写真は本人に聞くこともできないし、母に聞けば全部残せと言われることは明白なので、基準を設けることで仕分けがしやすくなります(結局、その基準もあっさり崩れましたが)

今回の場合、私が心変わりしたので、基準があってないような感じになりましたが、最初に考えていた処分する基準は、以下のような感じでした。

 ・顔がはっきりしない写真(ピンぼけ、色褪せ劣化、遠すぎるなど)
 ・一瞥で本人を探せない写真
 ・写り方が気に入らない写真(笑)

顔がはっきりしない写真は、全て処分すると最初から決めているので、これは判断がしやすかったです。
次の、一瞥で本人を探せない写真という基準は、一生懸命探さないと特定できない写真に、あまり意味はないのかな、と感じているからです。
思い出深い写真なら、すぐにでも探せるでしょうが、私は自分自身の集合写真でさえ、私の居場所を探してしまいますから、集合写真って本当はなくてもいいのかな、なんて思ったりもします。
ただ、推理小説で謎の人物や重要人物の過去を探るときは、集合写真が役に立つので、そういう人生を想定するのであれば、残した方がいいのかもしれないですね(笑)
写り方が気に入らない写真という基準は、まあ、せっかく残すならかっこよかったり素敵だったりする写真の方がいいだろう、というだけのことです(笑)

職場の写真の残し方
これは、自分自身の写真であれば、気に入った写真だけを残して、あとはきっぱり処分でOKなのですが、家族が職場で撮った写真となると、難しいですよね。

私は、写真全般で処分する基準を「よく顔がわからない、本人だという判別がつきにくい」に決めています。
ですから、父の職場写真も顔がわからない写真と、本人だという判別がつきにくい写真を、まず処分しました。
本人だという判別がつきにくい写真って、どんな写真?となりますが、要するに家族には全体のフォルムや髪型などで判別できるけれど、他人が見たらわからないというレベルの写真です。
職場で写した写真は、被写体がはっきりしていないことが多いので、端っこに写っていても写真を持っていたりします。
しかし、それって撮影した人は、端っこだけど写っているから、差し上げなければ、と思ってしまうのでしょうが、自分が被写体ではないけれど、偶然写ってしまった写真って、要ります?(苦笑)
私は、要らないです(笑)
ということで、まず残すべきは、顔がはっきりしていて、家族以外の人が見ても判別できる写真、ということになります。

しかし、その基準でも、なかなか写真が減りません。
ですから、更に「ワンショットの写真」という基準を追加しました。
仕事中も社員旅行中も、結局家族が知らない人たちと写っていることが多いので、本人だけが写っている写真に絞ると、かなりの量の写真を処分することができたので、やはり処分する基準は、厳しめにしておかないと二度手間になってしまうな、と実感しました。

例外写真
仕分けの基準に合致していても、例外で残そうと思った写真があります。
それは、かなり以前に撮影された、父の両親や祖父母(私の祖父母や曽祖父母)の写真は、趣があってレトロな感じがステキなので、残しました。
父の両親や祖父母となると、大正時代や明治時代の生まれですからね。
写真が残っていること自体、とても貴重なはずですし、父と私のルーツになりますから、持っていてもいいかな、と思いました。
もちろん、母の両親(私の祖父母)の若い頃の写真も、きちんと残しています。

父と母の子どもの頃の写真も、残しています。
父は、早くに両親(私の祖父母)を亡くしているので、子どもの頃の写真が数枚しかないのですが、以前父の遺品整理をしている最中に、祖父(父親)に抱かれている1歳に満たない父の写真が出てきました。
私は、父方の祖父母のことは全く知らなかったので、初めてみる写真でしたが、父が両親(祖父母)から可愛がられていたことが伝わってくる写真でした。
そういった写真は、少しでも長く残しておいた方がいいと思い、私が最期を迎えるまでは持っているつもりです。
母は、父よりは写真が残っているのですが、兄弟姉妹が6人いたため、そこまで多くの写真は残っていないので、残しておくことにしました。

写真整理はとにかく疲れます
基準を厳しくして、処分する写真を増やしたら、小サイズの指定袋1つ分になりました。
数えていませんが、300枚はありそうです。

これだけの枚数を処分するには、もっと多くの写真を見ていかなくてはいけません。
一枚一枚見ては、残す残さないを判断するのは、頭も使うし眼も酷使するので、とても疲れます。
仕分け終わったら、何もする気がなくなるくらい、気力が奪われました(苦笑)
数が多すぎると、重みも増すので、体力も結構使います。
書籍の整理整頓や処分も、かなりの労力を使いますが、頭や眼はさほど使わないので、もしかしたら写真整理の方がよっぽどキツイ作業かもしれないです。

