FRS

Performance Engineering

VG20ET 分解

2013-11-10 17:46:51 | 作業
車両に載っていたエンジンを分解&点検。


ベルト周り分解。特に問題無し。


カバー外して


ヘッド取り外し。こちらは右のヘッド、燃焼室側。左から1番、3番、5番。


同じく左側ヘッド。カーボンの堆積は全体的に少なめ。


ストレーナーはなぜかメッシュが変形。


親メタル。そろそろ交換時期といった感じ。



オーバーレイが結構剥がれてる。



オイルリングが固着気味。


クランク。ジャーナルの光沢感はいまいちかな。4ベアリングで負荷が大きいから仕方ない。


子メタル。中心だけ傷が。親メタルを見た感じだと、異物が回ってた訳ではなさそう。


リングの当たりはトップリング:べた当たり、セカンド:8割といった状態。オイルリングが固着しているので、ブローバイの増加やフリクションの増加が起こっていたはず。


クランクのピンを良く見ると、細かな打痕が。リビルドエンジンとの事なので、組み付け時にコンロッドボルトが当たったのかと思う。1番と4番の二箇所でピストン抜き取り確認、二箇所とも同様に傷が…。些細な傷でエンジンの寿命を左右する箇所なので、ピストン組み付け時には細心の注意を払って下さい。どんなにラッピングしても意味なくなりますぜ。ピストンスライダー使うと楽に安心して組めるのでお勧め。

結論:やっぱリビルド嫌い。


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