台湾の『臭豆腐』を実際に食べてみたら案外アレでした。
by |2016-10-17 19:41:23|
皆様おはようございます。
「お墓の加登」広報スタッフブログ「カトカト日記」をいつもご覧いただきありがとうございます。
先日の日記をgooブログ「編集長のおすすめ」に選んでいただいた(該当記事はこちら)ので、今日も台湾ネタを引っ張らせていただきます。
今回、4歳になる息子を初めて海外に連れて行ったのですが、実は前回妻とふたり台北を訪れたのはぴったり5年前。
息子が生まれる3か月前のことでした。
つまり、息子にとって2度目の台北と言ってもあながち間違いではないのです。
実際、台北の空港に着くや否や「ここ憶えてる!」と叫んだというのはもちろん嘘ですが。
さて、今日は台北で食べたものをご紹介したいと思います。
基本的には宮廷料理B級グルメばかりですので、庶民の味、庶民の生活に触れてみたいという向きにはオススメです。
まずは初日にたまたま通り掛かった「八方雲集」。
石を投げれば八方雲集に当たると言われるほどの店舗数を誇るチェーン店だそうです。
台北市内だけで100店を超えるというから驚きですね。
とにかく驚くほど安く、味も上々。
店内もファーストフード店のように清潔なので、子連れでも安心して利用出来ます。
店内ではスタッフの方が餡を皮に包み続けていて、常に出来立ての餃子が供給されるのも素敵です。
メニューにオススメと記載されていた焼餃子。
日本以外の国では餃子と言ったら水餃子や蒸餃子なので、台湾まで来て焼餃子もどうかと思いましたが、このお店では結局これが一番美味しかったような。
水餃子。
好みの調味料をセルフで持ってきて、それにつけて食べます。
1個当たり5元(1元は約3.3円)前後の破格値で、ひとり200円もあれば十分お腹いっぱいになります。
八方雲集の次は「晴光市場」へ。
宿泊したホテル(最寄りは淡水信義線「民権西路」駅など)の近くにある小さな屋台街で、朝に晩にしばしば利用しました。
こちらは葱油餅。
ソースを塗って折り畳み、こんな具合にテイクアウト。
手軽で美味しいスナック感覚の逸品です。
台湾で夜市や屋台街に出掛けると、必ずと言って良いほど、日本人の多くが苦手とするであろう臭いに出くわします。
臭いの正体がこちら「臭豆腐」です。
どこかのブログに、臭いは強烈だけど食べてみると案外普通、みたいなことが書かれていたので、話の種にチャレンジしてみました。
いきなりてんこ盛りです。
激しい臭いに耐えながら、ひと口齧ってみます。
カリッ、ジュワッと食感は最高。
味はですね、思ったよりも、思ったよりも、思ったよりもニオイそのままでした。
ごめんなさい、家族揃って白旗です。
全部残してしまいました。
例のブログを見返してみると、意外と普通なのはコンビニで必ず売られている真黒な煮卵「茶葉蛋」のことでした。
息子が退屈し始めたため、タクシーを拾います。
その日は予定していなかった「士林夜市」へ。
初乗りが70元とリーズナブルなので、近場の移動には地下鉄よりもタクシーの方が便利です。
帰りのことも考えて、宿泊しているホテルの所在地が記載されたカードは必ず持参しましょう。
地下にある美食街は、何となく那覇の国際通りにほど近い「牧志公設市場」を彷彿とさせる雰囲気です。
空芯菜がシャキシャキで美味しいんですよね。
何故か日本で食べるとこのシャキシャキ感を味わえないので、台湾に来ると必ず空芯菜を食べるのが我が家のしきたり。
藤原鎌足。
夜食として例の晴光市場でテイクアウトしました。
鶏肉をまぶした鶏肉飯とチンゲン菜の炒めもの、オマケの煮卵です。
チンゲン菜と煮卵が半端でない美味しさでした。
もしやこれが噂の「茶葉蛋」?
よく分かりませんが、とにかくビールのおつまみに最高です。
こちらは2日目の晩御飯。
ご覧の通り鍋料理です。
ひとりにつきひとつずつコンロが設置されています。
日本にもこういうスタイルはあるのでしょうか?
こちらは妻が注文。
鶏出汁に塩レモン風味の味付けが施されています。
日本人好みのさっぱり味でした。
私は火鍋。
食べられないほどの辛さではなく、病みつきになる美味しさでした。
帰りにまたも晴光市場にてテイクアウト。
ニラたっぷりの水餃子です。
並んだ甲斐あって、ぷりぷりでかなりの満足度でした。
当たり前と言えば当たり前なんですが、美味しい御飯に有り付くには、地元の人々で賑わっているところを選ぶのが鉄則。
どんなに汚いお店でも、ほぼ間違いなく美味しいです。
こちらは3日目の朝食にと台北駅近くのお店でテイクアウトしました。
餃子だと思って購入したのですが、甘いソースがかかったお菓子でした。
最初は今ひとつだと思っていたのが、気がつくとハマっている自分がいました。
次来た際に再び食べるかと考えたら微妙ですが。
ローカル鉄道の旅から台北市内に戻り、行列の出来るお店「龍門客棧餃子館」へ。
前回訪れて余りに美味しかったため再訪です。
回転が早いため、さほど待たされることもなく店内に案内されます。
レトロな内装。
日本語メニューもあります。
地元の人ばかりで日本人なんて来るのかな? という雰囲気ではありますが、そこがまた穴場っぽくて楽しいです。
またまた水餃子。
前回の旅行は食い倒れが主目的だったため、様々な料理に挑戦しましたが、今回は子連れということでそれも叶いません。
せめてこれだけはとチョイスしただけに、やっぱり美味しい!
