みー姐やんです。
この日は手びねり。
お碗状に立ち上げていくかと思いきや・・・
抱え込んでいきます。
つぼんだ形は難しいですよ。
どんどんとつぼんでいきます。
口を閉じて、閉じて・・・
ふさがる前に、残された小穴から空気を吹き込んで、張り詰めさせます。
つぼみきって、口をふさいじゃいました。
風船づくり。
しかも、上の方を凹ませたのにも訳があったのです。
乳棒でトントンして、形を整えます。
なんか赤血球みたいになった形に、穴を開けます。
湯たんぽか?
ひょっとこ口がつくのですね。
さては、花器!
かっこいいのができました。
トポロジー(位相幾何学)で言うトーラス構造のおなじみの図説みたいなやつ。
いろんな形に展開できそうです。
それにしても、上手すぎ!
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
畑をやってるひとからニンジンをたくさんいただいたんで・・・
そのまま食べてみます。
うちのスタンダードな食し方。
ニンジンケーキにもなりました。
美味なり。
ハクサイも大量にいただきまして、そのまま・・・
いや、少し目先を変えて・・・
いや、唐揚げまで投入。
唐揚げは鍋に入れるといちばんうまい、とうちでは信じられてます。
スープごとコクが出て、中華風鍋の雰囲気。
タラが大量に手に入ったんで、お醤油漬けにして、さらに炊き込みます。
この落しぶた、すごい便利。
どんな鍋にもフィット。
よくわかんないアテになりました。
日本酒にぐー。
ひとり土鍋で、ラーメン。
「寿がきや本店の味」に、黒胡麻たっぷり。
やっぱし自作の鍋で食べるものは、ひと味違うようです。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
素焼きの窯詰めです。
いろんな作品があるもので。
広さの噛み合わせを考えて、高さもそろえましょ。
最上段は、ごちゃごちゃてんこ盛りに。
しかし、きちんとかまぼこ屋根のRに合わせて、立体造形。
右サイドです。
いつもながら、愉快な画づら。
そこから、さらに三段進行。
空を埋め立てます。
最上段。
残された大物の噛み合わせは、最後の難関です。
おうおう、期限の最終日に、大きなものをつくってくれるもんだのう。
この体験ちゃんのやつも乾かしまして・・・
とにかく、約束したすべての作品を放り込む必要があります。
考えあぐねた末に、このすき間に立てかけ。
なんとかなりました。
かつてなく、混沌極まるゴチャ詰め(いや、いつもこんな感じか)。
ワゴンを押し込み、かまぼこ屋根をくぐらせまして(どきどきワゴンスライド動画は、上の画像ポチでインスタからどうぞ)、窯にきっちりとおさめます。
すでに焼き上がっておりまして、窯出しは木曜日です。
釉掛けのご予約も承り中。
本焼きのスペース確保は早い者勝ちなんで、いっそげ〜。
2月のスケジュールはこんな感じ。
体験さんも、上のカレンダーをタップしてご予約ページで情報をごらんください。
そろそろあったかくなってくる時期、意欲を高めよ、陶芸びとたちよ〜!
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新春にあたりまして、工房に遊びにきてくれたひとに書き初めをお願いしました。
みなさんの抱負、夢、野望、目標・・・実現しますように!
どれもいい字ですね。
自由で、元気いっぱいで、個性豊か。
さすがは創作の人々。
古代文字、面白い趣向です。
Fはむずかしいんだよな。
「ゆーあーるであーる」のCMで吉岡里帆さんが押さえてるコードがFですよ、ありゃ狙ってんな。
だんだんはちゃめちゃになってますね。
いやいや、うちに秘めたる気持ちの奔出です。
その願い、天にのぼれ!
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ろくろチャレンジ!
