ホンダ:プラグインハイブリッド車 12年に日米で発売 - 毎日jp(毎日新聞)
ホンダの伊東孝紳社長は20日、埼玉県和光市で記者会見し、電気自動車(EV)と家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)を12年に日米で発売すると発表した。中軸のハイブリッド車に加え、EVやPHVにエコカー戦略のすそ野を広げ、新車販売拡大を目指す。エコカー生産体制強化のため、一昨年のリーマン・ショック後に建設を延期していた寄居工場(埼玉県寄居町)を13年から稼働させる。エコカー市場は環境意識と国内外の政府の支援策で本格化しており、今後は政府の支援策打ち切りも見込まれ、大手各社は自力での販売拡大戦略が求められている。【宮崎泰宏】
「ホンダが生き残れるかはこの10年が勝負」--。伊東社長は会見で、こう切り出した。伊東社長は昨年6月のトップ就任以来、インサイトなどHVの早期普及を最優先課題とし、高価なリチウムイオン電池を搭載するPHVやEVの早期投入に慎重姿勢を示してきた。背景には「エコカー市場の本命は当面、ガソリン車並みの安価な価格で安定供給ができるHV」(幹部)との思いがあった。
しかし、昨年2月にホンダがHVインサイトを発売し脚光を浴びたのに対して、トヨタ自動車は同5月に新型「プリウス」を旧型より30万円以上も安い価格で投入。HVをめぐるホンダ・トヨタ戦争はし烈化している。
さらに、リーマン・ショック後の不況を受けて各国政府が環境性能がより高いEVやPHVに対して手厚い購入補助金を付けたこともあり、EVやPHVが想定より早く普及する可能性が出てきた。
追い風に乗った日産自動車は年末に日米欧での小型EV「リーフ」投入を皮切りに、13年までに提携先の仏ルノーと合わせEVの品ぞろえを計8車種に拡充することを決定。トヨタは12年からPHVとEVを量産する計画に加え、米ベンチャー企業「テスラ・モーターズ」と資本提携し、富裕層向けの高級EVにもウイングを広げる。米ゼネラル・モーターズ(GM)など米欧大手も軒並みHVだけでなく、EVやPHVの早期投入を掲げている。
伊東社長はホンダが従来の慎重姿勢を転換し、PHVやEVの早期投入に踏み切ることについて「技術として確信が持てるところまでたどり着いた」と説明する。しかし、実際には、ホンダもHV集中だけでは、ライバル勢のエコカー戦略拡大に対抗しきれない面があったとみられる。
伊東社長は12年に投入するEVについて「(1回の充電当たりの)走行距離を500~600キロにしようとは考えていない」と説明。エコカー戦略の軸は、今秋発売する小型車「フィット」のHVモデルや、来年米国で投入するシビックHVなどHV拡充に置く考えも強調した。
というわけで、ホンダがPHVとEVを3年以内に出すようです。いままで三菱や日産にEVは遅れていましたからね。ようやくという感じですね。
ホンダの会見ではインサイトはプリウスに負けているとまでいっており、次の車がどんなのになるか楽しみですね。もしかしたらPHVはシビックハイブリッドかもしれませんね。時期的にはちょうどいい感じです。
ホンダの伊東孝紳社長は20日、埼玉県和光市で記者会見し、電気自動車(EV)と家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)を12年に日米で発売すると発表した。中軸のハイブリッド車に加え、EVやPHVにエコカー戦略のすそ野を広げ、新車販売拡大を目指す。エコカー生産体制強化のため、一昨年のリーマン・ショック後に建設を延期していた寄居工場(埼玉県寄居町)を13年から稼働させる。エコカー市場は環境意識と国内外の政府の支援策で本格化しており、今後は政府の支援策打ち切りも見込まれ、大手各社は自力での販売拡大戦略が求められている。【宮崎泰宏】
「ホンダが生き残れるかはこの10年が勝負」--。伊東社長は会見で、こう切り出した。伊東社長は昨年6月のトップ就任以来、インサイトなどHVの早期普及を最優先課題とし、高価なリチウムイオン電池を搭載するPHVやEVの早期投入に慎重姿勢を示してきた。背景には「エコカー市場の本命は当面、ガソリン車並みの安価な価格で安定供給ができるHV」(幹部)との思いがあった。
しかし、昨年2月にホンダがHVインサイトを発売し脚光を浴びたのに対して、トヨタ自動車は同5月に新型「プリウス」を旧型より30万円以上も安い価格で投入。HVをめぐるホンダ・トヨタ戦争はし烈化している。
さらに、リーマン・ショック後の不況を受けて各国政府が環境性能がより高いEVやPHVに対して手厚い購入補助金を付けたこともあり、EVやPHVが想定より早く普及する可能性が出てきた。
追い風に乗った日産自動車は年末に日米欧での小型EV「リーフ」投入を皮切りに、13年までに提携先の仏ルノーと合わせEVの品ぞろえを計8車種に拡充することを決定。トヨタは12年からPHVとEVを量産する計画に加え、米ベンチャー企業「テスラ・モーターズ」と資本提携し、富裕層向けの高級EVにもウイングを広げる。米ゼネラル・モーターズ(GM)など米欧大手も軒並みHVだけでなく、EVやPHVの早期投入を掲げている。
伊東社長はホンダが従来の慎重姿勢を転換し、PHVやEVの早期投入に踏み切ることについて「技術として確信が持てるところまでたどり着いた」と説明する。しかし、実際には、ホンダもHV集中だけでは、ライバル勢のエコカー戦略拡大に対抗しきれない面があったとみられる。
伊東社長は12年に投入するEVについて「(1回の充電当たりの)走行距離を500~600キロにしようとは考えていない」と説明。エコカー戦略の軸は、今秋発売する小型車「フィット」のHVモデルや、来年米国で投入するシビックHVなどHV拡充に置く考えも強調した。
というわけで、ホンダがPHVとEVを3年以内に出すようです。いままで三菱や日産にEVは遅れていましたからね。ようやくという感じですね。
ホンダの会見ではインサイトはプリウスに負けているとまでいっており、次の車がどんなのになるか楽しみですね。もしかしたらPHVはシビックハイブリッドかもしれませんね。時期的にはちょうどいい感じです。