先日少し紹介したアウディーのV6エンジン、型式はASN。
5バルブの直打式のため、リフター直径が制限され、カムはこの尖りっぷり。何のための5バルブなのか…。
嫌な予感がするのもありバルブタイミングを確認してから分解。左右で5度以上のばらつきがありました。
VVT用のオイルラインにはシールリングが。ポルシェ等でもよくやる手法ですが、国産でここまでやってあるのは見たこと無い。
ドイツ人の質実剛健な気風によるものなのか。
オイルポンプはチェーン駆動で油面に沈むような配置。これもこだわりを感じるポイント。
ピストントップ、
シリンダーの様子
ベルト周りがオイルでべとべとだった原因が判明。フロントオイルシール、抜けてたw
クランクキャップはスタッドボルトに加え、横からも固定しキャップの倒れこみを防止。
5バルブの燃焼室。
続く
5バルブの直打式のため、リフター直径が制限され、カムはこの尖りっぷり。何のための5バルブなのか…。
嫌な予感がするのもありバルブタイミングを確認してから分解。左右で5度以上のばらつきがありました。
VVT用のオイルラインにはシールリングが。ポルシェ等でもよくやる手法ですが、国産でここまでやってあるのは見たこと無い。
ドイツ人の質実剛健な気風によるものなのか。
オイルポンプはチェーン駆動で油面に沈むような配置。これもこだわりを感じるポイント。
ピストントップ、
シリンダーの様子
ベルト周りがオイルでべとべとだった原因が判明。フロントオイルシール、抜けてたw
クランクキャップはスタッドボルトに加え、横からも固定しキャップの倒れこみを防止。
5バルブの燃焼室。
続く
排気側は逆にずれてたりするので、今回の誤差は冶具による組み付け時のバックラッシュ分+ベルトの伸び等の影響だと考えています。メーカー毎に設計思想や製造技術に差があり面白いです。
エンジン作動時はVVTで合わせちゃうので問題無いのでしょうが、気になりますね。
左右ブロックでの5度のタイミングずれは、設計からそうなっていると思います。引っ張られる側が遅れるので、多くのロングチェーン方式のv型はこのようになってます。
SSTで位置を決める車両は他にもありますが、どれも正直あてにならず、普通にバルタイ調整して組む事が大半です。
おお~、こうなってるんですね。
こいつのタイベル交換非常に嫌いでした(笑)
初めてやった時はカムスプロケフリーにしてベルト張ってからスプロケ締めてクランク回してカムホールドのSSTが装着出来ればバルタイOKとか恐怖でしか無かったですね。
しかも左右でSSTのかかり具合が微妙に違って納得出来ずに何度かやり直したり(笑)