FRS

Performance Engineering

2GR-FEエンジンのチューニング

2017-07-01 22:54:20 | エンジン 2GR-FE
おかげさまで多忙で更新が途切れがちになっています…。

今回はちょっと新しいネタです。

Lotus Evoraや現行のExigeに使用されているV6エンジンの2GR-FEってチューニングベースとしてはどの程度のポテンシャルがあるのか個人的な見解ですが掲載します。

まずはヘッド。動弁系はローラーロッカー+HLA、吸排気共に連続可変VVT付きで燃費と性能を両立するような構成になっています。バルブサイズも比較的大きくベースとしては悪くないと思います。ZR系と同様にオーバーレブでロッカーアームが脱落しそうなので特にシフトダウン時には注意が必要でしょう。

燃焼室の形状は低負荷時の燃焼を優先しているようなので、加工により掃気効率、高回転での充填効率など高まりそうです。


吸気側スロート部 ポートとスムーズに繋がるようにシート加工時に接続部をR加工してあります。段付きは軽減されていますが改善は可能です。


排気側スロート部 IN側と同様のR処理はありますが、段付がやや大きいです。加工することで性能向上するでしょう。

一通り手を入れて強化スプリング、作用角が大きなカム入れればNAでも楽しいエンジンになりそうな予感。

腰下編へつづく


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