みー姐やんは、はじめての筒挽き。
これが人生第一作の単純筒形湯呑み。
なかなかいい感じ。
人生第一作ですが、もちろん割いちゃいます。
内側を確認して、作品の質と向き合うのです。
ちと厚いせいで、背丈も足りないわけですね。
歯を食いしばって、限界まで攻めましょう。
二作め。
薄づくりになりつつありますが、根っこにお肉が残りますね。
三作め。
厚みはとてもよくなってます・・・が、形がよろろ。
こうして課題を見つけ、立ち向かい、克服して、どんどんと上達していきます。
こちらは、金田さんです。
大物にチャレンジ。
きれいにろくろ目をそろえてます。
大皿を挽いてひと皮むけ、気力も充実中。
大きな鉢でしょうか・・・?
いえいえ、来年用の鏡もちなのです。
職場から「大きめのやつ」を頼まれたのだそうですよ。
上下二段に分けて膨らませます。
上をつくってからの下の処置、むずかしい・・・
こうしたいわけです。
お正月のを写真を送ってもらいました。
笑ってまうくらいゴージャスなしつらいですね。
おっとっと〜・・・
言うてる間に、崩壊してました。
でも形も張り感もよさげな雰囲気。
次回こそはがんばりましょう、猶予期間が十一ヶ月間もありますし。
伸びよ、土!
伸びよ、わたし〜!
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毎月25日は豆知識の日!(と、今決まりました)
みんな、ブラックホールの実相を知ってる?
そんなお話。
まず、星(恒星。地球は惑星だから違う)ってのは、中心部の核融合爆発で、常に膨張したがってるんだ。
だけどとてつもない質量による自重があるから、その重力で縮もうともしてる。
その逆ベクトルの力関係が50対50なんで、いつも安定して光ってるわけ。
だけど、核融合の燃料が切れて膨張が止まると(0)、収縮圧力が100になって、自重でつぶれる。
この重力崩壊で、星の中心に向けて猛烈な爆縮が起きて、巨大な質量が「点」にまで丸められてしまう。
これがブラックホールだよ。
この特異点(正確にはシュバルツシルト半径という広大な球状のエリア)からは、光も抜け出せない。
地上に向かってボールを落とすその自由落下のスピードで、逆に地上から上昇すれば、地球の重力圏から離れられるでしょ。
ブラックホールの重力による自由落下スピードは、計算上で光速を上回るため、要するに光のスピードを持ってしてもその重力圏を振り切ることはできないわけ。
だからこのホールは底抜けにブラックなんだ。
さて、相対性理論では、時空間という概念で、時間は三次元空間とつながってる。
シュバルツシルト半径(事象の地平ともいう)の内側では時空感がひん曲がってて、特異点に向けて落ち込む光速のために時間が引き延ばされ、空間が縮まる。
スピードってのは距離÷時間だから、どうしてもこうなっちゃうんだ。
現象的には、この危険半径をまたいだ瞬間から、落ち込む事象は永遠にストップして見えることになる。
そんなブラックホールがふたつ、お互いに向けて落ち込み合ってる、ってものすごい光景(この柏木くんのくるくる皿のような)をとらえたのが、晴れてノーベル賞を冠された重力波だよ。
質量が時空間をゆがめるのが重力の正体、と前回説明したけど、重力は宇宙空間全体をゆがめるんで(ゆがみは光速でかつ無限に伝わる)、その波がこの惑星上でも検出されたってわけだ。
むつかしかった?
来月もやっていい?
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新年の陶芸体験さん、大募集中です!
2月期の募集も開始しました。
いつでもご連絡くださいな。
お電話・・・03-3925-9978
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
くわしくは下の画像ポチで、専用ページをごらんください。
年明け早々から、意欲満々の体験さんがゾクゾクと!
ダンシングガールズ。
マグをつくりたいとご所望。
友情の思い出に、この一作。
思い合ってる者同士で作陶の休日。
こういう文化的な過ごし方、最近してますか?
つくりたいとご希望のものには、できる限りに応えたいと思ってます(できんもんはできんが)。
こちらは・・・トリさん?
