台湾のお墓。

皆様おはようございます。
「お墓の加登」広報スタッフブログ「カトカト日記」をいつもご覧いただきありがとうございます。

先日旅した台湾で、お墓を見掛けました。
職業病なのか、どこに行ってもすぐにお墓が目につきます。




こちらのお墓、どこかで見たような・・・

そうだ、沖縄だ（該当記事はこちら）！
沖縄の「屋形墓」に形状が酷似しています。

東京から台北までが約2100km、那覇から台北までが約630km。
沖縄を中心に考えると、地理的には日本の首都よりも台湾の首都の方が遥かに近いわけですから、台湾と沖縄の文化や風習が似ているのも頷ける話ですよね。


沖縄には先述した屋形墓の他にもう１種類、「亀甲墓」という形状のお墓があって、下の写真も同じ台湾で撮影したお墓ですが、どちらかと言うと亀甲墓に似ています。




沖縄にはシーミー祭という行事があり、旧暦の３月、新暦の４月頃にお墓の前に集まって宴会を開きます。
漢字で書くと「清明祭」。
祖霊との交感の場ですね。

台湾でも４月５日を「清明節」といい、お墓を清めご先祖を供養する日とされています。

清明はもともと中国の風習で、琉球王国は明の朝貢国であったし、台湾も中国と密に交易していたとされていますから、これらの類似は偶然ではないわけですが、それでも何だか不思議な気分。
親日国家として知られる台湾ですが、その背景にはこうした文化や慣習の共有があるのかも知れませんね。


＜関　連　記　事＞

◆台北の子連れ旅行にオススメ『台北市立動物園』。

◆台湾の『臭豆腐』を実際に食べてみたら案外アレでした。

◆台北で仮面ライダーエグゼイドになりました。

◆猫、ネコ、ねこ三昧（１）台湾の猫村【猴硐（ホウトン）】は猫カフェならぬ猫ヴィレッジでした。

◆猫、ネコ、ねこ三昧（２）台北郊外の町「十分（シーフェン）」にて。



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