土曜日お仕事、日曜日が骨休め、ずっとお家にいました。
なので100名城の38番目、岩村城に登ってきた思い出でも綴りましょう( ;∀;)
今年登ってきた高取城と備中松山城に加えて、日本三大山城ですね。
コロナ禍の2020年10月3日、することがないので(´・ω・`)、岩村城に行ってきました。
名古屋駅から恵那駅まで中央線で1時間ちょっと揺られてから、明知鉄道に乗換えます。
JRと明知鉄道は恵那駅で隣接しています。明知鉄道はこんな感じ。
麒麟がくると車体にありますね。
一日フリー乗車券がお薦めです、1,000円でしたが今は値上げしているみたいです。
30分くらいで岩村駅へ。可愛い駅舎ですよ。
駅前からなだらかな道を登っていきます。有名な商店街があるのですが、コロナの影響でこんな感じでした。
寂しくも哀しい光景でした。本当に人がいなかったのです。
気を取り直してどんどこ登りましょう。
岩村山荘というホテルで飲み物を買った後、あ、歴史資料館以外では、ここが最後の飲み物入手場所となりますよ。
その向こう側には岩村歴史資料館があります、100名城スタンプはここで入手できます。
更に登って行くと景色が一変。もう山道です。
下田歌子さんという明治期の女子教育の先達の生誕地が見えてきました。
下田さんは実践女子大の創始者なんですって。
更に上に行きましょう、ふうふう。
道が狭くなり登山っぽくなってきました。
堪らないですよね(笑)
一の門跡ですかね。
更に奥へ。勾配が美しいですね。
畳橋です。両側も石垣。
突然現れる井戸、ちょっと不気味(笑)
でも有名な霧の井戸ではないのですよ。
少し進んだ先にある霧ヶ井。
蛇の骨を井戸に放り込んで霧が湧いて城を包み、敵の攻撃を防いだという言い伝えがあるそうです。
岩村城、別名霧ヶ城。ただし女城主おつやの方の時には霧が出なかったのでしょうか( ;∀;)
おつやの方は信長の父織田信秀の妹で、信長の叔母に当たります。おつやさんは東美濃の遠山景壬に嫁ぎますが、1572年元亀3年に遠山景任が死去してしまうのです。
その後おつやさんは女城主として幼子を擁しながら差配するのですが、武田勢が徳川と戦う間、秋山信友(虎繁)が来襲。
1573年元亀4年、岩村城は織田の援軍を得られずに降伏しますが、この時おつやさんは何を思ったか秋山信友と結婚してしまうのでした。
信玄の死去、1575年天正3年になると、信長は長篠の戦いで勝利し、11月に岩村城を取り戻すべく攻めてきました。
2週間ほどで秋山信友は助命を条件に降伏しますが、信長は許さず、秋山夫妻を捕らえて叔母ともども処刑するのです。
これが女城主の哀話でした。
井戸の中はこんな感じでした。水が湧いているのです。
うん、何か見えてきましたよ、進みましょう。
岩村城名物六段壁です!!
立派立派。
いやいや胸が高まります。
中に入れそうですよ。行きましょ、行きましょ。
登った先は本丸なんです。
こちらにも昇龍の井戸がありました。
岩村城址のてっぺんです。海抜717メートル。
岩村駅から約40分の徒歩で着きました。楽しい登山と登城でした。
本丸から見下ろすと……
車でここまで来れるんかーーーーい!!
えーっと、お車の方も安心して登城してみて下さい(笑)
ではゆっくり近辺を探索。
高低が楽しめますね。
東美濃の山々が見えています。
こういうところを通るのが好きなのです、あな恥ずかしや(キャッ
本丸埋門でした。
すぐ側が杉林なんですね。
六段壁に戻ってきちゃいました。
一周したので降ります。
下りは楽ちんで、あっという間に下田さんの生誕地まで来てしまいました。
ちょっと寄って行きましょう。
何だか萩の松下村塾を思い起こさせます。
歴史資料館まで降りてきました。
なかなか立派な造りですよ。
この日は足が重くて行けませんでした。
商店街に戻ってきました。
こちらはカステーラで有名な松浦軒。
美味しいカステラを買い込んで、この時はコロナで会えない人たちに送ってしまいました( ;∀;)
【松浦軒本店】創業寛政8年 カステーラ本舗 (公式ホームページ)
松浦軒さんの反対側が岩村醸造さん。
おつやの方にちなんで、女城主という日本酒を作っておられます。
カステラと日本酒を買って岩村駅を目指す途中に、岩村観光協会さんがありました。
こちらでは御城印をGET。
[公式]岩村町観光ガイド|岩村町観光協会ホームページ【岐阜県恵那市岩村町】 | 岐阜県にある、岩村町観光ガイド情報をお送りします。いわむら観光協会ホームページ
何だか岩村の宣伝ばかりしてしまいました(笑)
さあ駅に向かいますよ、例によって岩村城のマンホール。
明知鉄道岩村駅のホームです。
名物きのこ列車がやってきましたキタ━(゚∀゚)━!
一部には食堂車付きもある様です。
では帰るとしましょう。
後日また岩村城を攻めました。
六段壁をパシャリ、おっとUFOが墜落して……
単なる飛行機雲でしたね。
♪空に憧れて
♫空をかけていく
♩あの子の命はひこうき雲
過去話なのに調子に乗りました、すいません。でわ、また。
落し積みですよね?
みごとですねー!
戦のあった城は写り方がこわい。
昼間でも一人はびびりそう
ここじゃないけど、逆さ磔ですよね、、想像してしまいます。。
長方形の石材を交互に組み合わせた「落とし積み」と呼ばれる技法が用いられているそうですね。
勉強になります。
>逆さ磔
https://www.rekishijin.com/26772
ご指摘の通りでした。
しかも最期は信長を呪って往生しています。
恐いなあ。