アロマの香炉でした。
こんなのが焚いてあるお部屋、素敵すぎ。
こちらはご夫婦。
一緒につくった器で食卓を囲めるなんて、しあわせ。
きみはお皿で、ぼくはお茶碗。
食器全部を取りそろえなんて、夢の生活だわ。
ガキンチョも相変わらず大挙。
おお、なかなか創造的。
なんかすげえもんつくっちゃったわ。
くだものをのせるか、大盛りチャーハンをかっ食らうか・・・夢はひろがります。
もはやこの時代の定番となった親子で陶芸も、ぜひ体験してみて。
くわしい情報は、上の画像をタップして「東京で陶芸・学園計画!」のページをごらんください。
たくさんのひとに陶芸をしてもらいたいの!
人類よ、あなたに足りないのは陶芸かも。
充実して、落ち着いて、燃えて、整えて、楽しく過ごして、しあわせを持ち帰るのが陶芸体験の意味。
意欲が高まったら、そくご連絡を!
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最新の焼き上がり選です。
かき氷屋さんの春オープンに向け、器つくりが急ピッチなぬくいさんです。
この手間と質でなんですが、いちばんオーソドックスなタイプ。
岡村さんの、お香立て。
にゃんことわんこが器の底をのぞき込む「一閑人」スタイル。
すださんの絵葉書立て。
絵を立てなくても、このまま色使いを見ていたい。
裏面はこういうつくり。
少し危ういかな、改善の余地がありそうです。
井口さんはすごいのをつくっちゃいましたよ。
金魚鉢形の貯金箱。
鉢から金魚たちが飛び出して・・・
これは斬新!
れいさんは、うっかり捨てちゃったという娘ゆうさんのお気に入りぬいぐるみを再現。
これはそっくりだわ・・・たぶん。
大矢さん作のお骨ツボ。
大役を終え、心持ちが落ち着いたら、また楽しいものをつくりましょ。
徳永(母ちゃん)さんのサラダボウル。
水色のアクセントが効いてて、青ものもシャキシャキ。
佐藤(直)さんのしのぎシリーズ。
エッジがシャープで、ピッチも安定。
気合いが乗ってます。
のりこさんのお箸置き。
愛らしい形の中に、作者のキャラがのぞきます。
カミクボくんは、どんどんと新しい物語に挑戦中。
エッシャー風なアタマ混乱だまし絵もの。
どこに向かってるのか、野本くんの爬虫類シリーズ。
その先になにを見つめてる?
大変に遅くなりましたが、2024年11月期の生徒さんの作品をギャラリーページにアップしました。
みんなのけっさくWorksを、どうぞ存分にごらんくださいませ。
上の画像をタップするとギャラリーに飛べますので、ぜひご堪能あれ。
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お散歩に毎度、ぐい呑みをお供に連れていきます。
薪窯もの。
焼き割れした子。
キズも可愛かったのに・・・
閉じた系から、開放系へと転化(つまり、こわれました)。
こうなってなお、器は重要なことを教えてくれます。
情報は、目に見えてない奥深い部分にこそあり。
この日のお供は、こんな新人の子。
高台、刃を一閃。
内側に宇宙を抱え込む〜・・・
器をのぞき込むだけで、さまざまな光景が展開して、飽くことがありません。
わが世界に満ちよ〜、おさけ〜・・・
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またまた新キャラ。
ティラノさんお箸置き。
こんなちっさい手で・・・どういうことかね?
進化律のエアポケット。
で、こうなるわけです。
前面からの画、うすっぺら。
しかし、横顔は重厚。
ティラノというより、ラプトル形か?
原始の大地を闊歩。
あなたのお箸をかつぎます・・・いや、しっぽに引っ掛けます。
お箸を持つあなたからの目線。
後ろ姿もキュート。
ジュラシックお箸置き、大集合。
トリケラさん、堅固に充実してきました。
ブラキオさんとティラノさんがご対面。
捕食対象同士による、夢のフィーリングカップル5対5。
食べちゃダメだよ。
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