もはや別格の味ですね。
台湾では餃子は御飯代わり。
ひとり数十個の餃子に大量のおかずを何種類も頼んで平然と食べています。
地元の方々の目には、餃子だけを頼んで喜んでいる我が家がさぞ奇妙に映ったことでしょう。
考えてもみてください。
日本の定食屋さんで、御飯を肴にビールを飲んでいる外国人がいたらどう思います?
何故おかずを頼まなかったかというと、士林夜市で息子にマンゴーかき氷を食べさせる約束をしていたからなんです。
ついでに私達も何か食べようかな、みたいな。
甘いものは出来るだけ食べさせない方針なので、息子にとっては生まれて初めてのかき氷です。
台湾に行ったら特別に食べさせてあげると常々言い聞かせてきたので、それはもう楽しみにしていたんです。
その後は例の美食街にて雲呑麺を。
これが見事に当たりでした。
麺はそれほどでもないんですが、スープと雲呑が絶品。
日本の美味しい塩ラーメンと較べても良い勝負するんじゃないかと思われます。
海老雲呑だったらさらに美味しかったのではと思います。
同じ店で妻が頼んだ鶏肉飯。
排骨飯、魯肉飯と並んで三大台湾メシのひとつに数えられているとか。
息子も好きなのでついつい頼んでしまいます。
最終日の朝食は、もはや常連となった晴光市場にて。
昨夜の感動が忘れられず、雲呑麺と鶏肉飯を。
いずれも八角(香辛料)の味が効いていて、個人的にはちょっとだけ苦手な感じでした。
いかがだったでしょうか?
同じようなものばかり食べてて全く参考にならないかも知れませんが、とにかく安くて美味しい台湾の食。
皆様も機会があればぜひお試しください。
<関 連 記 事>
◆台北で仮面ライダーエグゼイドになりました。
◆台北の子連れ旅行にオススメ『台北市立動物園』。
◆台湾のお墓。
◆猫、ネコ、ねこ三昧(1)台湾の猫村【猴硐(ホウトン)】は猫カフェならぬ猫ヴィレッジでした。
◆猫、ネコ、ねこ三昧(2)台北郊外の町「十分(シーフェン)」にて。
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今回、4歳になる息子を初めて海外に連れて行ったのですが、実は前回妻とふたり台北を訪れたのはぴったり5年前。
息子が生まれる3か月前のことでした。
つまり、息子にとって2度目の台北と言ってもあながち間違いではないのです。
実際、台北の空港に着くや否や「ここ憶えてる!」と叫んだというのはもちろん嘘ですが。
さて、今日は台北で食べたものをご紹介したいと思います。
基本的には
まずは初日にたまたま通り掛かった「八方雲集」。
石を投げれば八方雲集に当たると言われるほどの店舗数を誇るチェーン店だそうです。
台北市内だけで100店を超えるというから驚きですね。
とにかく驚くほど安く、味も上々。
店内もファーストフード店のように清潔なので、子連れでも安心して利用出来ます。
店内ではスタッフの方が餡を皮に包み続けていて、常に出来立ての餃子が供給されるのも素敵です。
メニューにオススメと記載されていた焼餃子。
日本以外の国では餃子と言ったら水餃子や蒸餃子なので、台湾まで来て焼餃子もどうかと思いましたが、このお店では結局これが一番美味しかったような。
水餃子。
好みの調味料をセルフで持ってきて、それにつけて食べます。
1個当たり5元(1元は約3.3円)前後の破格値で、ひとり200円もあれば十分お腹いっぱいになります。
八方雲集の次は「晴光市場」へ。
宿泊したホテル(最寄りは淡水信義線「民権西路」駅など)の近くにある小さな屋台街で、朝に晩にしばしば利用しました。
こちらは葱油餅。
ソースを塗って折り畳み、こんな具合にテイクアウト。
手軽で美味しいスナック感覚の逸品です。
台湾で夜市や屋台街に出掛けると、必ずと言って良いほど、日本人の多くが苦手とするであろう臭いに出くわします。
臭いの正体がこちら「臭豆腐」です。
どこかのブログに、臭いは強烈だけど食べてみると案外普通、みたいなことが書かれていたので、話の種にチャレンジしてみました。
いきなりてんこ盛りです。
激しい臭いに耐えながら、ひと口齧ってみます。
カリッ、ジュワッと食感は最高。
味はですね、思ったよりも、思ったよりも、思ったよりもニオイそのままでした。
ごめんなさい、家族揃って白旗です。
全部残してしまいました。
例のブログを見返してみると、意外と普通なのはコンビニで必ず売られている真黒な煮卵「茶葉蛋」のことでした。
息子が退屈し始めたため、タクシーを拾います。
その日は予定していなかった「士林夜市」へ。
初乗りが70元とリーズナブルなので、近場の移動には地下鉄よりもタクシーの方が便利です。
帰りのことも考えて、宿泊しているホテルの所在地が記載されたカードは必ず持参しましょう。
地下にある美食街は、何となく那覇の国際通りにほど近い「牧志公設市場」を彷彿とさせる雰囲気です。
空芯菜がシャキシャキで美味しいんですよね。
何故か日本で食べるとこのシャキシャキ感を味わえないので、台湾に来ると必ず空芯菜を食べるのが我が家のしきたり。
藤原鎌足。
夜食として例の晴光市場でテイクアウトしました。
鶏肉をまぶした鶏肉飯とチンゲン菜の炒めもの、オマケの煮卵です。
チンゲン菜と煮卵が半端でない美味しさでした。
もしやこれが噂の「茶葉蛋」?