いっそ、全部残しておいて、あとは誰かに丸投げしたいと思ったりもしましたが、私の家族の写真は、やはり私がどうにかするべきだろうと感じているので、最後は20枚ぐらい残せたらいいかな、などと思っています。
私自身が写っている写真は、以前に整理して、社会人になってからの写真は全て処分しました。
何故なら、それを見て懐かしんだり、何かを思い出すのは私だけで、家族や友人が見たとしても、だから?と思われるだけですからね(笑)
その私でさえ、写真を見返して思い出に浸ったり、懐かしんだりすることは、時間もなかったししようとも思いませんでしたので、持っていてもあまり意味がないのかな、と思ったのです。
今、処分してしまったことに後悔はありません。
きっと、今でも過去を振り返って懐かしんだり、思い出に浸ったりする暇がないからだと思います。
私はいつも、この先どうするかを考えることが多いので、過去を切り取った写真自体、不要なのかもしれないです。


本日は、父の写真を整理をした話を綴りました。
ずっと気になっていたので、年内に整理ができてよかったです。
もう、これ以上我が家からは、眠っていた写真は出てこないはず。
次回整理するのは、きっと母が旅立った時ですね。
それまでは、もう写真の整理はしないつもりです。

オフィスのデスクを片付けるとゆとりができる話

2020-12-23 | 日々の暮らし
いつも、我が家や私の私物を処分したり片付けたりする話ばかりしていますが、オフィスワークをしていたときも、定期的にデスクを片付けていました。
年末に向けて、オフィスのデスクやロッカー内を整理する人もいるかと思いますが、会社の備品って処分していいのかどうか、迷いますよね?
本日は、私の経験から得た、オフィスのデスクを片付けるポイントとメリットを、ダラダラと綴ります(笑)

オフィスのデスクに私物は入れるな
文房具好きな人や、これがあると仕事が捗る!というモノがある人は、オフィスのデスクに私物の文具や小さなインテリアを置いたりしていますよね。
気持ちよく仕事をするため、ストレスを少しでも軽減するため、その他いろいろな理由で、私物をデスクに置いたり入れたりする気持ちは、私もわかります。
また、季節に合わせた雑貨で飾る人もいます。
今なら、ツリーやサンタクロースの小さな置物、年が明けたら干支の置物、という具合に、季節感を演出して楽しむと、単調な仕事もこなせるような気がします。

しかし、長年オフィスワークをしてきて、私が至ったのは

オフィスのデスクに私物は入れるな

という教訓でしたね(笑)

私物を置くデメリット その1(紛失するストレス)
私物を置いたり使ったりするメリットは、それこそ仕事が捗る、ストレスを軽減してくれる、たのしく仕事を熟せるなどがありますが、私の場合はそれ以上にデメリットが多いような気がしましたね。

まず、何よりもストレスに感じていたのが、私物が紛失するということでした。
私物が紛失すると、会社の備品を紛失する以上に、ショックを受けませんか?
私は、ショックで落ち込みます(苦笑)
紛失の原因にもよりますが、最も多い紛失原因は「誰かに貸したら二度と返ってこなかった」でした。
これ、自分のミスは「貸した」ことだけで、他は何も責任がないのですが、借りた人が返しに来てくれない上に、その人がまた違う人に貸したり、紛失したりして、結局自分のところには戻ってこない状況なので、かなりストレスですし、まあストレスの大半は「怒り」です(苦笑)

せっかく、自分が楽しく仕事をしようと持ち込んだ私物を、他の人が奪って(言い方が過激でごめんなさい)なおかつ紛失するなんて、正直いい気はしないですよね。
結局、私物が返ってこないストレスと怒りのストレス、更には貸すべきではなかったという後悔によるストレスで、なんだかいろいろ台無しになることが多かったです。

