多忙すぎて久しぶりの更新となりました。お待たせしてすみません。
当社の開発車輌の一台、インテRにLinkECUを取り付けちまちまとデータを作成していたのですが、常用領域は良い感じに仕上がっているのでダイナパックを使用して全開領域のセッティングを取ってみました。
車輌のエンジン仕様は基本的にフルノーマル、走行距離は19万6千km。16万キロ時点でヘッドのみオーバーホール、腰下はメタルのみ交換、ピストンリングは敢えて無交換。パワーの肝はヘッドでしょ?ってのを実証する為の仕様でオイルは減るものの狙い通り調子は良好。
セッティングを取った結果、中低速は純正ECUのデータもなかなかの点火時期になっており、大きなゲインは無し。VTECポイントは100回転程度低回転化するのが精一杯、それ以上変えてもトルクの谷間が出来て使い物になりません。ハイカム側の点火時期、空燃比を攻めることで11馬力程度の伸びとなりました。とりあえず9000回転まで回してますが、特に問題なし。調子良いです。
全開領域の性能向上は短時間で完了しグラフで明確に分かりますが、じっくりセッティングを行うことで低回転の踏み始めからトルク感が大きく向上しています。数字に表れない常用領域こそ気持ち良く運転するには重要だと思います。
とりあえずノーマルエンジン用の基本データとして販売できるレベルには仕上がった感じです。もう少し検証して基本データ入りのECUとして販売予定です。
来年は一世代後の名機のK20Aをベースに一台製作予定なので、今から楽しみです。
当社の開発車輌の一台、インテRにLinkECUを取り付けちまちまとデータを作成していたのですが、常用領域は良い感じに仕上がっているのでダイナパックを使用して全開領域のセッティングを取ってみました。
車輌のエンジン仕様は基本的にフルノーマル、走行距離は19万6千km。16万キロ時点でヘッドのみオーバーホール、腰下はメタルのみ交換、ピストンリングは敢えて無交換。パワーの肝はヘッドでしょ?ってのを実証する為の仕様でオイルは減るものの狙い通り調子は良好。
セッティングを取った結果、中低速は純正ECUのデータもなかなかの点火時期になっており、大きなゲインは無し。VTECポイントは100回転程度低回転化するのが精一杯、それ以上変えてもトルクの谷間が出来て使い物になりません。ハイカム側の点火時期、空燃比を攻めることで11馬力程度の伸びとなりました。とりあえず9000回転まで回してますが、特に問題なし。調子良いです。
全開領域の性能向上は短時間で完了しグラフで明確に分かりますが、じっくりセッティングを行うことで低回転の踏み始めからトルク感が大きく向上しています。数字に表れない常用領域こそ気持ち良く運転するには重要だと思います。
とりあえずノーマルエンジン用の基本データとして販売できるレベルには仕上がった感じです。もう少し検証して基本データ入りのECUとして販売予定です。
来年は一世代後の名機のK20Aをベースに一台製作予定なので、今から楽しみです。
Linkはアルテッツァ用もあるんですね。パワーFCより良いんでしょうか。やっぱりレスポンスがイマイチ・・・・。。。