よく分かりませんが、とにかくビールのおつまみに最高です。
こちらは2日目の晩御飯。
ご覧の通り鍋料理です。
ひとりにつきひとつずつコンロが設置されています。
日本にもこういうスタイルはあるのでしょうか?
こちらは妻が注文。
鶏出汁に塩レモン風味の味付けが施されています。
日本人好みのさっぱり味でした。
私は火鍋。
食べられないほどの辛さではなく、病みつきになる美味しさでした。
帰りにまたも晴光市場にてテイクアウト。
ニラたっぷりの水餃子です。
並んだ甲斐あって、ぷりぷりでかなりの満足度でした。
当たり前と言えば当たり前なんですが、美味しい御飯に有り付くには、地元の人々で賑わっているところを選ぶのが鉄則。
どんなに汚いお店でも、ほぼ間違いなく美味しいです。
こちらは3日目の朝食にと台北駅近くのお店でテイクアウトしました。
餃子だと思って購入したのですが、甘いソースがかかったお菓子でした。
最初は今ひとつだと思っていたのが、気がつくとハマっている自分がいました。
次来た際に再び食べるかと考えたら微妙ですが。
ローカル鉄道の旅から台北市内に戻り、行列の出来るお店「龍門客棧餃子館」へ。
前回訪れて余りに美味しかったため再訪です。
回転が早いため、さほど待たされることもなく店内に案内されます。
レトロな内装。
日本語メニューもあります。
地元の人ばかりで日本人なんて来るのかな? という雰囲気ではありますが、そこがまた穴場っぽくて楽しいです。
またまた水餃子。
前回の旅行は食い倒れが主目的だったため、様々な料理に挑戦しましたが、今回は子連れということでそれも叶いません。
せめてこれだけはとチョイスしただけに、やっぱり美味しい!
もはや別格の味ですね。
台湾では餃子は御飯代わり。
ひとり数十個の餃子に大量のおかずを何種類も頼んで平然と食べています。
地元の方々の目には、餃子だけを頼んで喜んでいる我が家がさぞ奇妙に映ったことでしょう。
考えてもみてください。
日本の定食屋さんで、御飯を肴にビールを飲んでいる外国人がいたらどう思います?
何故おかずを頼まなかったかというと、士林夜市で息子にマンゴーかき氷を食べさせる約束をしていたからなんです。
ついでに私達も何か食べようかな、みたいな。
甘いものは出来るだけ食べさせない方針なので、息子にとっては生まれて初めてのかき氷です。
台湾に行ったら特別に食べさせてあげると常々言い聞かせてきたので、それはもう楽しみにしていたんです。
その後は例の美食街にて雲呑麺を。
これが見事に当たりでした。
麺はそれほどでもないんですが、スープと雲呑が絶品。
日本の美味しい塩ラーメンと較べても良い勝負するんじゃないかと思われます。
海老雲呑だったらさらに美味しかったのではと思います。
同じ店で妻が頼んだ鶏肉飯。
排骨飯、魯肉飯と並んで三大台湾メシのひとつに数えられているとか。
息子も好きなのでついつい頼んでしまいます。
最終日の朝食は、もはや常連となった晴光市場にて。
昨夜の感動が忘れられず、雲呑麺と鶏肉飯を。
いずれも八角(香辛料)の味が効いていて、個人的にはちょっとだけ苦手な感じでした。
いかがだったでしょうか?
同じようなものばかり食べてて全く参考にならないかも知れませんが、とにかく安くて美味しい台湾の食。
皆様も機会があればぜひお試しください。
<関 連 記 事>
◆台北で仮面ライダーエグゼイドになりました。
◆台北の子連れ旅行にオススメ『台北市立動物園』。
◆台湾のお墓。
◆猫、ネコ、ねこ三昧(1)台湾の猫村【猴硐(ホウトン)】は猫カフェならぬ猫ヴィレッジでした。
◆猫、ネコ、ねこ三昧(2)台北郊外の町「十分(シーフェン)」にて。
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