私物を置くデメリット その2(破損するストレス)
気を付けて使っていれば、感じないストレスかもしれませんが、これまた、自分で気を付けていても、他の人がついうっかり私物を破損してしまうことが、割とあるのですよね。
特に、デスク上に壊れやすい雑貨を、素敵だからとかかわいいからという理由だけで飾っていると、例えば誰かがデスクの近くで転んだり、モノを落としたりして、その雑貨にダイレクトにぶつかって壊された、という経験が私はあるのですよね(苦笑)
でも、そもそも私物をデスクの上に置いていた私に責任があるので、誰も責められないのです。
責めるとしたら、自分ですね。
これ、自分のミスで破損するのなら、まだいいのですが、他の人が原因で破損すると、すごくモヤモヤした気持ちになるのですよ。
しかも、好きな雑貨を破損してしまった悲しさで、テンション下がって仕事をする羽目になります。

私物を置くデメリット その3(思った以上に邪魔)
私物をオフィスで使ったり、デスクに置いたりしていたのは、20代の頃です。
そのころは、仕事に支障がなければいいだろうという意識でしたし、他の人もデスクに私物を飾ったりしていたので、特に悪いことでもないと思っていました。

しかし、仕事が山積みになって資料やらペーパー類やらでデスク上がいっぱいになってくると、置いてある私物の置物が物凄く邪魔。
ヘタしたら、卓上カレンダーでさえ邪魔になっていましたからね。
とにかく、業務によってはデスク上を100%使用しなければいけない場合もあると自覚したときから、デスク上に私物はおろか、上に置く必要のないモノは、備品でも全て撤去しました(笑)

私物を置くデメリット その4(選択肢が増えるストレス)
会社に入ると、筆記用具はひと通り会社が揃えてくれますよね。
しかし、会社の文具はかわいくもかっこよくもないので、かわいい文具や好みの文具にこだわっている人は、私物の文具を持ち込むことも多いです。
これは、割と女性に多いような気がしますが、男性でもこだわりのボールペンやシャープペンを持っている人もいますし、ビジネスで成功する人は、質のいい文具を使っているとよく言われますから、それを実行している男性もいるはず。

ただ、こだわりの私物文具で仕事をしている人は、会社から支給されている文具も、デスクの引き出しに入れていたり、机の上のペン立てに差していたりしませんか?
私は、一時期そのような状況になっていました(笑)
そうすると、何故なのかわかりませんが、場面に応じて使う文具を選択するようになってしまったのですよね。
たとえば、会議のときや何かしらの作業をする場合は、会社の備品を使い、自分のデスクで考えをまとめたり、スケジュールをメモしたりする場合は、私物の文具を使う、といった感じです。
今考えると、ムダなシンキングタイムだったなあ、と思います。
これが、どちらか1つのみ使っていたら、そんなムダな時間や動作は生じなかったでしょうから、もっとスムーズに仕事を進めることができていたかもしれません。

オフィスのデスク片付け 文房具編
完全に私見ではありましたが、オフィスのデスクに私物を持ちこむデメリットをご紹介しました。
総括すると、オフィスに私物を持ち込むのは、やめておく方がいいと思っていますし、30代に入ってから、私は私物の文具や雑貨をデスクに置いたりすることをきっぱりやめたら、私物であるがゆえに生じるストレスがなくなって、仕事も捗りましたし、なにより余裕ができて仕事に追われることが少なくなりました。

そんな私が実行した、オフィスのデスク片付けと整理術を、次にご紹介します。

まず、いちばん悩むのは、前任者が残した文具や資料などの紙類ですよね。
中には、ワンデスクにワンアイテム置いておくように、会社から指示されているモノもあるかと思うので、まずそういうモノは紛失したり、間違って捨ててしまわないように、別にしておきます。
次に、明らかに自分が使わない文具や雑貨を選んで、その中からきれいなモノと少し汚れたり古そうだったりするモノとに分けます。
そして、きれいなモノはそぉ~っと備品を保管している棚や引き出しに戻しましょう(笑)
そんなに使い込んでいなかったら、新品と見分けはつきませんから、とにかく使わないモノはデスクから排除します。

ちょっと使い込んでいて、見るからに誰かが使ったことがわかる状態の文房具は、自分が使わないとはっきりわかっているのなら、これもそぉ~っと捨ててしまいましょう(笑)
会社の備品だから、勝手に捨てたら誰かに咎められそうだと思って、なかなか捨てられないと思いますが、勿体ない妖怪にとりつかれている上司や先輩に見つからなければ、誰もあなたをとがめません(苦笑)
考えてみてください。
仕事中に、誰かが文房具を捨てるかどうかなど、いちいち見ていますか?
見てませんよね(笑)
もちろん、モノをムダにしてはいけないのですが、人が使い倒したモノを我慢して使うのは嫌ですし、前任者が置いていったモノであるのなら、もうお役目御免ということだと思って、思い切って捨てましょう。
私は、この方法で使わない文房具をデスクからなくしましたが、一度も誰かに怒れらたことはありません。

