先日、我が自治会は各家庭にこんな「無事ですたタオル」を配布しました。
昨年の大震災以来「緊急時の安否確認」が重要な課題となっています。大きな地震(震度5以上)が起きた場合、玄関前か門扉の目立つ場所に、この「無事ですタオル」を掲げてくださいとの案内状が添付されていました。
昭和52年に「幸福の黄色いハンカチ」という映画が作成され、武田鉄矢、高倉健、桃井かおり、倍賞千恵子が出演しました。
その後TBSや日本テレビでもドラマ化され放映されましたが、これに因んだ企画と思われますがまことに結構な企画と感心しました。いつでも取り出せるようにさっそく家の中に飾ってあります。
ただ私が感じたのは、無事が確認された家はいいけど、これが掲げられていなかった家にはどう対応されるのか全くコメントがなかったことです。民生委員や各自治体の班長が確認に来るということですが、このタオルが掲げられていない「無事でない」人達への適切な救援体制が最も望まれるところです。
追記:「黄色いハンカチ」運動というのがあるそうです。黄色いハンカチ推進本部によると、この黄色いハンカチは「幸福な」がついていません。これは困った人が出す「SOS」の合図だそうです。
これを見た人はその人を助けてあげてほしいと呼びかけています。