2013年2月4日(月)の鳴門ロータリークラブ例会は、国際奉仕委員会
の担当である卓話でした。卓話者は、鳴門病院院長の荒瀬誠治氏でした。
健康保険鳴門病院は、今年4月1日より独立行政法人 鳴門病院として
大変な組織変更をします。
平成18年~20年の低迷期を経まして、ほとんど閉鎖寸前の話まであった
鳴門病院を立て直すために、ご自身の私財まで投入して地域医療支援病院
になるために就任をされた方ですので、大変、ほかならぬ情熱と深く考えられた
中期計画と経営理念を話していただきました。
こんな素晴らしい医師であり経営者を鳴門病院も迎えることが出来るということは
この先の展開が明るいものになるだろうと思いました。
本来、鳴門病院は、鳴門市内で、大塚製薬、鳴門塩業に次いで3番目の雇用を行っている
職場として、地域に貢献している場所でありましたが、経営体質に長い間、問題があり
赤字体質の改善を図ることが出来ていませんでした。
現在、目標としていた地域医療支援病院としての認可をもらえるようになり、吉野川北部を
支える総合病院として、生まれ変わろうとしています。
救急車受け入れ回数も、徳島県では日赤病院、県立中央病院、徳島市民病院に次いで、4番目
に多い病院として、地域医療に多大なる貢献をしています。
経営者としての手腕も発揮されまして、慢性的な赤字の病院であった鳴門病院を今年度から
単年度黒字にすることが出来るようになり、これから本当に、地域完結型の地域医療支援病院として
生まれ変わる計画を立てているということです。
本当に情熱と頭脳と両方併せ持っている素晴らしい院長をお迎え出来て良かったと思います。