ただし、小さな会社で備品もひとつひとつ大切に使っている場合は、前任者が残した文具を使い切ってあげた方がいいと思いますので、それこそ私物は持ち込まないようにしてほしいです。

オフィスのデスク片付け 紙類編
さて、お次は資料などの紙類です。
中でも、いちばん悩むのが、引き継ぎ書や業務マニュアルの類ですが、もしも情報が古すぎて、現在の業務内容と合わないことが多すぎる場合は、原稿の電子ファイルを探して、内容の更新をした上で、新しく印刷したり、新しい電子ファイルとして保存して、古い引き継ぎ書とマニュアルはシュレッダーにかけてください。
少々面倒ですし、時間を取られる場合もありますが、自分に引き継がれた段階でその内容は自分が責任を担っていいはずですから、気にせず作業を進めていいと思います。
ただし、所属部署の許可が必要な場合もあるようなので、そのあたりはよく知っている人に確認をしてから作業を進めてくださいね。

また、よくわからない資料も、どのように片付けていいか、わからないときがありますよね。
自分がカテゴリー分けできる資料であればいいのですが、前任者が残したモノや他の部署や社員から渡されて、保管しておいて、と言われたモノに関しては、なかなか処分もできないし、どのように保管しておけばいいのかわからなかったりしますよね。
そういうときは、自分が覚えやすいカテゴリーを作って、期限を決めて保管しておき、期限がきたら見直して処分するなり残すなりを判断してください。

また、明らかに新しい資料があると思われる種類の書類は、シュレッダーでOKのはずです。
部署によっては、コピーを保管しておく必要がありますが、単なる会議資料として配られているだけのモノは、保管義務がある部署を確認した上で、自分の部署が該当しないことがはっきりしたら、シュレッダーにかけてしまいましょう。
よく、会議資料を全て保管している人がいますが、自分の業務や部署での保管義務がないのであれば、元の電子ファイルは存在しますし、担当部署に行けば見せてもらえる資料ですので、自分の業務にはほぼ使わない資料は、手元に残す必要はないと思います。

あと、紙類の番外編ですが、他部署から借りてきた貴重な資料などは、もし見る頻度が低いのであれば、一度返しに行ってください。
すぐに資料が見たいという気持ちはわかりますが、自分の業務を見返してみて、そんなに頻繁に見ないのであれば、他の大切な資料を置く場所を占領している可能性もありますから、すぐにあるべき場所へ返してあげてください。
ちなみに、最近であれば、ほとんどの資料は共有ファイルで閲覧可能な場合が多いでしょうから、紙の資料にこだわって手元に置いておく必要は、ないはずですよ。

オフィスのデスク片付け 謎のモノ編
謎のモノがあるデスクって、何でしょう?(笑)
でも、案外多いのですよね。
一番謎が深いのは、空っぽの容器。
お土産にもらったキャンディーやチョコレートの小箱を、大事に保管していた前任者に、何故ごみを残して去ったのか?と問い詰めたくなる代物です(笑)
こういったものは、何も考えず即捨ててください(笑)
これ、今までいろいろな職場で働きましたが、必ずと言っていいほどあるのです。
菓子類の小箱(苦笑)

これって、自分の家や部屋にも言えることですが、明確な使い道が思い浮かばない菓子や食品の空箱は、何も考えずに処分しましょう。
どんなにきれいな細工がされていても、どんなに可愛いイラストが描かれていても、菓子の空箱であるということには変わりがありませんからね。
ましてや、他人の価値観で取っておいた菓子の箱など、私個人としてはごみを押し付けられたも同然なので、捨てることに未練など微塵もありません。
ごみは、さっさと処分して、次の片付けに移りましょう。

謎のモノとして次に多いのが、実は前任者が忘れていった三文判(印鑑)です。
これも、大体の職場でデスクの引き出しに転がっていることが多かったです。
三文判ですので、捨てても問題はないと思うのですが、一応本人が取りに来る可能性も考えて(同じ建物の中での異動であれば、その可能性は高いですし)総務・庶務などに預けるか、上司に預かってもらうのがいいと思います。
ただ、上司が面倒を抱えたくないタイプの人間だと、それはあなたが保管しておいて、と言ってくるので、これも期限を決めておいて、それまでに取りに来なかったら、捨てていいと思います。
よくよく考えたら、三文判なんてすぐに弁償できますしね。
もし、お気に入りの特殊な三文判だったら、大変な騒ぎに発展するかもしれないのですが、そんなことに巻き込まれた経験は一度もないので、捨てて大丈夫だと思います。
二次使用が心配な場合は、焼却するとか、厳重に包んでから捨てればいいです。

空箱や三文判以外にも、謎のモノが多い場合は、明らかにごみだとわかるモノは捨てて、自分では判断できないモノについては、袋や箱にひとまとめにして、邪魔にならないところに保管しておいてください。
もちろん、期限付きで(笑)
そして、期限が来ても思い出さないくらいどうでもいいモノになっていたら、そのときに捨ててください(笑)

デスク上と引き出しの整理術
自分が使いやすいデスクにするために、捨てるモノ、返すモノ、保管するモノ、使うモノを決めたら、保管するモノと使うモノをデスクに納めていきますよ。

まず、デスク上にペン立ては置かない方がいいです。
理由は、ペン立ての中が埃で汚くなるから。
たまに、ペンのインクが漏れて、それはそれは大惨事になることもありますから、インクが入っているペン類は、横向きに保管するのがおススメです。
保管場所は、大体引き出しの一番上が一般的ですが、自分が取り出しやすい引き出しであれば、何段目かはあまり重要視しなくていいと思っています。

次に、ファイル(紙類)の収納ですが、もし一番深い引き出しに背表紙を見せる状態で入れられるのであれば、全て引き出しに収納してください。
取り出し難さは、たしかにありますが、デスクの上に並べていても、他の資料を広げていると結局取り出し難い状況になりますから、それならばいつでも引き出せる場所に収納するほうが作業効率がいいはずです。
もし、ファイルが多すぎて引き出しの中だけで収納できない場合は、いちばん頻繁に取り出すファイルを机の上の右側か左側、とにかくデスクトップやラップトップの後ろにならない場所に収納します。
そして、2番目に使う頻度が高いファイルは、引き出しの手前に、そしてあまり使わないけど保管しておかなければいけないファイルや冊子は、カテゴリー分けをして引き出しの奥や机の上の取り出し難い場所に収納するのが、いちばん効率的に仕事ができる状況を作れると思います。

書類を「未処理」「処理済」のボックスに分けている場合は、特にデスク上にモノを置かない方がいいと思います。
ボックスを設置しているということは、その中の書類が直近で一番大事だということになるかと思うので、さほど重要ではないファイルと混ざらないようにしておかないと、紛失してしまう確率が高くなってしまいますからね。

引き出しの中の整理のコツは、使う頻度順に自分の身体に近い場所へ収納することを意識したらいいです。
これを意識しておくと、実はわざわざ引き出しの中を見なくても、モノが取り出せて便利なのですよね(笑)
しかし、アイテムが重複しているとこれができないので、それぞれ必要なモノは1つだけにしておくのが、いちばんいいと思います。

ところで、職場にロッカーがない場合が、少なからずあるかと思うのですが、そういう場合は、自分のデスクに私物を置く必要が出てきますよね。
通勤に必要なモノであったり、エチケットセットだったりは、必ず皆さん持っていますからね。
でも、私は毎回初めて座るデスクがモノで溢れていたら、ここまで綴ってきた方法や整理術で、引き出しの中に隙間をたくさん作ってきました(笑)
使わない資料や、必要のない文具や雑貨を机から排除すると、収納率が半分くらいになったりします。
収納率が半分になると、私物を入れるスペースも意外と広くなります。
さすがに大きなバッグは無理ですが、そこそこの大きさのショルダーバッグやトートバッグであれば、余裕で引き出しに入れられますから、ロッカーのない職場に就業することになったら、まずデスクの状態を整えて私物を入れる場所を作って下さい。

デスクを片付けて得る評価について
最後に、デスクの上や引き出しの中を片付けて整理整頓することで得る、他者からの評価について綴ります。
まず、私のデスクの引き出しを見た人全員の反応は

「すっごい、きれい~!」

です(笑)
得意げに言わせてもらいますが、引き出しを開けると誰が見ても、すぐに目的のモノが取り出せるようになっています。
一目見ただけで、何がどこにあるかがわかるように、それぞれのアイテムが完全に重ならないように収納しているからです。
これによって、私に対する評価は「きれい好き」か「神経質」のどちらかになります(笑)

次に、デスクの上に必要なモノ以外ない状態を見て、一部の人は「あいつ、仕事してない。暇そうにしている」と思うみたいです。
え、それって、デメリットじゃない?
と思われるかと思いますが、仕事はきちんとしているので、そんな評価は無視していました(笑)
どうも、よく仕事をしている人は、机の上にたくさんのファイルや資料を広げているモノだという先入観があるらしく、一定の年代の、特に男性はそういう目で見る人もいました。
私は昔から、電子ファイルが存在している資料に関しては、わざわざ印刷したモノを机に広げたりしなかったので、仕事をしてないような見た目だったのでしょうね。

ただ、机の上や引き出しの中が整理整頓されていると、仕事の効率が断然上がることは、ずっと実感していましたので、むしろ、余裕をもって仕事をすることができていました。
机の上、引き出しの中に余計なモノがないと、余計なことを考えないし、余計な動作をしなくて済むので、仕事も早く終わったりします。
更に、パソコンを扱う際にも、いろいろな便利技を覚えると、仕事効率が上がりますから、なおのこと仕事が早く終わるようになりましたよね。
だからなのか、しなくていい仕事を振られることも何度かあったので、これでは余計な仕事を押し付けられてしまうと思い、忙しいフリをすることも覚えました(苦笑)

今でこそ言えますが、本当に忙しいとき以外は、仕事のペースをコントロールしていて、たまに配分を間違えてめちゃくちゃ暇になってしまった日もありました(笑)
でも、毎日全力でフルタイムを使うなんてこと、絶対に無理ですからね。
仕事時間にこっそりと余裕を持たせたい人は、是非デスクの上と引き出しの中を片付けて整理整頓してみてください。


本日は、オフィスのデスク片付けと整理術について、私の経験をもとに綴りました。
参考にしていただける内容かは、正直わかりませんが、1つ言えることは、片付けて整理整頓している人を酷評する人は、滅多にいないということです。
よほど、人間性に問題がある人以外は、必ず褒めてくれるし人間的な評価も高くなると思います。
仕事に対しての直接評価にはなりにくい部分ですが、結果としてよい影響はあると思いますから、是非今年の仕事納めまでにデスクを片付けて、来年の仕事がスムーズに始められるようにしてはいかがでしょうか?

今年の不要品は今年のうちに処分したい話

2020-12-22 | 日々の暮らし
気が付けば、今年はあと9日間で終わりですね。
う~ん、年内にしたかったことが特にあるわけでもないですが、何もしてないまま1年が終わった感じが強い2020年でした。
一応、年内にしておこうと思った掃除は、無事終わりましたが、不要品の処分が捗っていないですねえ。
今年最後の家庭ごみ回収日は、29日(私の居住区の最終日)です。
ということは、28日までに不要品を処分する準備をしなければいけないです。
割と、期間がないぞ(苦笑)

普通ごみ
年末、増えがちなのは普通ごみ、特に食品関係のごみが大量に出ます。
クリスマスと大晦日正月にかけての準備で、普段は増えない食品パッケージが出やすいです。
特に我が家は、というか私は特別な日に手料理を用意せずに、総菜の盛り合わせやデリバリーでそれっぽく過ごすので、ごみが増えるんですよねえ。
多分、今年もクリスマス料理は全部買ってくるので、今週の家庭ごみの日は一番大きい指定袋で出すことになりそうです。
また、いくつかの生活雑貨を買い替えるつもりでいるので、そのごみも増えそうです。

こまごまとした不要品
今週は、小さくてこまごましたモノを処分していく予定です。
食器、趣味のモノ、アパレル関連、なにかしらの道具といった感じです。
それから、父が残した写真を整理しなければ、と思っています。
父は、職場で写した写真が大量にあります。
職業柄、資料として活動中の写真を撮る必要があったらしく、その時の様子が写っている写真です。
しかし、ポートレートのように写しているわけではないので、私が見ても(というか本人以外が見ても)誰が写っているのかがわからないモノが多いのです。
以前、一度整理はしたのですが、そのあと違う収納場所の不要品を掘り出したときに、まだ大量に残っていて、その時は整理する気力がなくて、ずっと放置していました。
しかし、やはり今年中に一度整理しておきたいので、なんとか29日までに仕分けます。

処分する食器の仕分け基準
今回は、ほぼ使っていない食器にプラスして、現役で使っている大きな汁椀を処分しようと思います。
以前から、この汁椀は処分しようと考えていたのですが、買い替える汁椀のタイプをどのようなモノにするかで迷っていたので、買い替えのタイミングがありませんでした。
しかし先日、買い替えによさそうな汁椀がセールになっているのを見かけたので、明日か明後日、もう一度行ってみて、売り切れていなかったら買うつもりです。

今回、処分するつもりの食器は、役割を終えて新しくするモノも含めます。
ごはん茶碗も、ちょっと形状が使い難いな、と感じていたので、汁椀を買うついでにごはん茶碗も購入して、今使っているごはん茶碗を処分するつもりです。

もう、お気付きかと思いますが、食器に関しては総数が減る予定はありません。
買い替えをして、新年にモヤモヤしながら使っていた食器を持ち越さないようにしたいと思っています。

趣味のモノの仕分け基準
今回も「もうそろそろ、手放してもいいか」と感じたモノを、処分します。
これまで、かなりの数の趣味のモノを処分してきましたが、少し前まで執着していたモノでも、時が経つと手放してもいいと思える心境になっていることが多くなりました。
このままでいくと、最後まで残るのは漫画と漫画以外の書籍が数冊ということになりそうです。
それを残しても、どうなの?とも思いますが、漫画や書籍は、唯一他人と自分とが同じ熱量で扱えるモノかな、と思うので、溢れない程度に持っておこうと思います。

アパレル関連の仕分け基準
アパレルというと、なんとなく格好いいですが、要するに身につけるモノ全般という意味で捉えてください(笑)
まず、買い替えを検討しているのが、下着ですね。
これは、年々肌かぶれを起こす箇所が増えてきたので、素材をきちんと確認して入れ替えようと思っています。
それに、下着は服に比べてヘタるのが早いですしね。
あとは、汚れやほつれがないかを確認して、そういった服や服飾品が見つかれば、処分します。

道具の仕分け基準
何かしらの道具というのは、工具や筆記用具などです。
修繕に使うモノも、見直さないといけないですね。
修繕グッズは、一度使ったら次に使うまでにかなり期間が空いたりするので、処分するタイミングが難しいです。
せっかく買っても、ほとんど使わずに使用期限が迫ってきたりするので、なるべく100円ショップで購入しているのですが、それでもムダ使いだなあ、と感じることが多いモノのひとつですね。
そもそも、私が小さな破損個所が気になる性質なので、どうしても修繕したくなってしまうのですよね。
だから、工具もなんとなくそれなりに揃えてしまっています。
それが、ムダ使いの元凶のような気がしていますので、来年はもう少し破損や傷に対しておおらかになりたいなあ、と思っています。

今年のうちに思い切ろう
とりあえず、本年中に処分を迷っていたモノについては、思い切って処分したいと思います。
中には、今年使う予定だったのに、COVID-19の影響で外出を極力減らしていたので、全く使えなかったモノもあります。
来年使うこともできますが、今年はどこにも行かなかったことにより、いろいろと考え方が変わってきました。
大量の趣味のモノを手放せたのも、特殊な状況での生活があったからだと思います。

そもそも、モノがなくても楽しめることはたくさんあります。
また、役割をひとまとめに出来るモノに買い替えるという選択肢もありますから、モノを増やす必要がなくなってきます。
これまで、私はモノを持つことが大事だと思っていたし、そのことで私の好きなモノや得意なことの証明になっているような気がしていましたが、実際はモノは全く関係なく、私自身の熱量や情報量で充分伝わることだったのですよね。
そういったことに、今年気付けたおかげで、これからの自分の消費行動や生活する方向が見えてきたような気がします。


さて、昨日モノを処分するためのフローチャートをアップしましたが、読んでくださる人が結構いらっしゃったみたいで、やはり皆さん、片付けや不要品の処分には迷ったり困ったりすることが多いのだな、と感じました。
私のフローチャートだと、役に立たないかもしれませんが、もし処分を迷ってしまうのであれば、自分なりのフローチャートを作ると有効ではないかな、と思います。
自分で決めるルールは、割と守りやすいという側面もありますから、ハードルを高くしないためにも、選択肢をいくつか用意するのは、いい方法ですよ。